雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外 番外-5 M63 ひまわり銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2023年02月09日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
今回も距離の近い順に 書籍『大宇宙SCALE』には未掲載の りょうけん座のM63銀河をピックアップしてみました。
この銀河の別名は、渦を巻いた銀河の腕に細い暗黒帯がからんだ姿から、ひまわり銀河と呼ばれています。
( 書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は 主にWikipediaに記載の距離を参考にしています )

Ⅲ 銀河系外
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番外-5 M63 ひまわり銀河 2670万 光年 
M63(NGC5055):種別 渦巻銀河 明るさ 8.6 等級 見かけの大きさ 7.7 × 4.5分角 星座 りょうけん座
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この銀河の直径は10万光年で 私たちの天の川銀河とほぼ同じ大きさなのですが、
写真で撮るには 明るいわりに見かけの大きさは10分に満たないため、長焦点の鏡筒が必要な銀河です。
それでもその個性的な姿から何度も撮影してきました。

M63 ひまわり銀河 のクローズアップ(トリミング)画像です。 ↓
元画像から 縮小なしで切り出しているため画像がかなり荒れていますが この銀河の特徴はわかると思います。
( 写っている周辺の星々は私たちの天の川銀河内の恒星です )

上の画像のトリミングなしの全体画像です。 ( 元画像を30%に縮小した画像 ) ↓
撮影データにある通り、この画像は2019年と2021年に撮った2年分の撮影画像から作成したものです

見かけは小さめでも、何度も撮ってみたくなる魅力を持った銀河です。

おまけで2017年に撮った画像も。(処理次第で色合いも雰囲気も変わる例として)
最初の画像はフルサイズカメラで撮ったものですが、こちらはより画素が細かいAPS-Cカメラで撮っています

最初に掲載した画像で2021年3月の画像を撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 四角枠が上の画像の撮影範囲です )
2021年 3月 9日 3時46分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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満月を過ぎ月の出が遅くなってくると、ズィーティーエフ彗星が気になりだします。
ただこの先の週間予報は雪は降らないものの みぞれ か 雨。
やはり冬に来たこの彗星、ご縁がなかったのかな。

町内の消火栓の除雪当番が回ってきましたが 団地内の排雪作業が進み今年は楽勝です


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2 コメント

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消火栓当番? (さすけ)
2023-02-10 19:07:11
消火栓当番ってあるんですね~。
あれっ、さすけ宅用?の消火栓ってどこにあるんだろ?

「ひまわり銀河 2670万 光年」。
文献によって随分違うみたいです。
1000万光年なんか誤差のうちなんですね~(^^)/~~~
どれが正しい距離か? (雲上(くもがみ))
2023-02-10 20:35:12
さすけさんこんばんは。
あれっ、雪国上越市ならどこの町内も消化栓の除雪当番があると思ってました。
わが団地内には地上式消火栓は2か所、地下式は4か所あります。
火災発生時はホースを何本も接続するので、案外近くには見当たらないかも。

銀河までの距離は見る資料によってずいぶん違っていますね。
むろんがどれが一番近いのか、私にわかるわけはありません。

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