くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

ミディアム5 第3話「刻まれた罪状」

2010年05月19日 | ミディアム
アリソンはゴミ置き場で指紋のない男の遺体が発見されるという事件現場に立ちあうが、その時現場近くに捨てられていた電子レンジに、急に欲望をかきたてられて持ち帰る。
帰宅したジョーが見たのは、子供たちの世話もほったらかしにして、夢中でレンジを解体するアリソンの姿だった。
その後、ジョーの会社でエンジニアとして働くブルワー夫妻を夕食に招いたところ、再びアリソンはその支度も忘れてとりつかれたようになって作業をしていた。実はアリソンが作っていたのは肥料爆弾で、あわてたジョーがとりつくろって事なきを得た。
アリソンがとりつかれていたのは、遺体の男がかつて判事殺害の爆弾テロリストのスローカムだったことに起因していた。そしてブルワーと接触したときに見たビジョンから、彼がスローカムと関係があることが・・・

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あれ?これアップしたつもりがしてなかった?

親を憎みつつも、そのコントロール下にある時は、理不尽と知りつつも愛されようとしてしまうのが子供。
愛されたい、自分の居場所を手放したくないという思いから、テロの実行に手を貸してしまった過去に囚われ続け、決して逃れることができないブルワー・・・
彼がいいひとであればあるほど、その罪から逃れられない宿命なのだろう。
子は親を選べないというけれど・・・これはあまりにかわいそうだ。

ところで、今回少年時代のブルワー=アーロを演じていたのはパトリシア・アークエットの息子エンゾくん。まぁこんなに大きくなって・・・
ずっとママがらみの作品についでのような感じで出演していたのだけど、今回のはかなり本格的だった。そして独り立ちしてママとは関係ない作品に出るようになっているようなので、演技にめざめたのだろうか。
アーロがスローカムの気を引くために肥料爆弾を作ってみせて抱きしめられる瞬間、一瞬こわばったように体を引いて、普段から暴力があるんだなというのを匂わせるシーンなど、ぎこちないながらもなかなか可能性を感じた。
何しろアークェットファミリーの後継者だから・・・色々プレッシャーは大変だろうけど、頑張って行って欲しい。

アリソンの欲望のトリガーというか、ラベンダーの香り的な使われ方をしていた曲はColdplayの「Viva La Vida」。
これを見た数日後、スーパーでいきなり「ちゃっちゃっちゃっちゃちゃー♪」と流れてきて、きゃーやめてーと思わず何かピカピカしてないかと周囲を見渡してしまった。
もしレンジが光ってても、私には解体できないわ・・・

しかしブリジーは横幅だけじゃなくて態度もでかく成長したことだ。
マリーたんにお手伝いを「外注」するとは・・・悪いことばかりすぐ覚えるんだから。
ところで2010年秋のCBSラインナップに「ミディアム」はギリギリ危ないところだったようだが、なんとかセーフ。霊能者二本立て企画で並べて放送されていた「ゴースト」がキャンセルになったのによく助かったものだ。
この先もブリジーたち三姉妹の成長を見届けることができるのは本当に嬉しい。なんとかテコ入れしてもらって、長く続いていって欲しいものだ。
大作やロングヒットなど、思わぬ作品の首切りがショッキングだった今回のアナウンスだったが、何とか生き残ったのは強い霊の御加護あってのことかも?リアルアリソンがキャンセルを予知してくれるかな・・・


【 脇俳優チェック 】

◆極右テロリストミッチェル・スローカム .... Xander Berkeley
「24」第1~2シーズンで、CTUのLA支局長ジョージ・メイソン役を演じて知名度が一気に上がった。
「メンタリスト」第1シーズン2話では、ナパ郡の保安官役。
「クリミナルマインド」第4シーズン7話「悪夢の結末」では、20年以上前にリードの地元でライリー少年の事件を担当したハイド刑事役。
「ボストンリーガル」第4シーズン11話「デニ-の単独飛行」では、デニーの知人ペネロピの夫殺しの事件の担当検事役。一筋縄ではいかないデニーとの法廷対決に苦心する。
「ザ・ホワイトハウス」第7シーズン21話「岐路に立つCJ」では、CJに退官後の仕事についてオファーしてきた大富豪のフランクリン・ホリス役。100億ドル用意して基金を立ち上げるから好きにやってみてくれと言われ、CJは自分のやりたい事ができると関心をもつ。
「BONES」第3シーズン6話「燃え尽きた優等生」では、ジェファソニアンの所長バンクロフト博士役。ジェファソニアンの実習生殺害の捜査によって、裏で古物密売の指示を行っていたことが発覚。
「CSI:科学捜査班」第4~5シーズンには、ネバダ州保安官のアトウォーター役で登場している。歴代保安官同様グリッソムらに何かと捜査でプレッシャーをかける立場だが、第4シーズン9話「愛の毒薬」では車の爆発炎上事件に居合わせたため、一層プレッシャーが大きかった。
「ER」第5シーズン9話「幸せに ルース・ジョンソン」では、8歳の少年による友人殺害事件を担当した刑事役で登場。しかし犯人が8歳では逮捕することもできないと判断する。
映画「エアフォースワン」では、シークレットサービスだが実はテロリストの一味だったギブス役。
「ターミネーター2」では、ジョン・コナーの養父トッド・ヴォイト役。ジョンの足取りをたどってきたT-1000によって殺害されてしまう。
「アポロ13」では、NASAの広報担当ヘンリー・ハート役。
「クローザー」第5シーズン12話に登場予定。
「24」で共演したニーナ・マイヤーズ役のSarah Clarkeと結婚して、2006年に娘が誕生している。

◆ジョーの会社のエンジニアのブルワー .... Kevin Corrigan
「ダメージ」第2シーズンでは、ケンドリックが株価操作のために使おうとしたトレーダーのフィン役。ところが売春婦と一緒に麻薬所持で逮捕されてしまう。
他に映画「バッファロー66」「グッドフェローズ」など。「フリンジ」第2シーズンに登場予定。
妻は「アマデウス」でモーツァルトの妻コンスタンツェ役を演じているElizabeth Berridge。

◆スローカムの息子アーロ .... Enzo Rossi
パトリシア・アークェットの長男。パトリシアの初婚はニコラス・ケイジとだが、それ以前の未婚での出産。父親はPaul Rossi。
デビュー作はショーン・ペン監督映画「インディアン・ランナー」(パトリシア出演作)。デビューと言っても2歳の時だから・・・。
映画「ラングーンを越えて」(パトリシア主演作)では、パトリシア演じるローラの息子役。最近やっと独り立ちの作品が出てきている模様。

◆ブルワーの妻デビー .... Lois Atkins
「NUMBERS」第4シーズン4話「数秘術の暗号」では、犯行現場に使われていた金箔の購入者で容疑をかけられたジャレッド・パーの妹役。「兄は誰かに利用されたのだ」と言う。

◆タバコの誘惑に負ける男 .... Mark Colson
「CSI:NY3」9話「死の天使に乾杯」では、病院の水槽を管理する清掃員ケヴィン・グリーン役。彼がニコールにジュースを飲ませたせいで唇に魚の餌が付着。
「Heroes」第2シーズンでは、クレアの通う高校の教師ザーン役。
「エンジェル」では、「黒い棘の会」のメンバーの弁護士イジー役を演じていた。

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