今日、節分(せつぶん、今も「せちぶん」と言うところあり。正月料理は「お節」(おせち)なのだから同じ)
今日の夕食は、巻き寿司だった。
老夫婦家庭にとっては、鬼も用意できないし、豆まきだってしない「節分」だった。しかし、付近のスーパーや少し高級な食堂などで、巻き寿司が、売り出されて賑わっているのにつられて、買ってきた。巻き寿司の好みは、寿司米(まい)にあるので、好みの店で買うことになる。少し甘みが多いのがいい。ネタは、アナゴが大きくて柔らかいのが好みだから・・。
おせち料理も、だじゃれのようなものだから「黒豆」(黒くなるまで、まめに働く)「くわい」(よく芽が出る)「こぶ」(よろこぶ)「えび」(腰が曲がるまで長生き)・・・・。節分も似たようなものだ。四節季(立春、立夏、立秋、立冬)の前日が節分だが、立春の節分のみが生き残った。
節季の変わり目は、世に邪気(鬼)がはびこるので、豆(魔滅)で追い払うのだ。
ところが驚いたことに、鬼追いも一様ではない。京都・福知山市の「大原神社(おおばら)」や黄檗宗の「東福寺」などは、「鬼は内、福は外」(神社に鬼を招いて、庶民に福を)だし、奈良県の神社や寺に至っては、「福は内、鬼は(も)内」が、かなりある。よく初詣に訪れる岡山の吉備津神社は、「ほら吹き神事」・・・・・・。
かくして、あまり変わり映えのない日常に、ひとつの行事が加わって、日常が少し揺らぐのが、うれしいのだ。
今日の夕食は、巻き寿司だった。
老夫婦家庭にとっては、鬼も用意できないし、豆まきだってしない「節分」だった。しかし、付近のスーパーや少し高級な食堂などで、巻き寿司が、売り出されて賑わっているのにつられて、買ってきた。巻き寿司の好みは、寿司米(まい)にあるので、好みの店で買うことになる。少し甘みが多いのがいい。ネタは、アナゴが大きくて柔らかいのが好みだから・・。
おせち料理も、だじゃれのようなものだから「黒豆」(黒くなるまで、まめに働く)「くわい」(よく芽が出る)「こぶ」(よろこぶ)「えび」(腰が曲がるまで長生き)・・・・。節分も似たようなものだ。四節季(立春、立夏、立秋、立冬)の前日が節分だが、立春の節分のみが生き残った。
節季の変わり目は、世に邪気(鬼)がはびこるので、豆(魔滅)で追い払うのだ。
ところが驚いたことに、鬼追いも一様ではない。京都・福知山市の「大原神社(おおばら)」や黄檗宗の「東福寺」などは、「鬼は内、福は外」(神社に鬼を招いて、庶民に福を)だし、奈良県の神社や寺に至っては、「福は内、鬼は(も)内」が、かなりある。よく初詣に訪れる岡山の吉備津神社は、「ほら吹き神事」・・・・・・。
かくして、あまり変わり映えのない日常に、ひとつの行事が加わって、日常が少し揺らぐのが、うれしいのだ。