雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

『創造の柱』は 想像しているより小さい(M16わし星雲)

2020年08月28日 | 天体写真(星雲・星団)
19日夜の2タイトル目はへび座(尾部)の M16わし星雲 でした。

M16 わし星雲  (へび座)  
M16:距離 7000光年 視等級 6.4 視直径 7’(?) 散光星雲・散開星団 
( 画像クリックで 元画像の25%で表示します )
( ほぼノートリミング 上方向が 北 になります )
撮影DATA : 2020/ 8/ 19 21:49’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成f=1,386mm)
露出 分 × 24枚  ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2
24枚撮って すべて良好なガイド結果でした

一見すると大きく広がった薄赤いだけのこの星雲を有名にしたのは、 
1995年 ハッブル宇宙望遠鏡で撮った中心部の画像が公開されたから。
創造の柱』と呼ばれたその構造物はわし星雲の中央部、例えて言えば鷲(わし)の足の爪の部分。
上の全体画像からその部分を切り出してみました。 ↓
( 縮小なし等倍画像からトリミング )
この柱で何が ”創造” されているかと言えば  です 。

この「創造の柱」を撮りたいばかりに、庭撮りにはやっかいな南天のこの星雲を毎年のように撮っています。
どう厄介かというと・・ 

( 画像クリックで星座名を表示します )
↑ わし星雲を撮影中のおりおんショットですが
前回の三裂星雲にくらべれば少し高度がある反面 撮影中の電線通過が避けらません。

実はこの夜のメインタイトルだったため 星雲の南中時刻から撮影開始したのですが
その1枚目の撮影画像は・・ ↓
右側の黒い影は 電柱の構造物によるもの

電柱・電線通過まで待つのがもったいなかったため
当初予定の無かった「三裂星雲」を撮影する事になりました。

結局、わし星雲の撮影開始が 南中から1時間半後になってしまいました。
3分露光なら画像30枚分、ほんとにもったいなかった。

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困りました。
熱帯夜にも負けずに撮影して 画像ストックもできたのですが、
画像処理用のディスクトップPCのある趣味部屋が
連日30℃越で近づけません。(わたしの身体よりPCが心配で)

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