日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

僕は泣いちっち

2006年07月10日 19時40分00秒 | 気まま日記
W杯ドイツ大会のMVPは、準優勝チーム(フランス)の「ジダン」選手となった。貧しい移民の子(アルジェリア移民二世)として育ち、両親が食うのも控えて捻出した3万円で、高級なサッカーシュウズを買い与えたエピソードは有名です。そして、今大会をもって現役を引退することも周知の事実です。
MVPを優勝チームではなく、他のチームの選手に与えることにも異論はありません。しかし、ジダンとは驚きました。
昔の歌に「僕は泣いちっち」(作詞・作曲 浜口庫之助、歌 守屋浩)というのがありました。・・・・・なんで、なんで、なん~で、どうして、どうして、どうして~ジダン(東京)がそんなにいいんだろ~・・・・
流れの中で犯した反則ではない。反動をつけて後ろに引いたあの見るからに硬い石頭を相手の胸(みぞうち)に思い切り叩き込んだのは、35億人が見たようだ。最後の試合だというのに「晩節を汚す」という行為で残念だった。武士道精神(騎士道精神)やスポーツマンシップを微塵も感じられないのは、サッカーの常なんでしょうか。よしんば、人種差別的な言葉を投げつけられても、「我慢の子であった」でいて欲しかった。【イングランドの『ガーディアン』紙は、「マテラッツィがジダンを“テロリスト”呼ばわりしことが発端だ」と報じている。】(フランスは人種の坩堝です。多くの移民を受け入れてきたが、今その弊害が・・・宗教での差別になっている。それを踏まえた発言だが)・・・最後の試合でしたから残念で・・・。選んだのは・・・・、FIFAのバカヤロー!