雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

100日ぶりの星空に満月過ぎの月が上がる

2020年02月13日 | 天体写真(星雲・星団)
すごく久しぶりに昨夜(11日夜)は朝まで雲がないという予報でした。
前回 星が撮れたのは去年の10月末でしたので
約100日ぶりの星空になります。

ところがこの夜は満月を過ぎた明るい月の出が19時39分。
それでも これで撮らなきゃ趣味とは言えない。
明るいうちから機材を設営しました。
鏡筒にアルミホイルを巻いた R200SS は今回初めての出番になります

建築中のお向かいさんは幸運にも平屋だったのですが、
暗くなってみると 家の高さの他にも問題があることがわかりました。
自宅敷地内にある電柱の防犯灯に照らされてまぶしいほど・・
ですが、撮影前に電柱に上って『防犯灯隠し箱』をかぶせると・・ ↓
( 上と同じ露光時間で撮影しています )
矢印の先が『防犯灯隠し箱』をかぶせたLED防犯灯
窓の反射もありますが、それより部屋の照明の方が問題になるでしょう。

肝心の撮影の方ですが、この夜は月の高度が高くなるまでということで
明るめの「ばら星雲」を撮る事にしました。
南中するのは21時ころなので、それまでの時間つぶしで馬頭星雲を短時間露光で。
馬頭星雲 付近 (オリオン座) 
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 2/ 11 20:15’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成f=760mm)
露出 分 × 24枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
1分という短時間露光としたのは月明かりというより、まだ市街の灯火で明るかったため。

撮影中の様子です。 ↓
手抜き撮影でピンボケですが、これでも4枚コンポジットしています

このあと撮ったばら星雲の処理はこれからですが、
月が高くなったためあまり期待していません。

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晴れたのはこの夜だけで、週間予報はまた雨続きに。
記録的な暖冬も星空にはちっとも貢献していません。
むろん、雪のない暖冬は大歓迎ですが。

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2 コメント

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銀色シートの効果はどうでしょうか? (あぶさん)
2020-02-13 21:25:14
 寒さにも負けず、少しでも可能性があれば設営する雲上さんを見習いたいのですが、私は部屋でぬくぬくしていて抜け出せません・・・。

 ところで、銀色シートの効果はいかがでしたでしょうか? 私はだいぶ前に100均でシートを購入したのですが、まだ袋に入ったままです。実戦投入した評価を楽しみにしていますので、よろしくお願い致します。
返信する
効果の検証結果は・・ (雲上(くもがみ))
2020-02-14 00:23:41
あぶさんさん こんばんは。
確かに寒い夜でしたが、撮影は室内からリモート撮影でぬくぬくしています。
アルミホイル巻き鏡筒の効果が気になりますよね。
以前の鏡筒なら朝には霜がびっしり着いて、鏡もひどい事になっていました。
今回は・・?
残念ながら月が高くなった23時頃に撤収したので、検証ならずでした。
それでもカメラボディに霜が降り始めていたのですが、
鏡筒および鏡には大きな変化なし。
効果の判定は次回の徹夜撮影までおあずけとします。
返信する

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