くまぷーの海外ドラマblog

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ミディアム5 第12話「内なる悪魔 Part2」

2010年08月12日 | ミディアム
射殺されたハーベイが霊となって能力の妨害をするようになり、アリソンの夢は失敗続きになる。
さらにブリジットの学校にまでハーベイが現れたことで、無視するしかないと思ったものの、アリソンは再び連続殺人犯の夢をみる。夢に見た家で犯人が自殺して発見されたことで、デヴァロスらはアリソン復活と事件解決を喜ぶが、ハーベイに夢をコントロールされているアリソンは浮かなかった。
そして犯人には実は殺人同盟の仲間がいて、自殺ではなく仲間に殺害されたことを夢で知ったアリソンだったが、ハーベイの妨害で仲間の顔を見ることができず、能力を役立たせることができない。アリソンは次第にハーベイの思惑通りに追い詰められていくが・・・

ジョーは社員に解雇を宣告しなければいけなくなって落ち込むが、ジョーの人柄のおかげで「また一緒に働きたい」と言ってくれる社員もいて救われる。
彼らの再就職先のことを聞いたジョーは、それがマリーが新聞を切り抜いて遊んでいた人形の名前と一致していることに気づく。マリーは能力で株価が上がる会社を無意識に予知していたのだ。
それをうまく使えば会社を復活させられると思ったジョーは、カバナーに株の購入を勧めるが、アリソンの能力を信じて大失敗したからと、カバナーは耳を貸そうとはしない・・・

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死んで霊になってしまったら警察もガードマンも守ってくれない、と前回書いたのだけど・・・
そうかその手があったか!餅は餅屋ですね!(多分違う)
被害者たちやその他アリソンの見方になってくれる死者の皆さんのご協力もあって、無事(?)地獄に落とすことができたわけだ。
死者の皆さんたちの弾幕の厚さったら。あんなにたくさん庭に勢ぞろいされるとちょっと怖い。みんなで「スリラー」でも踊ってみませんかっていう勢いだ。

しかし、事件が解決しても守護霊のごとく息子家族につきまとうジョー父がいるように、「ミディアム」での「死後の世界」っていうのは結構曖昧だったので、天国とか地獄とかはどうなっているのだろうと思っていた。
「ゴースト」だと、この世に未練がある死者が現世に霊となってとどまり、それが解決した場合は天国に、恨みを残した状態でさ迷う死者は地獄にとかはっきり所在が分かれているのだけど。
本物のアリソン著作の本だと、死者はどこかにいくというのではなくて、愛する人のそばにいつも見守っているのだというのだった。でもそれだとハーベイを追い払うすべがないわけで、悪い人が堕ちる地獄はあるんだということにはなるらしい。

でも・・・ハーベイって極悪一辺倒なんだと思っていたのだけど、単に善悪のベクトルが自分だけのローカルルール以外を認めない&手段が極端っていうだけで、理屈事態はとても正論なんだなと、ブリジーに絡んだところで思ってしまった。
「悪い子はいねがー」みたいな。メンフィスのナマハゲか!!
ブリジーの教育上、しばらくそばにいてもらったほうが何かと良かったんじゃないかという気がしないでもない。
そりゃ、あんな上半身裸のまばたきしないおっさんの幽霊が、唐突に正論で説教してきたら、明かりつけたままでないと眠れないくらいに恐怖だろうが、あの程度ならブリジーにしてみたら躾の範囲内?むしろジョー父が時々出てきてやっておけっていうくらいの話ではなかろうか。
あれで殺人犯を放置してまで己の神と正義を守ろうなんていう歪んだ思想の持ち主でなければ、ブリジーの成長を厳しくそばで見守ってくれるいいおじさん守護神になって、ブリジーにとってもいい薬になったことだろうに。
こんな陰惨な話の中でもきっちり笑いをとりにいくブリジーが好きさ。

それと成長著しいマリーたんもカワイイ系お笑い担当としてオイシイ役割をこなしていた。
あの人形はどんな意味があるのだろうと思ったら、株価上昇銘柄を予知していたのだとは!!マリーたんうちの子にならないかい??(下心ありあり)
ジョーがそれに気づいてやらせようとした時の「パパがダメって言ったからぁ!」という感情の発露なぞ、もう立派な女優さんですね・・・「もーつかれたー」の演技もかわゆうてかわゆうて。
「かみにんぎょーはあかちゃんのあそび!」とか言われちゃったら、ジョーも無理に言えないわけだ・・・
これからのマリーたんの成長がほんとに楽しみだ。姉2人の演技もとてもしっかりしてきてもう立派な女優さん。この先三人が大ブレイクしていっぱしのハリウッド女優になった時、「私は彼女の最初から見てきた」って言ってみたいという邪心が・・・

(ところで、この後の「直感ビジネス」はなぜかPart3の録画がHDDの中で迷子になっているので、次のエピを先にアップするかもしれません・・・)


【 脇俳優チェック 】  脇俳優チェック 】

◆共犯者のドナルド・クロムラー .... Stuart McLean
今エピではスマイリーフェイスで顔は見えていない。
「メンタリスト」第1シーズン6話「冷血」では、クジラのカル主催で開かれたカードの会の参加者でギャンブラーのフレディ役。ジェーンのことを「金髪の兄ちゃん」呼ばわりしたが、プレイ途中で眠くなって居眠りしている。

◆首にされながらも感謝したジョーの部下 .... Mozhan Marno
イスラムの石打の刑の実話を映画化した「The Stoning of Soraya M」(日本未公開)の演技が好評で、アカデミー賞前哨戦のひとつ「サテライト・アワード」の助演女優賞にノミネートされた。
「BONES」第5シーズン5話、「メンタリスト」第2シーズン3話に登場予定。

◆連続殺害事件の犯人ケヴィン・フリン .... Andrew Rothenberg
「FBI~失踪者を追え」第5シーズン20話「誘拐」では、誘拐されたアンドリューの父ジョンの勤め先の警備会社の同僚で、立場を利用してクライアント先への盗みを働いていたジギー・レインズ役。ジョンに盗みの共謀を持ちかけ、一度だけだと思って引き受けたジョンは引きずり込まれてしまう。
「プリズンブレイク」第1シーズンでは、精神科棟の受付スカラー役。マイケルに騙されて注射で眠らされてしまう。
「NCIS」第6シーズン10話、「CSI:9」24話に登場予定。もうすぐ放送が始まる「True Blood」では、序盤にバンパイアのマルコム役で活躍している。

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