くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「アグリーベティ2」第9話「新生『モード』」

2008年11月30日 | アグリーベティ
もうすぐクリスマス、ベティは伝統にこだわって、母が生きていた頃のやり方でツリーを飾りつけようと主張したため、新しいことにチャレンジしたいヒルダたちは不満顔。
しかしそれはベティにとっては、モードに戻らないと決めたもやもやからクリスマスに気持ちをそらしているだけだった。そんなベティの前に死んだはずのブラッドフォードが姿を現す。ブラッドフォードは「自分はベティの罪悪感の表れだ」と言う。
ベティはブラッドフォードの葬儀には参列するが、そこにウィルミナもやってくる。しかし、囚人服で参列していたクレアによって墓穴に突き落とされたウィルミナは、とうとうモードを破滅させることを決心。モードの最新号のデータをすべて削除して、新マガジン「スレーター」の創刊を宣言、スタッフを根こそぎ引き抜いてしまったのだった。
ダニエルとアレクシスは、残ったスタッフでなんとか最新号を出そうとするが、締め切りはもう目の前に・・・

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久々に見たトゥルーは壊れていた・・・
あれでぶっこわしのシーンを偶然撮影して、意外性のある表紙が・・・っていう話なのかと思ったらそうじゃなかったので、アレ?って感じに。
トゥルーの登場シーンがあまり意味がなくて、その点なんだか肩透かしだった。せっかく久々のトゥルーだったのになぁ。

生首ブラッドフォードとか、アロハブラッドフォードとか、ブラッドフォードオヤジは亡くなってからの方がいい味出しているような気がする。これからベティの罪悪感がむくむく湧き出ると、間違った方向でのコスプレなブラッドフォードが見られるのだな!(違)やはりラテンの男なら上半身もろ脱ぎを期待だ(それコスプレじゃないし)。
はじけたクレアと死後のブラッドフォードの夫婦漫才を見てみたいものだが、霊媒なしではもはや無理か。
そうすると、ベティがジェニファー・ラブ・ヒューイット(「ゴースト」で死者のメッセージを遺族などに伝えるメリンダ役)かい!二人の共通点は・・・巨乳くらいだろうか。
ブラッドフォードは「ゴースト」風に最後光の中にとけていったが、あれだと成仏したことになるような・・・でもまたブラッドフォードは化けて出るようなので、オヤジはほんとにしぶといな。

でも、どっちかというとベティのところに化けて出るより、次に出てくるとしたらアマンダやマークのところがいいなぁ。特にアマンダは今誰かの助けが必要な立場だし。ブラッドフォードが「降りて」あげればいいんじゃなかろうか。ウィルミナのところに化けて出てビビらせるのもいいかも。
今までブラッドフォードは、クセモノ揃いの「ベティ」の中で、どうも今ひとつキャラがもてあまされてる感じだったのだが、ここに来てやっとポジションをつかんだような感じだ。
これからのブラッドフォードに大いに期待したい。

アレクシスと印刷屋のミルフリーとのおかしなやり取りにはニヤニヤしてしまった。アレクシスが妙にかわいかったというか、このところ「男」な演技が多かったので、キュートさが際立った。
同じ「変身」を遂げたのでも、受け入れてくれる人のいるアレクシスと、家族の思いを汲み取れなくて逆に愛情を読み違えているウィルミナとでは、差がついてしまってウィルミナがかわいそうなくらいだ。父親のスレーター議員は、決してウィルミナを愛していなくて冷たいわけじゃないのがわかって、まるで「ヤマアラシのジレンマ」のようだ。
これで「スレーター」は立ち上げに失敗したわけだが、まだウィルミナがただつぶれて手をこまねくはずはないし、アレクシスとダニエルのやっつけなビギナーズラックがこの先いつまでも通用するとは思えないので・・・
まだまだこれからモードは前途多難、かも。


【 脇俳優チェック 】

◆女優のキャメロン・アシュロック .... Eliza Dushku
「トゥルー・コーリング」の主人公トゥルー・デイヴィス役でおなじみ。
「バフィー ~恋する十字架~」では、第3シーズン以降にスレイヤーのフェイス役でサブレギュラー。バフィのスピンオフの「エンジェル」にも同じフェイス役でゲスト出演している。
映画「チアーズ!」では、ヒロインのトアのチアリーディングのチームメイトミッシー役を演じて、トア役のキルスティン・ダンストを食う演技を見せている。
「トゥルーライズ」では、シュワルツェネッガーとジェイミー・リー・カーティス演じる夫妻の娘ディナ役。

◆ウィルミナの父のスレーター議員 .... Ron Canada
初登場は第1シーズン3話「クィーンズの絆」。ウィルミナは彼に会えるのを心待ちにしてあれこれ準備して待っていたが、議員は冷たい態度で失望させられてしまうのだった。
「BONES」第3シーズン2話「青空に散った正義と真実」では、過激派NLAをずっと追ってきた担当FBI捜査官サム・レイリー役。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン4話「亡命ピアニスト」以降、国務次官のセオドア・バロウ役で出演している。北朝鮮のピアニストジェイが亡命の意思を示したことについては、NOを唱える主導的立場をとっていた。
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン10話「ともしび」では、ジャスティンが従軍のための出頭に猶予をと起こした裁判で、米軍側の代表(ヘンドリクス准将)役。ジャスティンの思いを汲んでクリスマスの奇跡を起こす。
「CSI:3」7話「ラスベガスの掟」のボクシングの試合中死亡したボクサーの事件で、死亡したチャンピオンのラロイ・スティールのマネージャージェリー・バローン役で登場していた。スティールがパンチドランカーになっていて無理な出場だと分かっていたバローンは、早く試合を終わらせて助けようと止血剤をすり替えていた。
「フェリシティの青春」では、懲罰委員会になると出てくる学部長役を演じている。
「ボストンリーガル」では第2シーズン以降判事役で登場している。

◆アートディレクターのヴェロニカ ....  Wendy Benson-Landes
モードに残ったスタッフの一人。
「ビバリーヒルズ青春白書」第4シーズン1、2話では、ミネソタの大学に進んだブレンダの幼馴染でルームメイトのダーラ役で登場。いつまでもミネソタになじめないブレンダを内心嫌い、親友のはずが裏で悪口を言っていたことからブレンダがミネソタを去るきっかけとなる。
「Xファイル」第3シーズン13話「星」では、連続高校生変死事件で悪魔教の儀式を目撃した二人の女子高生のひとりマギー役。
夫は俳優のMichael Landes(「新・スーパーマン」のジミー・オルセン役など)。

◆印刷屋のハーベイ・ミルフリー .... David Steinberg
ジョージ・ルーカス製作、ロン・ハワード監督のファンタジー映画「ウィロー」で、主人公で小人族のウィローと一緒に人間の赤ん坊を人間のもとへと返す旅に出る、親友のミーゴッシュ役を演じている。
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「アグリーベティ2」第8話「母の思い 父の願い」

2008年11月26日 | アグリーベティ
結婚式の途中で倒れたブラッドフォードはまだ意識が戻らず、混乱が続いていた。
ニュースを聞いたベティは病院に駆けつけるが、ダニエルに無視されたことでモード退社の決意を固め、オフィスに私物を引き取りに行く。ところがそこでベティは「モードに入った頃の自分」と出会い、今の自分を見つめなおすことになる。
ところが帰宅したベティは、自室にクレアとヨガが隠れているのを発見。国外逃亡することにしたクレアだが、その前に「子供たちを守るために、ブラッドフォードの遺言状を見てきて」とベティに頼み込む。
一方、ダニエルに病室を「家族じゃないから」と追い出されたウィルミナは、モードを自分の手におさめるためブラッドフォードの遺言状を確かめようと、ブラッドフォードのオフィスにやってくる。
ところがクレアから頼まれたベティとヘンリーに出くわし、遺言状をめぐるバトルが勃発する・・・
ダニエルはブラッドフォードに「愛している」と伝えていないことが心残りだった。そんな思いが通じたのか、ブラッドフォードは意識を回復するが・・・

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「ダニエルを頼む」と、ブラッドフォードから守護天使にされてしまったベティ。
そんなに見込んでいるのなら、前回の捨て身の「異議あり!」の時に信じてあげてほしかったな。そしたら血圧も上がらず倒れることもなかったろうに。
でも、まだブラッドフォードの出番はなくならないようなので・・・オヤジ、しぶといからなぁ。

世間知らずな奥様クレアと、スレた感じの女囚ヨガの取り合わせは不思議なミスマッチで笑いを生んでいたが、すっかりたくましくなったクレアのほうがずいぶん世慣れてしまって、ヨガの回転の悪さが微妙におかしかった。ケーブルの点検とか害虫駆除とか、とっさの言い訳と隠れ方がヘタすぎ。
しかしこれでクレアは後で復活するようなのだが・・・考えてみるとアマンダの親の仇になるのでは?アマンダが今のところそこら辺に気づいていないようなので事なきを得ているが。
クレアもせっかく最後の最後に夫婦でわかりあえたのに。長いことあの夫婦も周囲を巻き込んで無駄な争いをしてきたものだ。

「あなたはてんてこまいもどんなダンスも、人に踊らされるのはキライでしょ?」
マークの台詞は、「エバーウッド」の吹き替え並みにかっ飛ばした超訳になってるような気がするが、でもNHKだけに「エバーウッド」のように原語台詞にないギャグを盛り込んだりはしていないはず。うまいこと訳してるんだろうなぁ。
しかしウィルミナの「減点1!」とか、声優さんの演技がさらにキャラクターのおかしさを膨らませてるような感じで、いつも「うまいよな~」と感心してしまう。
こういうのがプロの仕事なんだよなぁ。見習って欲しいものだ・・・・って誰に(わかってるくせに)。

ポンチョ姿のベティと今のベティでは、どこが変わった?って改めて見ると、ちょっとだけキレイになってるよう・・・な?(それにしてもブリッジはいつ取れるのだろう。ベティはシーズンが続いていく限り、永遠に矯正し続けるのだろうか)
なんだかんだでいい変化もあったわけだし、意地張らずに「別人になった自分」を否定しないでやっていけばいいのになぁ。
でも、ブラッドフォードに頼まれてしまったから、きっぱりモードと切れるのは難しいだろうけど。ミード一家はベティのことをサンタクロースかドラえもんか何かだと思ってるような使いっぷり。ベティにしても自分を幸せにする小道具が出せずにじたばたしてるとこなのにね。

警備のラマンダちゃんは、前にもこんなキャラいなかったっけ?
そうそう、イグナシオのケースワーカーのコンスタンス!惚れっぽくて暴走特急なところがキャラかぶり。
でも女の子としては一途なんだよなぁ。カワイイけど・・・でもちょっとアブナイ。考えてみるとチャーリーもベティもそんな感じのカテゴリの女の子だもんなぁ。
ヘンリーはそんな感じの女子をひきつけるフェロモンとか出してるのだろうか?


【 脇俳優チェック 】

◆モードの警備員ラマンダ .... Mo'Nique
オフィシャルサイトあり。
太めを売りにしているコメディエンヌで、ドラマや映画のほかアワードの司会なども。
「NIP/TUCK」第4シーズン8話「コナー・マクナマラ」では、末期のグラブマン夫人を世話して看取り、クリスチャンと二人だけで葬儀を行ったメイドのエヴェッタ役を演じている。
彼女のビヨンセのフリ真似の動画を見ると、和製ビヨンセなんてまだまだ甘いと思わされたり。

◆ブラッドフォード死去を伝えるキャスター .... Gina St. John
「CSI:NY3」2話「偽りのミイラ」では、上院議員夫人がミイラで発見された事件で、議員に群がっているレポーターの一人として登場している。
「ジョーイ2」5話「ボビーの怒り抑制セラピー」では、映画が決まってギャラがいっぱい入ってきたジョーイが家を買うことにして案内してもらった、不動産の仲介人スーザン役で登場。
他に映画「ブルース・オールマイティ」など。

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「アグリーベティ2」第7話「愛を貫いて」

2008年11月26日 | アグリーベティ
ベティがヘンリーの部屋に泊まった朝帰りを、ヒルダがかばってイグナシオにごまかしきろうとするが、見つかってしまって大喧嘩になり、明日はイグナシオの永住権セレモニーの日だというのにベティは荷物をまとめて家を出てしまう。
行くところもなく結局ヘンリーのところに転がり込むことになり、限りある時間を楽しもうとするが、ヘンリーはベティが家族との絆を大事にしていたことを思い心を痛める・・・
クリスティーナのところに元夫のスチュアートが訪ねてくる。5年前にイギリスに置き去りにしてきたのだが、久々に会ったスチュアートの改心ぶりを見て絆され、再び関係を持ってしまう。ところがスチュアートの荷物の中にドラッグが・・・

広告をとってきてモードの危機を救ったつもりのダニエルだったが、アレクシスがより大手の広告をとってきたために、ブラッドフォードには評価されず花婿の付き添いの座も奪われてしまった。
そんな時ダニエルは、ウィルミナがボディガードのドウェインと関係していることに気づいてしまう。それを問いただすが、ウィルミナは証拠がないだろうと開き直る始末。
そのウィルミナも付添い人のビクトリア・ベッカムにすべての話題をさらわれておかんむり。準備に追われるマークは、しかし恋人のクリフの服装のほうが気になって仕方がない。
問題が山積のまま、世間の注目を集めるブラッドフォードとウィルミナの結婚式がとうとう行われるが・・・

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海外ドラマで何かとお世話になる曲「ハレルヤ」が今回も。ブラッドフォードの人は「OC」でも倒れて「ハレルヤ」だったような記憶が。
ハリウッドでは、「『ハレルヤ』とかけて何と解く」とか「死刑執行停止とかけて何と解く」とか、定期的にお題にチャレンジするドラマ大喜利でもやってるんじゃないかというくらい、あっちのドラマで死人が出るとハレルヤ、こっちのドラマでまた死刑執行停止ネタと使いまわされるのだが、それがまた各ドラマによって味があって面白いから許す。(なぜ上から目線)
NHKの海外ドラマスタッフブログでも「ハレルヤ」について解説があったのだけど・・・
・・・わざわざ他局の「Dr.HOUSE」を持ち出すまでもなく、NHKで放送した海外ドラマでは2回もハレルヤってるのになぁ。それがピンポイントでTWWとWATだったりするものだから、しつこく根に持ってしまう自分がいる。

それはさておき。
ビクトリア・ベッカムがムダにセレブ扱いされてるのが、本人使ってパロディにされてるのがおかしすぎる。カモにエサやっててもセレブ~、ダサドレスを着こなしてもセレブ~、変なドリンク宣伝してもセレブ~って、見てる方は笑えたけどビクトリアはそれで大丈夫だったのだろうか。
デザイナーなど業界人本人が結構出てくる率の高いこのドラマ、今回はとうとうヴェラ・ウォンまで。しかも、結構ちゃんと演技してるっぽく見えるし。
多分ファッション系に詳しい人とかが見ると、違った視点で楽しめるんだろうになぁ。

現在ドラマ内でいくつかのカップルが進行中だが・・・
ほほえましく見ていられるのはマークとクリフだけだったりして?しかもそれもクリフの人柄に支えられてるという。クリフってかわいい。しかし、あんまり誉めるとマークみたいに後からずどーんと落とされるのは切ないしなぁ。
マークは「大人気ねワタシの乳首」とか飛ばしてるなと思ったら、今回暴走しっぱなし。それもこれも恋のせいなのね。クリフとマークがいちゃいちゃしてると、いいなぁ~とうらやましくなったりして。ハグで仲直りのシーンなんかほんとにかわいかった。
それに対して、今ひとつヘンリーとベティは応援しにくい・・・何かモヤっとするのは、好きで泥沼やってる人たちを見るのがめんどくさいからかな。
そしてクリスティーナは逃げ出したはずの夫と元鞘だが、どう見ても普通にだまされてそうなんですけど。サギっぽいよなぁ。
でもその予想を裏切って・・・っていう方向にいくかもしれないし、サテどうなるやら。

前回ベティは、ヘンリーとのいざこざで劇場に預けていたコートを引き取らないまま劇場を後にしていたが、今回からあのベティのダサさの象徴的な水色のダウンジャケットじゃなくて、赤いコートを着ている。
ずんぐりしたベティがダウンを着るとミシュランマンみたいになっていたのだが、新コートになって多少あか抜け・・・たかな?ちょっとスッキリはしたと思うのだけど。


【 脇俳優チェック 】

◆ヴィクトリア・ベッカム本人 .... Victoria Beckham
元スパイスガールズのポッシュ・スパイスとして活躍していたが、サッカー選手デヴィッド・ベッカムと結婚、三児の母。
このエピが製作&放送された2007年は、夫ベッカムがレアル・マドリードからロサンゼルス・ギャラクシーに移籍、夫妻でアメリカに居を移したため、セレブとしてアメリカの芸能マスコミやパパラッチの最大のターゲットになっていた時期。

◆クリスティーナの夫スチュアート ....  Derek Riddell
英国出身で、英国映画・ドラマでの活躍が多い。
「ドクター・フー」第16話(NHK放送版による。本国では第2シーズン2話)「女王と狼男」では、1879年のスコットランドで「トーチウッド館」という屋敷に住むサー・ロバート役で登場。ビクトリア女王が旅の途中で館に立ち寄るが、そこには女王を狼にしようと狙うエイリアンが待ち構えていた。

◆ヴェラ・ウォン本人 .... Vera Wang
中国系アメリカ人のブライダル・デザイナーVera Wang本人。セレブのウェディングドレスで使われることが多く、ジェシカ・シンプソン、ハイディ・クルム、ジェニファー・ガーナーなどが彼女のドレスで結婚式を挙げている。
「プロジェクト・ランウェイ」第3シーズン4話「ペットとのコラボレーション」では審査員で登場していた。
「ザ・ホワイトハウス3」19話(NHK放送順による)「誰かが見ている」は原題「The Black Vera Wang」で、CJがVera Wangブランドのドレスを買いに行ってストーカーに狙われていた。

◆ .... Arloa Reston
オフィシャルサイトあり。
「ジョーイ」第2シーズン12話「ビバ!メキシコ・ウェディング」では、マイケルが失恋の傷を癒すためにジョーイに連れて行かれたメキシコで、酔ってナンパして初体験をした相手で、英語がわからない女の子エリッサ役で登場。
「ストリート・オブ・ファイヤー」のマイケル・パレ主演の短編ドラマ「Saurian」にマイケルのパートナーのFBI捜査官として地球外生命体と闘っている模様。
他「ビヨンド・ザ・ブレイク」にゲスト出演している。
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ザ・ホワイトハウス5 第15話「前副大統領の告白」

2008年11月21日 | ザ・ホワイトハウス
CJは再びテイラー・リードの番組に出演するが、生放送の最中に「ホインズすべてを語る」と銘打った記事の存在をぶつけられ、言葉を失う。「バートレット大統領はホインズに留任を説得した」という事実と異なる内容だということで、CJが担当記者グレッグ・ブロックに頼んで早刷りの原稿を入手する。
その内容から、ホインズは大統領選挙に出馬するために、自分に都合よく歪曲した告白本を出して過去を書き換えるつもりだということがわかる。そこでホインズにCJが直接会って話をすることになるが・・・
ジョシュは軍事基地閉鎖委員会のミーティングに出席するようにレオから命じられるが、つまらないのでドナとピアースに押し付けようとする。ところがジョシュが席を離れている間、ピアースが独断で基地温存派の議員クリス・フィンを呼びつけていた・・・
ワシントンDCは、他の市とは異なり連邦予算に拘束されるが、除雪予算を通過させるのに教育補助を通そうとしていることが判明する。しかし民主党では教育補助に反対で、バートレットも反対の立場をとっていた。そこでバートレットはワシントンDCの市長を呼び寄せ、話を聞こうとするが・・・

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まさかホインズが復活するとは。

バートレット政権は、ちょうど放送の始まった時期に大統領だったクリントン政権を想定して作られているところがあるのだが、まさかバートレットに女性スキャンダルを負わせるわけにもいかなかったようで、その役割を副大統領であるホインズが突然押し付けられた格好で、バートレットの二期目の当選直後に退任していた。
そこが二期目のケチのつけ始めで、さらに後任を決める間もなくゾーイの問題が起こったことで、バートレット政権は機能停止状態に陥ったのだった。
しかし、私としてはホインズが嫌いではなかったので・・・そんな役割を負わされてかわいそうにと思わないでもなかったのだが・・・。
なんとCJに手をつけていたとは。・・・許さん。(手のひら返し)
10年ほど前ということは、まだバートレットが大統領になる前で、CJは広告代理店で映画の広報をやる前だろうか。副大統領がホインズに決まった時のCJの内心の葛藤はどうだったんだろうとか、この設定が登場してきたことで色々気になる。それと、トビーが感づいていたというか知ってた風なのが意外。
とにかくホインズの不倫発覚エピ第4シーズン20話「スキャンダル」はもう一度見直したくなってしまった。バートレットとレオがホインズとどういう会話を交わしていたのか、CJがその話を聞いてどんな顔をしたのか・・・

ホインズのような、過去の女性スキャンダルを抱えた人物の大統領選リベンジというのは、実際のところアリなんだろうか。クリントンの「不適切な関係」は、ヒラリーの出馬の時に大いに影響しただろうと思うのだが、それでもクリントンは何かと演説したりして決して隠れていたわけではないわけだし。
当事者でなくて妻だから同情票が集まった、ということだったりもするのかな。
「プライベートと政治能力は別」とは思うが、ホワイトハウスという場や人間関係を使って不適切な関係を繰り広げていたという点で、ホインズもクリントンもNGだと自分なら思うけど、それを越えて余りある人間的魅力とかがあったりするのかもしれないし。
下の脇チェックにも書いたが、CJをオフィスに案内したアシスタントの女性は、第4シーズンで辞表を出しにきたのと同じ女優さんだ。ということは、ホインズが最高に信頼を寄せているすべてを知る人物で、それなのに失職してからもずっと仕え続けているということなのだろう。
下で働いていたジョシュは、色々あって今や「自己中心的で尊大」とあしざまにののしるような関係になってしまったが、それでもホインズは彼女のようなアシスタントがずっとついていくようないいボスの一面もあったりするのだろう。

ホインズショックでみんな仕事が手についていなかったが、そのあおりでトビーやジョシュが対応していた仕事の人たちはひどい扱いを受けていたと思う。
DCの市長を、呼びつけておいてあんな仕打ちでいいのか?ジョシュたちはそれに慣れているから、自分たちがどんなにひどいことをしてるかスルーしていないとやってられないのだろうが、敵を作る一方のような気が・・・
もしチャーリーがいなかったら、市長は激怒することになったかもしれないし、補助金の話し合いも決裂していたかも。チャーリーの存在は本当に大事なんだな。
意外と言えば・・・一見使えなさそうなピアースが、意外と先を見通したすごい「読み」ができる発想の持ち主なので末恐ろしい。政治家の家に育つとああいう子ができるのだろうか。
ジョシュよりも政治的センスがありそうで怖い。20年後ドナとピアースが組んだら・・・結構イケたりして~。

気がついたらもう15話・・・この間始まったと思ったのに、もう後半戦だ。
今シーズンはホインズはもう出てこないようだが、出てこなくても人が動いていたりするのがこのドラマだから、最近疲れの見えるCJが彼によって傷つけられたりしないことを祈りたい。


【 脇俳優チェック 】

◆基地を守りたいクリス・フィン議員 .... Frank Ashmore
「クリミナルマインド」第2シーズン3話「パーフェクトストーム」では、連続レイプ殺人事件の二人組のうち「従者」にあたるとプロファイリングされたジョーイ・ダヴィンの父親役で登場。
「ザ・プラクティス」第3シーズン8~9話では、乳児殺害の容疑をかけられたエヴリン・メイフィールドの夫役。
「V ビジター」ではビジターの中でマイクに対して協力的な存在マーティン役を演じている。マーティンはマイクの脱出を助け、ビジターたちの情報を提供する。続編の「V2 ビジターの逆襲」では、地球侵略軍司令官フィリップを演じている。

◆対中国輸入品問題のミーティングの男性 .... Ron Dean
トビーの態度に「アウト寸前だな」とくさした人物。
「コールドケース」第3シーズン4話「バット」では、メジャーリーグのピッチャータイラー・ケイジの息子トロイ現在版役を演じている。父が黒人選手のテイラーを差別していたことにならい、テイラーに差別的な態度をとっていたが、父がテイラーと対戦して彼が「本物」だと知って敬意を払ったことが理解できなかった。偉大な父の凡庸な息子という立場に苦しむ人生を屈折して生きてきたのだった。
「CSI:4」21話「残酷なスリル」で、遊園地のコースター整備職人のウッディ役で登場していた。実はウッディと主任は共にジェットコースターマニアで、二人でアツいコースター談義を繰り広げていたのだった。
「FBI~失踪者を追え2」18話「父と母と子」では、失踪者ジョージ・スタンリーが行きつけのバーのバーテンダーウィリー役で登場していた。ウィリーはジョージがよく妻ではない女性とのみに来ていたことを証言。
「NUMBERS」第1シーズン10話「盗まれた核廃棄物」では、核物質を盗んでテロを実行しようとする犯人グループの一人、ワトソンの父親役で登場していた。自慢の息子のはずが実はテロリストだったと知らされて、打ちのめされていたのだった。
「逃亡者」のケリー刑事役をはじめ、「依頼人」「カクテル」「刑事ニコ/法の死角」など、映画やドラマの味のある脇役としての出演作が多い。

◆ホインズのアシスタント .... Mandy Freund
CJがホインズのところを訪ねた時、ちょっとだけ映ったオフィスに案内した女性アシスタント。
彼女はホインズの不倫発覚エピ第4シーズン20話(NHK放送順による)「スキャンダル」の時、冒頭でホインズの辞職届を携えてホワイトハウスにやってきていた。
「BONES」第4シーズン8話、「コールドケース」第5シーズン13話に登場予定。

◆軍事基地閉鎖委員会の委員長 .... Kenneth Kimmins
「デスパレートな妻たち」第3シーズン18話「ジェラシーの功罪」では、ヴィクターの対抗馬の現職市長役で登場。討論会の最前列でガブリエルが別の男といちゃついてみせたためヴィクターはめろめろ、そこを激しく攻撃する。
「ボストンリーガル」第2シーズン15話「笑えない少女」では、カトリックの信仰が病院の方針だということを盾にレイプ被害者に緊急避妊薬を処方せず、そのため被害者が妊娠したことで訴えられた聖メアリー病院の医師役で登場。証言台に立った彼を、シュミットが聖書との矛盾で厳しく追及する。
「アリーmyラブ2」14話「あの日に帰りたい」ではコップ社の人事部の責任者フォースリー役。コップ社ではデート申告制をとっており、申告なしに社内恋愛した原告が解雇されたことで、ネルとジョンが担当して裁判を起こす。
「ER」第12シーズン9話「信じること」ではおさななじみと久しぶりに見つけたスケート靴でホッケーしたところ、おさななじみが凍った池に落下したので救急車でついてきたスピバセク氏役。

◆対中国輸入品問題のミーティングの男性 ....  Michael Mantell
「中国のブラは脅威だ」と言い切ってトビーを目が点にさせた人物。
「Shark」第1シーズン2話「一触即発」では、スタークの娘ジュリーの運転免許試験の試験官ノーマン・エルビー役。ジュリーが試験に落ちたことを知ったスタークが裏取引を持ちかける。
「コールドケース第3シーズン8話「英雄」では、被害者のベトナム復員兵カールの妻ジャネットが、夫不在の寂しさから関係を持ってしまった不倫相手ケンの現在版役を演じている。ケンは戦地に派遣されないうちに病気で帰還したことを恥じ、戦争捕虜を偽っていた。
「ミディアム」第1シーズン10話「再会」では、大物の代わりに罪をかぶって自首してきた少年チャボのため、その大物から遣わされた弁護士ナイルズ役で登場。普段は金持ち専門の弁護士なのに、貧乏な少年の弁護にやってきたので事情を疑われることに。
「CSI:3」21話「黒衣のジュリエット」で、馬の子宮内にダイヤモンドを隠して輸送する手助けをして、バレて逃走した獣医スティーブンス役で登場していた。「アリーmyラブ」第1シーズン1話「めぐりあい」ではシャピロ役で登場。
「ザ・ホワイトハウス2」19話「悪い月が昇る」では、CJが教育政策のリークを行ったホワイトハウス職員をつきとめるのに、順番に職員を尋問していった時のひとりジェイミー・ホッチキス役。そういえばドナがこのときジョンベネちゃん殺害を自供しようとしてたんだった。
「BONES」第1シーズン7話「32時間の命」には、死刑囚エップスを確実に死刑にしようと躍起の担当検事役など、細かいところであちこちに登場している。
「CSI:NY4」8話、「FBI~失踪者を追え5」10話、「ボストンリーガル」第4シーズン20話に登場予定。

◆前副大統領ジョン・ホインズ .... Tim Matheson
ホインズは、バートレット出馬前大統領選本命と見られていたが、ジョシュなどの寝返りによって副大統領になっていたが、第4シーズン20話(NHK放送順による)「スキャンダル」で「不適切な女性関係」が発覚し辞任。
子役としてキャリアをスタートさせていて、ハンナ・バーバラアニメの「科学少年J.Q」の主人公ジョニー・クエストの声を担当している(日本語吹き替え版:堀絢子)。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン14話「ストッキングの謎」では、失踪者のフライトアテンダントリンダ・シュミットの担当精神科医アーロン・モリソン役。守秘義務をたてに詳細を語ろうとしないが、実はリンダと深い関係にあった。
映画「ダーティー・ハリー2」では、キャラハンの親友マッコイを殺害した
「アニマルハウス」ではアニマルハウスことダメ学生寮オメガ・ハウスのメンバーで女たらしの良家のお坊ちゃまオッター役を演じている。
「1941」では女好きの司令官バークヘッド役。秘書といちゃつきながら戦闘機で飛行中、ジョン・ベルーシ演じるビルに間違って攻撃されてしまう。
ドラマの演出のキャリアも長く、数多くのドラマの演出を担当している。「FBI~失踪者を追え」第2シーズンでは5話「捜査官の人生」18話「父と母と子」22話「コーチの辞表」、「コールドケース」では1-17「脅迫電話」2-1「バッドランズ」2-8「リスト」2-17「保険金」、「クリミナルマインド」第2シーズン5話「消えない傷跡」、「NUMBERS」第1シーズン5話「危険な高層ビル」、ラスベガス第2シーズン20話「幸運のスーツ」の演出を担当している。
「Shark」第1シーズン15話に登場予定。

◆ワシントンDCの市長 .... James Pickens Jr.
「グレイズアナトミー」のシアトルグレース病院外科部長リチャード・ウェバー役でおなじみ。仕事人間でずっと家庭は二の次にしてきたことや、メレディスの母エリスとの不倫の過去の積み重ねで、妻から離婚を申し出られ、気持ちを取り戻そうと日々奮闘中。
「弁護士ジャック・ターナー」では、ジャックの所属している大手法律事務所ライオン・ラクロス&レヴィーンのシニアパートナーのテレンス・クリスチャンソン役。ジャックの能力を認めて法律相談所を後援して好きにさせていたが、パートナーのバーリントンの自殺によりジャックを事務所に取り込もうと命令する。
「CSI:マイアミ」第1シーズン24話「死刑台への脱走」では、冒頭の囚人殺害の起こった刑務所の監視員役。ホレイショと一緒に囚人を調べていたところ、ヘリコプターが飛来してきて脱獄が発生しようとしていることに気づく。
「Xファイル」第6シーズン以降では、モルダーとスカリーがXファイル担当をはずされた時の上司でFBI副長官のカーシュ役。第8シーズンではFBI長官に就任。
「ザ・プラクティス」では、ヘレンについて事件捜査を担当することが多いマイク・マクルー刑事役を演じている。
「ビバリーヒルズ高校白書」では、ブランドンがバイトしていたビバリーヒルズ・ビーチクラブのマネージャーのヘンリー・トーマス役で登場している。

◆サンデータイムズマガジンのグレッグ・ブロック .... Sam Robards
「CSI:マイアミ4」21話「偶然のSOS」では、ホレイショが偶然助けを求める携帯のメッセージを聞いたことから誘拐事件が発覚した、被害者の女性ブレンダの夫ミッチェル・コレット役で登場。会社の人員整理がらみで恨みを買っていた。
「Sex and the City」第3シーズン11話「リスクの高い恋」では遊び人のトム・レイミ役で、サマンサにHIVテストをして安全を証明することを要求した。
「スピンシティ」第3シーズンではニッキーの恋人アーサー役で登場しマイクをやきもきさせる。
「ザ・ホワイトハウス」の第5~6シーズンに8エピほど出演しているが、日本で見られることはあるのだろうか。
父はジェイソン・ロバーズ(「ジュリアス・シーザー」のブルータス、「マグノリア」「ザ・デイ・アフター」など)、母はローレン・バコール(「オリエント急行殺人事件」など)というサラブレッド。祖父ジェイソンSr.もトーキー時代に活躍している。
バコールがロバーズの前にハンフリー・ボガートと結婚していたので、ボガートの子供たちは異父兄弟ということに。前妻Suzy Amisとの間には一子をもうけているが、彼女はジェームズ・キャメロン監督と再婚している。
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BONES3 第6話「燃え尽きた優等生」

2008年11月19日 | BONES
ジェファソニアンの廃棄物処理用の焼却炉で、人体が燃やされた状態で発見される。被害者は若い女性と見られたが、その頭蓋骨を復元しようとしたアンジェラは、ジェファソニアンの優秀な実習生のクリステンだと気づいてショックを受ける。
アンジェラはクリステンから不倫をしていると打ち明けられており、またクリステンの父は、テンペランスが教わったこともある古代薬学の研究者だったが、政治的な理由でジェファソニアンをクビになっていた。また研究所に簡単に出入りできないことからそれらの事情から内部の犯行が濃厚とみられた。
ところが、クリステンが「父亡き息子事件」のゴルモゴンについて調べていたことが判明したことから、ゴルモゴンがらみの犯行ではないかという見方も浮上する・・・

そんな中、カミールは父親の誕生日にブースに一緒に来てくれと誘う。カミールは父に、ブースとの破局を報告しておらず、「いい子」として心配かけないようにふるまおうとしていた。
ところがそこにカミールの妹フェリシアがやってきて、ブースとカミールが不仲と見るや、ブースにキスをした・・・

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スクインツがいっぱい!
初めてジェファソニアンの他の研究者たちが続々と出てきたエピだった。

せっかくジョージ・メイソンが出てきたのに、これ一回で終わりって残念~。テンペランスたちが彼の下でずっと働いてきたのだと思うと、なんだか不思議だ。
でもカミールの前のグッドマンおやじは「所長」で、カミールも「所長」を継いだと思ってたのだけど、ジェファソニアン研究所の「所長」ではなくてさらにその上がいたらしい・・・よくわからないけどまぁそういうことに。
しかしスクインツ揃いの研究員たちの中で、トップに立ってるのが胡散臭いジョージ・メイソンオヤジで、部下に手をつけたり妻の財産食いつぶしてるオヤジがいたりとか・・・スクインツっぽくない人はやはりいるわけで。そういう政治力に長けた人たちには浮世離れしたスクインツたちはかなわないわけだよなぁと、変なところで納得してしまった。
アンジェラがお茶する仲だったりする実習生で、父親が同じ研究所にいたというのに、娘の存在をまったく知らないというあたり・・・やはりテンペランスはスクインツの中でもピカいちにスクインツかも。人間関係にまったく興味がわかないのだな。

それでもテンペランスは最近ブースの影響で世間と折り合うようになってきたが・・・そういえば従軍していたんだっけという最近はその設定がどーでもよくなってきたザックは、スクインツの度合いに磨きがかかってきたような気がする。
「君は既婚者なのにホッジンスと寝てる。何が違うの?」
という、なかなか真をついたツッコミをかまして、今までの坊やキャラとは一味違うところを見せてくれた。
まーね・・・その「実は不倫なんじゃ?」という事実は誰しも触れないでおこうと思ってたことなわけで。そういう空気の読まなさ加減が、ザックの戦場からの帰還の理由だったような・・・

もう一人、ザック並みに空気が読めなくて「ゴルゴンゾーラ」とかオヤジギャグレベルを連発してみせるけど、なぜかテンペランスのことはきっちり読みまくっているブース・・・
相手のことを何でも知ってるという、普通にそれ、恋じゃ?・・・と思っても「どうせ寸止めするんだよね」とライトにスルーがこのドラマのお約束。
お約束と言えば、ブースとテンペランスの2ショットで締めくくられるラストって全体の8割くらいだろうか。いや、9割?このところそうじゃないエンディングを見ていないような気がする。

そしてブースは、テンペランスのことは本人よりよくわかってるのだけれど、姉妹の壮絶な機微については不得手らしい。
カミールの妹のフェリシアって・・・さすがカミールの妹だけあってツワモノ。ああいう姉妹の間にレフェリーとかジャッジとして入り込もうなんて、ブースもまだまだやね。
しかしカミールは親に「別れた」と言えないというが、ブースみたいな(スナイパーで非婚の子供がいる)男と「つきあってる」とは言えたのに?
その手の偽装恋人は、言えないでいるうちに周囲が突っ走って結婚話が勝手に進展するというのが古典的なパターンだったりするけど・・・そんな状況は勘弁、と思いつつも、ブースがそれで困るのもちょっとだけ見てみたいような気はする。


【 脇俳優チェック 】

◆ジェファソニアンの所長バンクロフト博士 .... Xander Berkeley
「24」第1~2シーズンで、CTUのLA支局長ジョージ・メイソン役を演じて知名度が一気に上がった。
「CSI:科学捜査班」第4~5シーズンには、ネバダ州保安官のアトウォーター役で登場している。歴代保安官同様グリッソムらに何かと捜査でプレッシャーをかける立場だが、第4シーズン9話「愛の毒薬」では車の爆発炎上事件に居合わせたため、一層プレッシャーが大きかった。
「ER」第5シーズン9話「幸せに ルース・ジョンソン」では、8歳の少年による友人殺害事件を担当した刑事役で登場。しかし犯人が8歳では逮捕することもできないと判断する。
映画「エアフォースワン」では、シークレットサービスだが実はテロリストの一味だったギブス役。
「ターミネーター2」では、ジョン・コナーの養父トッド・ヴォイト役。ジョンの足取りをたどってきたT-1000によって殺害されてしまう。
「アポロ13」では、NASAの広報担当ヘンリー・ハート役。
「クリミナルマインド」第4シーズン7話、「ボストンリーガル」第4シーズン11話、「ザ・ホワイトハウス」第7シーズン21話に登場予定。
「24」で共演したニーナ・マイヤーズ役のSarah Clarkeと結婚して、2006年に娘が誕生している。

◆クリステンの不倫相手アルドリッジ博士 .... Terrell Tilford
「24」第1シーズン24話では、CTUのデータ保管室の職員ポール・ウィルソン役。ジャックに命じられCTU内の監視映像を見せるが、何者かによって消去されていた映像のバックアップデータには、衝撃的な内容が・・・
「CSI:NY3」20話「ねじれた野望」では、遺伝子操作でヤギの糸などを作っている研究者クイン役で登場。
「CSI:5」1話「ラスベガス狂気の夜」では、ホテルで死亡していたコールガールのレイブンの恋人で、レイブンが働いていたストリップクラブの用心棒ジョージ・クレイブン役を演じている。ジョージはレイブンに暴力を働いていただけではなく、客をとらせていたという最低な男だったが、殺人は犯していなかった。

◆クリステンの上司エバン・クリムキュー博士 .... Scott Rinker
「ゴースト」第1シーズン17話「怒れる少年」では、メリンダは霊になった少年のため、かつて彼のシッターをしていた女性を探しに病院に行くが、そこで出会ってしまった幽霊の男性(レジー)役で登場している。メリンダはシッターの居場所を聞くために彼の願いを聞くと約束するが、それをすっぽかしてしまったため今後まとわりつかれることに・・・
「FBI~失踪者を追え2」10話「愛のかたち」では、失踪者ルークから高校時代にゲイだとからかわれていたリックの、現在のパートナーのカーティス役。
「クリミナルマインド」第2シーズン21話「殺人ハンター」では、人間を狩ることに快感を覚える犯人たちによって森に放たれた被害者の中の一人ルーク役で登場。

◆クリステンの父テッド・リアドン博士 .... Tom Virtue
「クローザー」第2シーズン12話「善行の果て」では、殺害された16歳の高校生カール・ネルソンの父親役。カールはコンビに強盗の真犯人について証言したため報復で殺されたのではと考え、「これが息子の善行の報いか?」と嘆き悲しむのだった。
「コールドケース3」13話「月」では、デビュタントパーティで死亡した被害者エマにライバル意識を燃やしていたランドンの父マシュー役で登場していた。娘のランドンは上流階級を鼻にかけるタイプの子だったが、マシューはエマの母と幼馴染だったためにエマに心配りをするいい人だった。
「クリミナルマインド」第1シーズン3話「パームビーチの爆弾魔」では、番組冒頭、爆弾の入った小包を持ち運んでいて爆発事故を発生させた保険屋クラーマン役。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン10話「もう誰も信じない」では、メイシー・ギボンズが自宅でとっていた主婦売春の客のひとりで登場。メイシーは自分のことをバカにしているブリーについて彼に打ち明け話をしていた。
「名探偵モンク」15話でシャローナの息子ベンジーの野球のコーチ役、「Nip/Tuck」13話「エスコバル・ガリャルド」でエスコバルを逮捕したFBIのエージェント役、「CSI:3」13話「グリッソムとの対立」で医師役など、細かくゲスト出演が数多い。
他には「スタートレック」では何回かにわたって名前の違う役で出演している。
「アリーmyラブ」で、パイロットの時点ではアリーの父役でキャスティングされていたようだが、回想場面の声だけの出演だった?ようで、実際にアリーパパが出てくるエピではJames Naughtonが演じている。
「ブラザーズ&シスターズ」第2シーズン15話、「CSI:マイアミ」第6シーズン18話、「ボストンリーガル」第4シーズン5話に登場予定。

◆カミールの妹フェリシア .... Rochelle Aytes
「Dirt」第2シーズン6話「授賞式の夜」では、ハリウッドゴールド賞のプレゼンターをつとめることになっていた、野球選手との離婚歴のある女優ジャズミン役で登場。次第に挙動がおかしくなり、ろれつが回らなくなって倒れ病院に運ばれてしまう。
「CSI:NY2」14話「釘づけ」では、情事中に矢で射抜かれて串刺しになった二人カルロとミラベラに、カルロと関係を持ったため陰毛が付着していた女性役。セントラルパークでジョギングをしていたところで事情を聞かれた。
「Shark」第2シーズン14話に登場予定。

◆クリステンの同僚のタイラー .... Sam Jones III
「CSI:科学捜査班」第1シーズン3話「誘拐の罠」では、少女ひき逃げ事件に使用された車の持ち主の老人チャールズ・ムーアの孫ジェームス役で登場。チャールズは孫をかばって罪を認めるが、ウォリックとキャサリンに証拠をつきつけられてしまう。同シーズン22話「血塗られた足跡」では、服役中に殺人事件を目撃したことから、証言することで身の危険が生じるためウォリックが力を貸すのだった。
「ヤング・スーパーマン」では、クラーク・ケントの幼なじみ&親友のピート・ロス役でレギュラー。
「ER」では第12シーズン以降プラットの異母弟チャズ役を演じている。現在放送中の第13シーズンでは、5話でプラットのところに居候してきたが、今後プラットはチャズが家を出てきた悩みを知ってショックを受けることに・・・

◆ジェファソニアンの清掃員 ....  E.E. Bell
冒頭、焼却炉で遺体を発見した二人のうち中年男性のほう。
オフィシャルサイトあり。
「FBI~失踪者を追え3」6話「母と子の明日(前篇)」では、失踪者コリーン・マグラスと同じモーテルに住んでいる住民役。コリーンにかかってきていた電話を引き継いだシーンに登場。

◆被害者クリステン・リアドン ....  Millie Huckabee
「クリミナルマインド」第2シーズン3話「パーフェクト・ストーム」では、冒頭両親の元に暴行シーンのDVDが届けられた娘のローラ役。ローラは連続レイプ殺人犯の5人目の被害者だった。
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