くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:4 第14話「標的の死角」

2005年07月29日 | CSI:科学捜査班
【CASE クレイ巡査他9名】
 現 場 :スーパーマーケット
 被害者 :死者=クレイ巡査他4名、負傷者=フロマンスキー巡査他3名、死傷者計9名
 死 因 :銃撃戦による被弾
 関連人物:クレイ巡査、フロマンスキー巡査、バーホステスのジュリア・リード、
      タクシー運転手ルーファス・サンダース、ジュリアの夫トレント、
      レジ係セレスト・ターナー、セレストの息子ヘンリー、トッド・ハリキー
      店員ラウール・バルデス
 担 当 :全員で担当
 背 景 :クレイとフロマンスキーの二人は、巡回中にスーパーに立ち寄ったところ、クレイが
      スーパー強盗に気づき銃撃戦に。外にいたフロマンスキーも援護。結局多数の死傷者
      を出す結果に。現場にかけつけたグリッソムがさらに、売り場に隠れていた負傷者の
      少年を発見する。少年はレジ係で負傷したセレストの息子ヘンリーだった。
      フロマンスキーの供述では、犯人は3人いたという。しかし犯人の遺体は2つしかな
      く、フロマンスキーの発砲したという弾数も実際とは食い違う。グリッソムとフロマ
      ンスキーは「連続夫婦殺人事件」がらみでの因縁が尾を引いている。
      防犯ビデオは設置されていたが、一部故障中だった。店長が経費節約のために修理し
      なかったのだ。パイプ詰まりの洗剤に弾が当たって中身がフロアに飛散していた。
      洗剤の成分は水酸化ナトリウム。現場は凄惨を極め、ショックで失禁した店員も。
      犯人の遺体から指紋を採取。遺体に刑務所の刺青があり、前科があると見られた。
      
防犯ビデオをすべてチェックしても、フロマンスキーの言う「第三の犯人」は見当たらない。さらに、現場にあった銃弾を分析した結果、ホステスのジュリア・リードの命を奪った銃弾はフロマンスキーの銃から発射された直撃弾と判明する。
フロマンスキーはそれでも「自分は犯人を撃った」と主張、グリッソムはかつての確執のうさ晴らしをしたいのかと不信感をあらわにする。

レジ係セレストは、前夫にヘンリーを預けて勤務に就いていたのだが、「パーティーに行く」と急に職場につれてこられて、仕方なく店に置いていたのだという。ヘンリーが隠れていたのはお菓子売り場。
お菓子好きなヘンリーは病院でもチョコバーを握り締めて眠っていた。「この子は虫歯だらけで」とつぶやくセレストのシングルマザーの悲哀にキャサリンは共感と同情を抱く。
犯人が盗もうとしていた金は全部金庫でなくてレジにあった。レジは設定金額を超えるとランプがつくシステムになっていて、ちょうど犯行時間帯はレジがいっぱいになってランプがほとんどついていた。犯人は下調べの上、いっぱいになる時間帯を狙っての犯行だったと見られた。
死亡した犯人は受刑者リストから一致する指紋を発見した。二人はカリフォルニアの刑務所を出所したばかりのクライド・トレメルとジャック・デルマーだった。
検死の結果、犯人二人を撃ち殺したのはフロマンスキーの銃で、ルーファス・サンダーズは犯人の銃、ジュリア・リードはフロマンスキーの銃によってそれぞれ死に至っていた

ジュリアの夫トレントが「ジュリアは転んだ」と供述していたのだが、キャサリンは転んだ傷などがないことに不審を抱き、再度トレントに詳しく話を聞く。すると「ジュリアは立ちすくんで動けない状態」であったことがわかる。
現場でフロマンスキーとジュリアの位置を検証すると、位置的にフロマンスキーはジュリアがはっきり見えたはずとわかる。
その結果に基づきフロマンスキーは内務調査局の審問を受け、危機的状況に陥る。署内でも「グリッソムの私情が入った報告」とウワサが囁かれていたが、グリッソムはフロマンスキーが嘘をついていないことを確信し、再度現場検証を行う。
すると、銃弾の状態から彼は右から左へと「動く標的」を追って銃を発射していることがわかる。しかしジュリアは立ちすくんでいた。
フロマンスキーは「黒い服を着た犯人」を目撃し、ジュリアも黒い服を着ていた。犯人しか目に入っていなかったフロマンスキーが発射した銃弾によって、ジュリアは巻き添えをくってしまっただけではないかと推測された。その犯人の動線の先にあった非常口の外から、車の塗装痕とタイヤ痕を発見。
防犯カメラの死角を狙って行動していることから、内部の犯行と見られた。

塗装痕から割り出された「エーゲ海ブルーのホンダアコード」はすぐさま発見され、車内のシートから水酸化ナトリウムが検出された。また指紋と携帯電話が発見された。携帯電話の着信履歴には現場のスーパーからかけた番号が残っていた。
指紋からトッド・ハリキーという仮出所中の男が割り出されるが、「車には試乗しただけだ」としらを切る。しかし手に水酸化ナトリウムアレルギーの反応があり、部屋にあった上着から銃痕が発見された。
しかしそれだけではトッドと現場を結び付けられず、内通者を特定する必要があった。
店員全員の素性を洗ったところ、ラウール・バルデスという男に前科があり、犯人二人と同じ刑務所に服役していたことがわかる。
現場にあった金はレジの記録より878ドル少なかったことがわかる。現場を再調査したキャサリンが、床の失禁痕の近くのシリアルの箱に、不足分の金額が隠してあるのを発見。失禁店員を問い詰めたがネコババは認めたものの内通は否定。
グリッソムが銃弾を再チェックしたところ、ジュリアの銃弾にポリエステルが付着している事を発見する。ジュリアは黒のウールを着ていたので、ポリエステルは「第三の犯人」の衣服をかすめたものと考えられる。グリッソムの探究心がフロマンスキーを救ったのだ。

ニックが2日前の晩の非常口の監視カメラ映像から、カメラの位置を(死角を増やすように)移動させたことに気がつく。その監視カメラの指紋を調べたところ、なんとレジ係のセレストのものと一致した。内通者は彼女だったのだ。
セレストはシングルマザーで生活が苦しく、ラウールから誘われて巻き込まれてしまったのだった。


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そういえば、ラボではグレッグがお休みだったなぁ。ホッジスに弾丸ボーイのほうのデヴィッドまでいたのに。・・・・と思ったら、次回はグレッグくん「二回目のお使い」のようで。

当たり前のことなので説明ナシにさらりと流されていたが・・・・スーパーの中に、ゲーセンではなく本物のスロットが置いてあるんだなぁ。さすがヴェガス。空港にも教会にもスロットがある街だからなー。
キャストに「Slot Change Lady 」とあって、なんのこっちゃと思っていたら、落としたお金に固執して亡くなったタクシードライバーの友達の女性店員さんがそれだな。日本だとパチンコ屋とスーパーが併設されてるような感じなんだろうけど、仕切りもなしに両方が並存してるのがスゴイ。

主任がブラスに「下に誰かいる」と遠まわしに気づかせようとした「マンソン」は、世紀の犯罪者チャールズ・マンソン。彼は信者をつれてバーカー農場にコミュニティを作っていたところを逮捕された。その会話の意味についてはこのページに詳しい。
しかし、このマンソンの話は「オウム」と「麻原」にまんま置き換えられることに戦慄を覚える。恵まれなかった子供時代から、捕まった時の状況まで。
なぜこんなに似たようなことが起こってしまうのだろう。

フロマンスキーと主任の確執は、署内でも有名になっていたらしい。そりゃ、警官を容疑者扱いすればそういうことになるだろう。だから今回またからんだことで「意趣返し」とウワサされたわけだが・・・・
主任にとっては「あれから色々あった」わけで、かなり反省&ちょっと成長してひとかわ向けたニューグリッソム(なのか?)は、仕事のプライドと復讐を天秤にかけたりしないのだ(なんか最近そういうドラマを某海外時代劇で見た気がするが、時間かけて大仰な割に大味なんだよなぁ)。
主任の興味があるのは真実のみ・・・・って、そんなカッコイイ話で片付けられる話ではないのだろう。何しろ主任が全然心情を言葉で語らないからなー。
フロマンスキーはこの後の出演予定がないので、二人の確執もこれにて終了ってことになりそう。
考えてみたら主任に「良きライバル」っていうのはいないなぁ。敵とか身中の虫はいるけど。しいてあげれば保安官、かな?

セレストに司法取引を提示した時、ブラスは冷徹な目だったけれど、キャサリンは「お願い、ヘンリーのためにも意地を張らずにこれを受け入れて」という表情だった。キャサリンはシングルマザーの相手に感情移入しがちだ。
キャサリンもある意味、ニックタイプの捜査スタイルなのかもしれない。

主任が現場を調べるのに「象を食べる」方式、と言っていたことで、ひところ流行っていたこれ↓を思い出してしまった。
象を冷蔵庫に入れる方法
3つのステップで象を冷蔵庫に入れるには、どうしたらいいでしょうか?
主任の「象を食べる」は、原語だと何て言ってるのかわからないが、結局まぁこれと言わんとしてることは一緒のような気がする。「象」と言われた時点で、人間の脳は思考停止するってことかな。

では、次に「キリンを冷蔵庫に入れる方法」を4ステップで・・・・


【 脇俳優チェック 】

◆レジ係セレスト・ターナー .... Jamie Brown
「コールド・ケース」の第2話「通話記録」で母の死を引きずり続ける娘グウェン・ディーマーを演じていた。今度は明るい役で出るといいなと願ったのも空しく、立派にヨゴレ役(涙)

◆ホンダを「試乗」したトッド・ハリッキー .... Steve Cell
秋から放送予定の「CSI:マイアミ3」の第9話にジャック・ウェブスター役で出演。「FBI~失踪者を追え」にも第2シーズン17話に登場予定。

◆クレイ巡査 .... Derk Cheetwood
「General Hospital」にレギュラー出演の他、秋からNHK-BSで放送される「デスパレートな妻たち」(Desperate Housewives)の17話に出演。

◆内務調査局捜査官 .... Tim Kelleher
「マッチスティックメン」「インディペンデンス・デイ」など、さまざまな映画の脇役でちょこちょこ登場しているひとだが、テレビでは「ダークスカイ」のジム・スティール役など。
「CSI:マイアミ」第3シーズン第4話のゲストでもうすぐ会える。また「FBI~失踪者を追え」の第3シーズンの5~6話に両方登場しているのが気になる・・・とはいえ、第2の放送もまだわからない状態で、第3のことを言ってもしょうがないが。

◆妻を目の前で亡くしたトレント・リード .... Michael Landes
「新スーパーマン」で雑用のボクちゃんジミー・オルセン役(途中降板)。10年前だから大人になったもんだなぁ。
彼もまた「CSI:マイアミ」の第3シーズン17話に登場予定。ファンサイトがあったりする人気者。

◆ケチな店長 .... Joe Maruzzo
「ザ・ソプラノズ」の第5シーズンでジョー・ピープス役をやっていた。「CSI:マイアミ」の第3シーズン第5話にも登場予定。
マイアミの兼任多いなー。
コメント (8)
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CSI:4 第13話「牙を持つ人々」

2005年07月29日 | CSI:科学捜査班
【CASE 】
 現 場 :カジノの展示会場
 関連人物:カジノマネージャータイ・コーフィールド、警備員ブランドン・ミラー、
      コレクションオーナーのユリ・ヤマモト、
 担 当 :ギル・グリッソム、ニック・ストークス、キャサリン・ウィロウズ、
      ジム・ブラス警部
 背 景 :ユリ・ヤマモト氏の日本の骨董品コレクションがカジノで展示されることに。
      そのオープニングパーティーの最中、プールで感電死の遺体が発見される。しかし、
      グリッソムらがかけつけると遺体は人形で、その隙にコレクションの刀が盗難。
      ガードマンはガムテープで縛られ机には血痕が。ケースの横に砂糖水。
      ガムテープはそのまま警備用ポールに置き去りになっており、部分指紋採取。
      遺体に見せた人形は、救命訓練用のものだった。
      カジノは911や他勢力の台頭で不況、てこ入れの展示会が泣き面に蜂の事態に。

グリッソムは、17世紀のコレクションの中に、場違いな19世紀の鎧があることに気づく。金ではなく刀を盗んだことといい犯行に不自然さが見られた。
部分指紋はガードマンのブランドン・ミラーのものと一致した。彼は警備用のポールを使って自分で自分をぐるぐる巻きにしたのだ。
しかし、彼が救助された後は救急隊員が付き添っていたので、刀は持ち出されていないはず。展示室を調べると屋根裏の通風孔に刀が隠してあった。
ヤマモト氏は東京から事件を聞いて飛んできたが、「コレクションに鎧はないはず」と言う。そこで鎧をしまっておいたカジノの金庫に入ってみたところ、カジノの現金1000万ドルが盗まれ、札束の帯だけが残されていた。
現場には食料と排泄袋とICレコーダーが残されていた。鎧の中に誰かが潜んでいて、ICレコーダーで鍵の暗証番号の音を録音し、後から音を聞いて暗証を解読して外に出たのだ。

カジノの防犯ビデオには、金庫から逃げる人影が写っていた。その人物の逃亡を助けたドライバーはブランドン・ミラーだった。映像を解析して逃亡者の顔を割り出したところ、カジノのプールの職員ネイサンと判明。
彼は行方不明で、プールの救命訓練用の人形が一緒になくなっていた。プールの遺体人形はそれを使ったのだ。
ニックが刀から指紋を採取しようとしていたら、装飾が簡単にはげて、中身がニセモノだということがわかる。あらためて見ると、コレクション全部がガラクタであった。それに気づくはずの目録を作った市女性職員も行方不明、ユリ・ヤマモトも失踪した。
コレクションの品のパーツを調べたところ、舞台の小道具を取り扱う会社が同じものを発注していたことが判明。家宅捜索したところ、社長のグレアム・チェンがヤマモトの正体だったとわかる。
チェンは日本を題材にしたオペラ「ザ・ミカド」の舞台小道具を扱っており、その劇団の俳優が失踪した社員たちだった。グリッソムは鍵のコードの音が「ザ・ミカド」の歌のメロディであることに気づく。

犯人たちが全員逃亡して、事件は未解決のまま終わったかのように見えた。
しかしグリッソムはコーフィールドに「札束は帯を破らない限り抜くことはできないはず」と突きつける。コーフィールドが一味の黒幕で、彼らを金で雇って自分は保険金をせしめるつもりだったのだ。
だが、両者をつなぐ確証はない。いつか容疑者たちが街に戻ってくるまではコーフィールドの関与を証明して逮捕することはできないのだ。
しらを切って勝ち誇るコーフィールドだったが、グリッソムは「保険会社に報告しました」とうそぶいてみせるのだった・・・・


【CASE アンジェラ・サマヴィル】
 現 場 :事件の頻発している空き家
 被害者 :アンジェラ・サマヴィル、20歳
 死 因 :頚部の刺し傷による失血死
 関連人物:アンジェラの両親サマヴィル夫妻、ブラッド・バーのラザルス・ケイン、
      採血技師ボビー・ジョーンズ
 担 当 :サラ・サイドル、ウォリック・ブラウン
 背 景 :空き家で叫び声がしたと通報があり、警官が駆けつけて女性の遺体を発見。
      頚部に二ヶ所の刺し傷があり、検死官のデヴィッドの見立てによると人間の噛み傷
      ではないかという。そして少女の歯には牙が。大量に出血したはずの血液がない。
      噛み傷なら傷口に唾液が付着したものと見て、傷口付近のDNAを採取。
      別室の床に赤くペイントされた十字のマークが。

遺体を検死局に持ち返っての検死の結果、アンジェラは刺し傷による失血死であると判明。彼女の牙はアクリル製の差し歯だとわかる。
足首に床にペイントされたのと同じ十字マークのタトゥーが。その十字はエジプトの不老不死をあらわす印で、世界共通のヴァンパイアのマークだという。
また、アンジェラの肩に複数の傷が発見された。肩には血流が多く傷が治りやすいため、「血を吸う場所」としては最適なのだ。ではなぜ、犯人は首を噛む方に切り替えたのか・・・・

アンジェラの両親は、思春期になってから陰気になり、閉じこもりがちな娘をどう扱っていいか戸惑い、ゴシックにはまって以来過激な行動に走るのを見守るしかできないでいた。
それでもなんとかHIV検査だけは無理矢理受けさせたのだという。結果は陰性だった。
部屋には祭壇があり、男性の写真が祀られていた。現場の空き家では、集会と称して仲間と集まって裁判などを開いていた模様。
集会に集まっていた仲間を取り調べたところ、お互いにヴァンパイアネームで呼び合う特殊な空間を共有する関係だったらしい。しかしみんなアンジェラののめりこみについていけず、犯行当夜もアンジェラがブラッドバーに誘ったのを断って決裂したという。

アンジェラの血中から高濃度のアルコールと、違法のアブサンの成分であるスジョンが検出された。アブサンはアングラのクラブなどで出されているので、アンジェラは直前にブラッドバーに行ったものと考えられた。
ブラッドバーには祭壇の写真の男ケインがいて、自分はアンジェラに「血を奉仕させる主人」という関係だったという。しかしケインのDNAは首の噛み痕のものとは不一致だった。
ケインは血の入った小さなボトルをネックレスにしており、それを押収して分析したところ中の血液はアンジェラのもので、成分にポリエステル塩基が含まれておりそれはHIVの検査のために使用されるものだった。
そこでキャサリンとウォリックは、アンジェラがHIV検査のために採血を行った病院に行くと、採血技師のジョーンズが「アンジェラに頼まれて血液を中に入れた」と話す。
そこの冷蔵庫の中に血液の入ったビンを発見するが、そのビンの縁に唇の形に飲んだ痕がついていた。そのビンを分析したところ、血液はアンジェラのもので、採血した時期がまだ新しいとわかる。つまり検査時ではなく、殺害時に・・・・
ジョーンズは自分こそ本物の吸血鬼だと思っており、検査採血の時にアンジェラを見初め、ずっとストーキングして「思いを遂げた」のだった。


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「ザ・ミカド」は作曲家アーサー・サリヴァンと劇作家ウィリアム・S・ギルバート作1885年初演のオペラだが、内容的には喜歌劇でオペレッタに近いらしい。「ティティブの町」(秩父)を舞台に、ナンキプーとかヤムヤムとか、とても日本人とは思えない名前の人々が繰り広げる恋愛ドタバタだ。
日本素材のオペラというと「蝶々夫人」が有名だが、あれも大体同時代。ちょうどゴッホが浮世絵をモチーフに絵を描いていたのがミカド上演と前後しており、ヨーロッパでジャパネスクブームが起こっていた頃の流れで作られた作品の一つということになるだろうか。
猪瀬直樹氏の「ミカドの肖像」にその辺の話は詳しい。
アメリカでは2003年12月に「ラスト・サムライ」が公開されてて、この回の放送は2004年2月なので、明らかにその影響なんだろうなぁ。日本人ヤマモト氏の名前がユリだったりするけど、中の人がチェンの「自称」日本人だからわざとかもしれないし。まだしもナンキプーみたいじゃなくて日本人にあるような名前を使われるようになったという点が、120年かけてやっとこさの進歩ってことなんでしょうか。
それにしても「17世紀には日本には軍隊がないからこの鎧は19世紀のもの」って主任・・・・
相手がニセモノ骨董家だったからよかったようなものの。

アンク十字」のアンクは「ANKH」で、十字の上の部分が丸く輪になっていて「生命の鍵」を意味するんだそうな。
そこから不老不死になって、さらになんでまた十字を恐れるはずの吸血鬼に結びついていくんだか、よーわかりません。ゴシックなんですかね。
アクセサリーとしてかわいいものもいっぱいあったりするんだけど・・・・

小道具会社の家宅捜索に入ったところで、ブラス警部がひとこと。
ギル、君の家はこんな感じじゃないのか?
それを聞いてニック笑いすぎ。確かに、主任のオフィスの部屋は、標本とか山ほど並んでるからなぁ。そう言われてもしょうがないわけで。(でも、「シン・シティ」によると自宅リビングには標本の類はないという設定らしい@キャサリンの観察)

グレッグが久々に杭と十字を用意してたりして、恒例のおふざけタイムが復活!
ラボ爆発事件以来ちょっと元気がなかったグレッグだが、やっぱりこれがなくちゃグレッグじゃないもんね。相変わらずギャグが不発なのもグレッグらしくていい。
もうすぐお出かけタイムも近いかな?

「ザ・ミカド」の曲が暗証番号になってるなら、ICレコーダーで録音しておく必要ないじゃーん・・・・と思ったのだが、もしレコーダーがなかったら「番号を知っている内部の犯行」と思われるから置いておく必要があったのだろう。
しかし録音して残しておいたために、逆にグリッソムが真相に気づいたわけだし・・・・
この暗証番号をミカドの曲にしておく、という設定、あんまり生きてない気がするような?

それにしても、前回主任とサラがあんな終わり方で、ふたりの関係は今後どうなるんだろうと心配したが、何事もなかったように一緒に作業をしているのを見て安心した。
結局、師匠と弟子という関係でいることが「自分たちの形」とお互いそれぞれに思い定めたのだろうか。でも・・・・サラはシーズンごとに一度は主任に萌え萌えになるからなぁ。次はまた第5シーズンのお楽しみかな?


【 脇俳優チェック 】

◆偽日本人ユリ・ヤマモトことグレアム・チェン .... David Chung
ショー・コスギ主演の「ニンジャIII・転生ノ章」でブラックニンジャを演じていたり、「サムライセールスマン」でケン・ヤグチを演じたり。
デヴィッド・チャンは香港の亞洲影帝こと姜大衛も同名だが、これは別人。

◆吸血採血技師、ボビー・ジョーンズ .... Joel Bissonnette
まさか同じ日の二時間続きの別の番組で、両方同じ俳優が犯人、なんていう事態が起ころうとは。
続きで放映された「コールドケース」第3話でも犯人カール役だった。実際の放送では3ヶ月ほど間があいて「コールドケース」のほうが先に放映。
「インヴィジブル・マン(透明人間)」でセミレギュラー出演している。ファンサイトかオフィシャルかわからないけど、こんなサイトも。

◆吸血少女アンジェラ .... Sam Doumit
「ER Ⅷ」でスーザンがERに復帰した回(第5話「もう一度はじめから」)で、手術が必要なのに家に帰ってしまった子宮外妊娠の女子高生アマールを演じていた。
あと、「ドーソンズ・クリーク」のラスト2話にサム役で出演していた。

◆吸血少女仲間アリス(ルミネッサ) .... Jacqui Maxwell
「24」でキンバリーと一緒に夜遊びに出かけたジャネット・ヨークを演じていた。そもそもの発端少女というか、キムの呪いの最初の被害者というか。

◆吸血少女仲間ジョイス .... Cheselka Leigh
来週放送の「コールドケース」第5話「ランナー」にジェシカ役で出演予定。

◆吸血少女仲間 .... 
オフィシャルサイトあり。「General Hospital」に7歳の頃からレギュラー出演していたり出演作品も多く、子役出身としてはなかなか成功例かな。

◆婦人警官 .... Andrea Roth
第7話「24時間の猶予」で「CSIダイエット」という単語を我々にプレゼントしてくれた、ブロンドの婦人警官。
婦人警官姿だといまひとつその美人さんぶりがわからないと思うので、プロモート用のお姿を。なんとなくキャサリンぽい感じ?

◆変な前髪のカジノマネージャー、タイ・コーフィールド .... Danny Huston
彼の祖父はアカデミー賞俳優ウォルター・ヒューストン、父は「マルタの鷹」などの名監督ジョン・ヒューストン。異母姉のアンジェリカ・ヒューストンもアカデミー女優と、親子三代のアカデミー一家の生まれ。
ちょうど再放送で見たところだったのだが、「CSI:マイアミ2」の第4話「餌食」で娘を誘拐された不倫妻を演じていたヴァージニア・マドソンが元妻、と芸能界どっぷり。
「アビエイター」の出演など俳優の活躍が多いが、父同様監督業にも進出している。

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コールドケース 第4話 「靴下」

2005年07月27日 | コールドケース
「未解決事件専門になりつつあるな」ってからかわれるほどに、長年放置された死人の声に耳を澄ますようになってきたリリー。

もしかしてそのうち、黒い着流しを着てくるんじゃないかと思うくらい。
でもって
「この世には不思議なことなど何もないのよ、ヴェラ。
   あのひと・・・憑き物落としてあげたいな・・・・落とそう」
とか言いそうだ。

「靴下」かぁ・・・・「テニスラケット」といい「猫」といい。「通話記録」は多少核心に近いけれど、「事件の引っ掛かりの部分」で邦題をつけると見終わった後にビミョー感が残るなぁ。
ネタバレにならないように、かといって全然遠いのも・・・・って、注文多すぎですね。

この回は、キャロリン・ベイ役のIsabella Hofmannの鬼気迫る演技でかなりインパクトがある。
男性側のDVを素材にしたエピソードというのは、映画やドラマで数限りなく作られているが、逆パターンは珍しい。ハイドがジキルの時に敬虔なクリスチャンだという設定もなかなか深い。
しかし、「敬虔なクリスチャン」設定は、昨今「壊れている」ことの裏返しで描かれることが多いのだろうか。CSIのノベライズの「シン・シティ」でもそうだったし、他のところでもまじめな信徒がカルト扱いされてるのを見た。
日曜日に教会に行く、みたいな信仰の基本形が、かなり崩れてきてるんだろうなぁ。

キャロリンが、最後普通に拘置所に留置されているのが、なんとなく不思議だった。
殺人犯で逃亡の恐れ・・・・ありだな、ある意味。だから在宅起訴とかじゃなくて逮捕して留置なんだろうけど。結局裁判にかけても措置入院みたいなことになるんだろうし・・・・でも、ちゃんと逮捕して罪を償わせるんだなーと。
アルツハイマーではないけれど犯人が壊れちゃった状態の類似として思い出してみたが、刑事コロンボ「忘れられたスター」では、コロンボは犯人を逮捕しなかったように記憶している。
まぁ今回のベイ家の場合は「逮捕する」というか、罪を告発するということがこの一家(兄妹)にとって必要な解放の作業だったからなんだろうな。

ほんとに冒頭の場面は、多くのヒントを含んでいる。
ひととおり最後まで見たら、もう一度冒頭の場面を見たくなる。そして「あぁぁぁ、この表情はそういう意味が」と納得する。うーん、そろそろ面白くなってきたかな??

そして・・・・激しくマドンナをレンタルで借りてこようという衝動に駆られているのは、私だけではあるまい。TSUTAYAあたりで連動企画するといいと思うんだけど。
みのもんたの番組にあわせてスーパーが食材を売るみたいな感じで。「今週のコールドケースでこの曲取り上げました!」みたいな。・・・・将来的にそのくらい人気が出るといいなぁ、このドラマ。


【 脇俳優チェック 】

◆アルツハイマー母キャロリン・ベイ .... Isabella Hofmann
「犯罪捜査官ネイビーファイル」のメレディス・カバノー役や「ホミサイド/殺人捜査課」のメーガン・ラッサート(警部補)役など。
ホミサイドのメーガンとは髪の色のせいか別人に見えます。

◆不倫ソリスト ジュディ・エンライト .... Kerrie Keane
「ビバリーヒルズ青春白書」の第4~第5シーズンに、ジャックの隠し子だという子を連れてきた女性スザンヌ・スティール役で登場。

◆訳ありギル・シャーマン刑事 .... Kevin McCorkle
この回だけかと思いきや、これからゲストで何回か登場するらしい。今公開されている「アイランド」で、逃げるユアン・マクレガーを追いかける側で出ているらしいが、近未来モノはかぶりものしてる可能性高いからなぁ。

◆家出娘ティナ・ベイ .... Daisy McCrackin
映画「ハロウィン/リザレクション」や、「エンジェル」第2シーズン4話で親から性的虐待を受けていたベサニー役で登場。

◆親孝行青年ブライアン・ベイ .... Jimmi Simpson
もうすぐ公開になる「ハービー」にクラッシュ役で出演。「24 Ⅱ」で、ジャックが潜入した先の仲間クリス役で出ていた。3時間で死んじゃったんだったかな。

◆忍耐パパ、ミッチェル・ベイ .... John Walcutt
「犯罪捜査官ネイビーファイル」に2つの別々の役で出ているようなんだけど、主に出ているのが第9シーズンで資料見つからず。
「タイタニック」にちょい役で出ているらしい。

コメント (12)
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ジョーイ 第15話「ジーナとジョーイは三角関係!?」

2005年07月26日 | ジョーイ
【ジョーイ、ジーナ】
仕事が忙しくなって、細かい予定まで気が回らなくなったジョーイは、色々すっぽかしたり遅れたり。見かねたボビーにアシスタントを雇えと進言される。ボビーはアシスタントのジェイソンに芸(ジェイソンはゲイなのでゲイに芸)をさせたりしてこきつかっているので、それを見たジョーイは面白そうだから雇おうと決心する。
ジーナやハワードまでアシスタントをやりたがり、なかなか思った人が面接で見つからない。
そこにグレンという有能な男がやってくる。そのかゆいところに手が届く仕事っぷりが気に入って、即採用。ところがグレンはジーナが気に入って付き合いだしたのだが、いきなり仕事のほうがメタメタになってしまう。ジーナが予定を狂わせたり邪魔をしたりするからだ。
だんだんジョーイとジーナは険悪なムードに。ジョーイはジーナは今まで付き合った男達にはなかったグレンの紳士さに、いつになく本気なのだという。そこでジョーイはクビにしようと言い出しグレンを慌てさせる。
結局グレンの提案で、ジーナとジョーイの間にグレンを共有するためのルールを作ることで、話が落ち着く。

【マイケル、アレックス】
マイケルのライバルセスが、マイケルと一緒に考えたロケットの断熱材の特許を単独名で撮ろうとしてることを知り、マイケルは激怒。何とか調停してみようとアレックスが乗り出すが、出身校のことなどをセスにバカにされて激昂、物別れに。
証拠がなくて困ったふたりだったが、断熱材を思いついた場にジョーイがいたことを思い出す。
しかしジョーイは、その時見ていた「特攻野郎Aチーム」のことは覚えていても、マイケルたちの話の中身は覚えていない。はったりで証人として連れて行くが、セスの弁護士がはったりと見破ってしまう。
その時、ジョーイが「君が席をはずした隙に、パソコンを覗いたらエロ関係のフォルダがあった。それを裁判の記録に残してもいいのか」と脅して、セスの和解を引き出す。
実は「どんな男でも、エロフォルダくらい持ってる」というジョーイのハッタリだった。


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「アリーマイラブさんたら、おろおろしてな~い?」

ボビーのアシスタントジェイソンいびり(本人いびってるつもりはないのかもしれないけど)は、ボビーがやるからいいので、他の人がやったら絶対笑えないんだろうなー。
修士号とってロボットダンスっていうのもかなり悲しい・・・。
ローレンのアシスタントのトレイシーも、しょっちゅう家を見に行かされたりしてたし、アシスタント業はなかなか大変そうだ。

製作者側は、まさか日本でも「ペパーダイン大学」が「オチ」として成立しうるとは思ってなかったに違いない。日本の視聴者も、まさかペパーダイン大学という言葉をまた聴くとは思ってなかっただろう。
「ペパ大」とか呼ばれてすっかり有名になってしまったかの大学だが、確かあの頃の報道だと・・・・エリート校ではないが両家の子女が行くような感じの学校、みたいな話だったので、セスが鼻で笑うという雰囲気もわからないでもない。
しかし、アレックスは弁護士としては微妙だなーと思っていたのだが、やはりそんなに有能ではないような。アレックスの優秀ぶりはセスの偽彼女を追い詰めた時くらいかなぁ。
前回の冒頭、ジョーイのパーティー同行権を巡ってスピーチをすることになったとき、弁護士のアレックスが一番有利かと思ったら、結婚式のスピーチしちゃったし。いつもヒマそうで弁護士に見えないもんなー。

今回の登場人物で現時点での一番のエリートは、実はハワードだということが発覚したわけだが、しかし実生活では一番使えなさそう。受話器を耳からはずしたら、電話の相手が誰かわからなくなるような人間が、どうやったら銀行内で出世できたのか、とっても謎。

原語で聞いてる人、ジョーイがマイケルたちがいたとき見ていたドラマは「特攻野郎Aチーム」で、ジーナがグレンと見ようとした映画は「天使にラブソングを」でOKでしょうか?
なかなか微妙なチョイスをするよなー、この番組・・・・


【 キャラクタートリビア 】

・ハワードはカリフォルニアで3番目に大きい銀行の副頭取!マジで?
・ハワードのフルネームは「ハワード・C・ペッカーマン」
・ジーナは犬を噛んで裁判沙汰になったことがある。
・ジーナのいいレストランの条件は、「ケチャップが出してあってクラッカー食べ放題」
・マイケルのパソコンの「ジョーイの税金関係」フォルダはエロフォルダ
・アレックスのロースクールは、ペパーダイン大学。


【 脇俳優チェック 】

◆優秀アシスタントのグレン .... Richard Ruccolo
「Xファイル」でペイトン・リッター捜査官として登場。
テレビシリーズ「ふたりの男とひとりの女」で「二人の男」の片割れピートを演じていた。
ちなみに「ひとりの女」は「名探偵モンク」でシャローナの後釜アシスタントとなったTraylor Howard。ドラマの卒業生はアシスタントになるというジンクスでも?
その「ふたりの男・・・・」が縁でか、その前のビバヒルゲスト出演のせいでか、ビバヒルのバレリーことTiffani Thiessenと婚約したけど、結婚はしないまま3年で破局。
「Missing in the USA」という、WATのドキュメント版というか「テレビのチカラ」アメリカ版?でホスト役をつとめている。
今後は19話と21話に登場。

コメント (2)
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ジョーイ 第14話「美女とトレッキー」

2005年07月24日 | ジョーイ
【ジョーイ、ジーナ】
ディープパウダー放送開始記念パーティーが催されることになったが、ローレンの締め付けが厳しく一人しか連れて行けない。アレックスとジーナとマイケルに安請け合いして喜ばせてしまった手前、ジョーイはローレンに掛け合うが聞いてもらえない。
ローレンが元彼とモメているのを聞いてしまうが、それでもパーティーの割り当てを増やしてもらえなかったので、連れがいない関係者に「パートナーを紹介する」と言って、なんとか2人分余分にチケットをゲット。
ジーナは、NBCの担当者のマーティンのパートナーとして出席、オイシそうなマーティンにジーナは大喜びだが、実はマーティンはローレンの元彼だった!
すっかりご機嫌を損ねてしまったローレンにジョーイは大弱り。落ち着かせようとキスをしたら、二人はそのまま盛り上がってしまう。しかし、せっかくつかんだチャンスをダメにしたくないと、深い関係になることはぐっと我慢。

【アレックス】
ジョーイがアレックスのパートナーとして連れてきたのは、レズビアンのカーラ。ジョーイはどうなるか面白がって引き合わせてしまったのだ。
でもアレックスはそうとは知らず、カーラのフレンドリーぶりに、いい女友達ができたと大喜び。
しかし、アレックスが「結婚してる」と言ったことから、カーラはひいてしまう。
結局アレックスは全然わかっていない・・・・

【マイケル】
マイケルはパーティーで女の子に話しかけられて舞い上がってしまい、うまく誘うことができない。そんな時出席者の中に、マイケルの憧れのひとであるスタートレックのデータ少佐役、ブレント・スパイナーを発見し、声をかける。
スパイナーは「データ」として扱われることにうんざりしていたが、そこにマイケルをお気に入りのエージェントのボビーがやってきて、スパイナーに喝を入れる。
マイケルはスパイナーと話せた上に、アンナという女の子からもお誘いを受けて夢のようだったが、どちらかを選ばないといけなくなった時、オタク心には勝てずスパイナーのほうを選んでしまう。


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マイケルがR2D2を望んだら、
 あんたはプリプリボワーって言うのよ!!

この回もボビーとローレンが飛ばしまくりだったなぁ。ジョーイが落ち着いて見えるもんなー。
ローレンの元彼が出てくるというので、ボビーと二股かけた例の彼が登場か?と思ったのだが、それではなかったらしい。もしマーティンがボビーの元彼だったら、ボビー&ローレン&ジーナの、恐怖の三すくみ状態が完成して、パーティー会場は阿鼻叫喚の修羅場となったことだろう。
・・・・とても見てみたいけど。

潔癖症なのにキスはできるんだなー。消毒液につけたり、顔を煮沸消毒(!)したりするのか。
ジョーイが部屋から出て会場に入っていった時ローレンの姿がなかったのは、多分うがいに行ったんだと思う・・・・
でも、モンクみたいに専用のトイレとかないと、耐えられないだろうな・・・・

ストレッチリムジンというのは、いわゆるセレブが授賞式やパーティーに乗り付ける、車長のながーいリムジン。
プールつき、とか無茶なことを言っていたが、実はこんなものがあった。一度乗ってみたい。しかもMINIだし。
ジョーイが言っていたストレッチハムビー・・・・ハムビー(ハンビー/Humvee)というのはこういう車。軍用だなー。で、それがなぜリムジンと関係あるかというと、こういうのがあるから、らしいけど・・・・車のことはよくわかりません。

マイケルに誘いをかけてたアンナについて「デルタン人とベタゾイド人をあわせたような」と言っていたが、デルタン人はセクシーで魅力的な種族で、髪の毛がないのが特徴。
ベタゾイド人は人間とほとんど変わらない外見だが、鋭いエンパシー能力に長けている。周期的に結婚願望が起こって積極的に迫ったり。
なるほど、「いいとこついてる」わけだ。

【 キャラクタートリビア 】

・共演者のボディーくんはマザコン。というか、子役出身でステージマザーがそのままあぁ
 なったという設定なのではないか、と推測してみる。
・ガナーは幽霊役で再契約を果たした。
・マイケルは1994年スペリング大会で6位。それがテレビで中継された。
・ジーナの胸の料金は500ドル。


【 脇俳優チェック 】

◆NBC担当者マーティン .... Jeff Bryan Davis
コメディドラマのレギュラーが多く、インプロ(即興劇)番組「Whose Line Is It Anyway?」のゲストが多いあたり、本格派のコメディアンらしい。
「The Downer Channel」という(WOWOWで始まった「THE SKETCH SHOW」と同タイプ)コント番組でゴールデン進出を果たしたものの、内容がシュールだったので数話で打ち切りになったのだが、その番組には「24」のクロエ・オブライエン役のMary Lynn Rajskubもレギュラー。彼女はコメディエンヌだったんだなー。

◆ブレント・スパイナー本人 .... Brent Spiner
「インディペンデンス・デー」が挙げられていたが、あれではマッドサイエンティストのブラキッシュ博士を演じていた。彼の代表作としてあれ、っていうのもけっこうマニアじゃないかなーと思ったりして。
データ少佐はこんな感じのビジュアル。この画像を探すにあたって、こんなコラを見つける程度に人気者のデータ少佐。
トレッキーな人に解説をお願いしたいのだが、なぜかこんなコスプレまでしてしまうデータ少佐とは、一体何者なのか・・・・

◆レズビアンのカーラ .... Beth Littleford
「スピン・シティ」でディアドレというなかなかキョーレツな女性をやっていたひと。実生活では番組で知り合って結婚したプロデューサーの夫がいるようなので、レズビアンではないようです。

コメント (3)
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