雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

奇妙な形の銀河 NGC3718(おおぐま座)

2018年03月14日 | 天体写真(系外銀河)
ここにきてやっと星が見れるようになりました。
ただ春霞なのかモヤなのか透明度はさえません。
10日夜、きりん座のNGC2403の後に撮ったおおぐま座の変わった形の銀河です。

NGC 3718 付近  (おおぐま座)
(  画像クリックで 元画像の25%まで拡大表示できます  ノートリミング )
(  になります )
撮影DATA : 2018/ 3/11am 0:13’~  Vixen VC200L+ レデューサーHD (合成f=1,380mm F7.9 )
露出 20分 × 枚 + 分 ×  ISO 3200 LPS-D2 FIL Cooled 60D (冷却 オフ CCD温度 約+3℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7

中心部のトリミング画像です。 
H C G ・・・ヒクソン・コンパクト銀河群
NGC3718 は何度見ても奇妙な形の銀河で距離は約5000万光年。
そのすぐ南側に10倍も遠くにある(約4億光年)5個からなる銀河の群れが偶然重なって見えています。

撮影中の様子です。
30秒の三脚固定撮影ですが、これでも5枚コンポジットしています
透明度の悪い空で、2時過ぎには星が見えなくなったので撤収しました

前回記事のNGC2403の画像は全体に赤みがかっていたので、
画像処理をやり直しました。
( 画像クリックでトリミング無しの画像を表示します )

天体写真で写す対象のほとんどは何年たっても同じ姿しか見せないので
飽きがこないためには撮る側が変化するしかありません。

そこで今年は春の系外銀河シーズンに先立って
新レデューサー新光害カットフィルターをポチったのですが、
他にもう一つ試してみたいことが・・

2年前に いっささん からいただいたコメントで、
PHD2 Guiding でもできるディザリングの紹介がありました。
それは1枚撮影するごとに「ディザー」ボタンをクリックするというもので
これまで まだ試したことはありませんでした。
効果は別にしてまずはできるのかどうか、この夜の撮影の中で試してみました。

その検証結果については次回の記事で

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早い年は2月中頃には初物をいただいていたのですが
今年は雪が多くまだ先だろうと思っていました。
それでも気になっていつも早く出る場所に出かけてみました。

春の香りのふきのとう

まだ数は少なかったのですが 夕食に天ぷらにしていただきました。

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いつもポチッとありがとうございます。
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