雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

リベンジというより追加露光 M63 ひまわり銀河

2024年05月01日 | 天体写真(系外銀河)
黄砂の夜2夜目(4/14am)に撮ったM63ひまわり銀河です。
りょうけん座のこの渦巻き銀河は黄砂の夜一夜目(4/13am)にも撮っているのですが、
ガイド不安定で6分露光35枚中10枚しか使えなかったため、連続で晴れた翌夜に撮りなおしました。
掲載した画像は2夜分合わせて6分露光24枚の撮影画像を処理したものです。
その意味では2夜目はの撮影はリベンジ撮影というより、追加露光を目的としたものになります。

 M63(NGC5055) ひまわり銀河 (りょうけん座) 
( 元画像の 50%に縮小 ほとんどノートリミング )
( 上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2024/ 4/13 00:26’~・ 4/14 02:30’~ Vixen VC200L(レデユーサーHD) (合成fl=1386㎜)
露出 6分 ×10枚(4/13) + ×14枚(4/14) (総露光時間144分)Gain150  Offset1 LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・オートガイド・撮影) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理はまじめに行っています
黄砂のせいか、やはり淡い部分の写りはこれまでの画像と比較しても満足できるものではありませんでした。

ここで過去にデジ一眼で撮影した画像との比較をやろうとしたのですが、
この2月にも今回とおなじ鏡筒・カメラでこの銀河を撮影していましたので、
いっそのこと
更に6分露光17枚も加えた総露光時間246分(4時間36分)の画像にしました。 ↓
総露光時間が増えたにもかかわらず、思ったような画像改善となりませんでした。
撮影時のメモから2月の撮影日はシィーング不良でガイドが安定せず、
結果として解像度の向上に結び付かなかったようです。(むしろ劣化している?

撮影時の空の状態もわかる恒例の「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 4月14日 02時47分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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「星のふるさと館」での最初で最後(?)の私の天体写真展が始まって
二週間近くたちました。
この先ふるさと館が閉館となる11月下旬までの長丁場の展示となることから、
ゴルデンウィークが始まる27日にふるさと館までご挨拶に行ってきました。
こんな山の上までやってきてくれた皆さんへの感謝の意味もこめて
以前プリントしておいた「天体写真アルバム」を見に来ていただいた皆さんに
お渡しして欲しいとお願いしてありました
今回は春・夏 編としてスタートして、9月ころには秋・冬 編に展示写真を入れ替える予定です。
秋・冬 編のプレゼント用写真も100枚近く残してあります

「天体アルバム」の作成は現在はやめていますが、プレゼントした10年分の写真の画像は
ブログ画面の左側の”カテゴリー”からも見ることができます。
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