ＢＳＥ発症

2005/02/04 friday
ＢＳＥ（牛海綿状脳症）による新型ヤコブ病の患者が出た。患者はすでに死亡しているが、英国への渡航暦（１９８９年に１ヶ月ほど）があり、当時、内臓を含む牛肉などを食べたと考えられるらしい。発症までにかなりの時間があるのが、対応の出来ない病気だ。脳が侵されるので、記憶などに障害が出て、最後は全身痙攣が起こり歩けなくなるのは、牛の場合と同じだ。（英国では１４０人近くが死亡）
米国の牛肉輸入は相当の圧力がかかり、２年以内の牛は検査で発見できないので、輸入を許可しようという動きがある。２年以上の牛が紛れ込むのは簡単だ。なにせ全頭検査は米国の食肉団体が反対して、どうしても同意しない（軍需産業につぐ強力な圧力団体だ）。一部の業者は全頭検査をして輸出したいのだが、大業者が「うん」と言わない。困ったものだ。発症まで長い人では１０年も１５年もかかるので、全頭検査の国産（やはり、時々発見される）を、高くとも食べるべきだろう。
風邪がこじれている、使い捨てのマスク（１０枚入り）を購入。ホットオレンジを飲む。咽がはしかいので、「クララ」２４袋入りも購入。