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日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

破れ太鼓よ、ありがとう!

2006年10月11日 19時46分47秒 | 松井秀喜
【米大リーグ、ヤンキースのジョー・トーリ監督(66)は10日、当地のヤンキースタジアム内で記者会見し、来季も指揮を執ることを明らかにした。ヤンキースはプレーオフの地区シリーズで1勝3敗とタイガースに敗れ、一部のニューヨーク紙が2007年までの契約を結んでいる同監督の解任を報じていた。
来季がヤンキースを率いて12年目となるトーリ監督は「ジョージ・スタインブレナーⅢ(76)(破れ太鼓・オーナー)から電話をもらい、来期も監督だ、と言われた」と切り出し、地区シリーズでの敗退を「やるべきことをやってきて、突然終わってしまう。崖から落っこちるような感じ。ただ、これが私の人生だ」と振り返った。
プレーオフで不振だったロドリゲスやシェフィールドの起用法についての質問が繰り返されたが「投手だけが試合をコントロールできる。どんなに点をとっても、27アウトを取らなくてはならない」とかわし、投手陣の整備を第一に掲げた。

トーリ監督にとっては、最後のシーズン(’07年は最終契約年)か、永久監督(新球場以降まで)か、来シーズンは真価を問われる。
そう言う意味で、ニューヨークに帰って即「来年も監督だ」と、名物オーナーが声を出したことは、うれしいことでした。去年は、キャッシュマンGMの契約まで遅くなり、松井秀喜の契約がどうなるのかと、やきもきしたものでした。それがこのスピード。新球場(全部、土地も球場も自己資本の大金持ち)の落成披露式でも、(暑いからと)挨拶も一言で会場を後にした破れ太鼓も、この監督留任の決断は、ニューヨーカーや地元メディアも驚いて、そして歓迎したことでしょう。

一口メモ: George M SteinbrennerⅢ(ジョージ・M・スタインブレナー三世)は、ヤンキース捕手と同じ名前の「ジョージ」ですが、捕手はスペイン語ですから、Jorge Posada(ホルヘ・ポサダ)となる。