【ガブリエル】
カルロスの仮釈放が早まって突然帰宅、ガブリエルは大喜び!
ところが仮釈放を働きかけてくれたというカトリック教会のシスターメアリーとやりとりした手紙の束を発見。カルロスは服役中に彼女に出会ったことで心を入れ替え、「新しい道を!」と思うようになったのだという。
しかしカルロスは平日なのにシスターメアリーとミサに行くという。迎えに来たシスターメアリーを見てガブリエルはびっくり、若くてとても男がそそられそうなタイプだったのだ。問い詰めるが「信心とは無関係」とカルロスは断言する。
そこでガブリエルは先手を打ってシスターメアリーを自宅に招く。カルロスが車を慈善事業に寄付するというのでショックを受けたガブリエルは、シスターにカルロスといちゃついているところを見せつけ、「二人の生活を取り戻したいから引っ込んでて」と言い渡す。
おとなしいシスター相手ならすごめば引っ込むと思っていたが、ところが返ってきた返事は予想と違っていた。実はシスターメアリーは相当に性根が座ったタイプで、カルロスには真剣に入れ込んでいるのだった。これからカルロスを巡る女の闘いが始まろうとしていた・・・
【スーザン】
実の父アディソン・プルーディの営む農芸店が近くにあると知り、スーザンはどんな人物かが気になりこっそり覗きに行く。プルーディの景品のカウボーイハットをくれた優しい応対に、スーザンはすっかり舞い上がってしまう。店で働いてお近づきになり、娘のようだと思わせてから打ち明けるという甘すぎる「告白プラン」を計画、イーディの批判やブリーが心配するのも聞かず実行に移す。
ところがプルーディはスーザンのことを「女房に頼まれて浮気をひっかけにきたのか?」と疑い、追い出されそうになったのでつい勢いで「娘なんです」と打ち明けてしまう。するとプルーディはショックで心臓発作で倒れてしまう。
病院まで付き添っていったスーザンに、プルーディは感謝し「会えて嬉しかった」とは言うものの、妻への後ろめたさから帰らせようとする。しかしスーザンは「ただの過ちだった」と突き放されても食い下がって帰ろうとしない。
そこにプルーディの妻のキャロルがやってくるが、スーザンはプルーディの隠し子であることは伏せたのでプルーディはほっとしたのもつかの間、スーザンは「続きはまた今度」とほのめかして病院を後にするのだった・・・
【リネット】
上司ニーナの嫌がらせのような態度にリネットの我慢も限界、仕事仲間と決起を誓うが、いざとなるとみんな腰が引けて自分が孤立してしまう始末。
そんな時、受付のステューとニーナの密会を目撃してしまう。上司と部下の恋愛関係はご法度なので、リネットはニーナに「もっと丸い人間になってほしい」というのを条件に黙っていることを約束する。
ところがニーナはステューをクビにし、新しい受付のパットを雇う。抗議したリネットには、リストラがあるとちらつかせて脅しをかけてきた。そこでリネットはステューに「コレはセクハラだからエドに打ち明けるべき」とそそのかす。
しかしリネットが「訴えればがっぽりとれる」と言ったひとことを聞き逃さなかったステューが会社を訴える暴挙に出たため、ニーナはクビになりリネットはその後釜に。そして賠償金のために会社は大幅なリストラを余儀なくされることになる。
ニーナは「エドは超無能。あなたもこれから丸くなってるヒマはなくなる」と捨て台詞を残して去っていくのだった・・・
【ブリー】
ブリーが家でパーティを開いている最中、ジョージが外で大音響でカラオケで歌って恥をかかされたブリーは、ライフルを持ち出しカラオケの機械をぶっ飛ばす。
それでも懲りないジョージは自転車で自宅を回るなどブリーの周辺につきまとって困らせた。ブリーは事故から助かったゴールドファイン先生のお見舞いに行ったところ、彼を橋から投げ落としたのはジョージだということに気づき、通報。ジョージの自宅から警察が証拠品を押収、それに気づいたジョージは逃走する。
なんとかブリーを取り戻そうとしたジョージは、ブリーが慈善パーティをしているホテルに部屋を取り、薬を飲んでブリーを部屋に呼び寄せようとする。しかしブリーは彼の居場所を通報しようとするが、そこで刑事からレックス殺害の犯人がジョージだと聞かされてしまう。
ブリーがひとりジョージのいる部屋に向かったところ、意識朦朧となったジョージから救急車を呼んでくれと懇願されるが、「レックスに何をしたか、正直に話してくれたらあなたを許す」と言う。しかしジョージが「君が望んだから」と白状したので、ブリーは救急車を呼ばずジョージを置き去りにして立ち去る・・・
------------------------------------------------------------
なんだか初期のデス妻のような仕様。
4人+1で話がぴっちり終わってると結構すっきりですね。ベティたちの話とかはこういう「休み」の時に密かに進行しているのだな。
イーディがすっかりなじんで「5人でひと組」になっているのが嬉しい。リネットの初体験についてのツッコミに苦笑して「はぁ~い、ごもっとも」と言葉もアリマセンな顔をしてみせたのがとてもいい感じだった。
その後ちょっと映ったガブリエルの表情といい、もうすでにイーディは「無理やりねじ込んできたよそ者」ではないのだと感じる。
そのポーカーシーンでイーディがいなかったら、スーザンに「甘いよ!」ってつっこめる人がいなくて、スーザンは余計に暴走したのだろうか。っていうか、つっこまれてもプランを最悪MAXな形で実行してしまったわけだが。
スーザンって・・・アメリカ横断ウルトラクイズにある、○×クイズで誤答だと飛び込んだ先が泥、っていうので
100%泥のほうを選ぶような人生って気がする。
しかも答えを教えてもらってても必ず泥。さらに半分くらいはまわりにいるひとを巻き込んで泥まみれになるような。
自分だけ泥かぶっとけやと思うのだが、そうはいかないからスーザンなんだろう。
そりゃ自分のルーツだし、長年求めた父親だし、気持ちはわからないでもないが・・・
営業スマイルを本気にとるなよ!べっぴんさん相手ににっこり笑ってタダの販促用のカウボーイハットくれたからって、いい人だぁとか舞い上がるなよー・・・
よく彼女が今まで宗教とか詐欺にあわずに(あ、編集さんには横領されたか)ここまでやってきたもんだと不思議に思ってしまう。カールがスーザンのことが忘れられない理由がなんとなくわかったような気がする。イーディだと最後は一人でやっていけそうだもんね。スーザンもおバカだし、カールもおバカだとつくづく思ってしまった。
早めに引き下がっておけば、父親から「君に興味はない、家族が居るんだ」まで言わせずにすんだだろうに。それでも引き下がらないスーザンが何を求めてるのか激しく疑問。
もしやアレですか、
「ネェマイクぅ~
あなたがザックと親子の絆を深めたいって思う気持ちってのカナ、
それがわかったような気がする(棒読み)」
とかまた気持ちを押し付ける?とか予想してしまうわけだが・・・
新キャラのシスターメアリー・・・スゴものですな。
あんな純真そうな感じなのに。先週までガブリエルがかわいい~とか思っていたのでいきなり方向転換するのもなんだが、シスターのキャラ、嫌いじゃないっす。
最後に指でろうそく消してるとこなんか、ひぇぇぇぇぇぇと軽く恐怖を感じてしまった。
タイトルは「天使と悪魔」だけど、というよりは白い魔女と黒い魔女の闘いですか。どっちにしろカルロスは地獄行きって感じが。・・・おかしいなー、片方は妻で片方はシスターなのに、どちらにも落とし穴が掘られてるって・・・カルロスって実は服役してる間が一番幸せだったんじゃ?
リネットは毎回何かしら策を弄しているが、成功打率3割くらいかな。
「人を呪わば穴二つ」というのを地で行く感じだ。
そもそもニーナが色ボケになったのもリネットが火をつけたせいだし、丸くない人間相手に捨てやすい切り札で勝負かけるところが間違ってたし、そして仕上げが「裁判でがっぽり」という失言だ。ワンプレイではなく完全にトリプルプレーのひとり芝居で、穴は3倍返しに自分に返ってくることになる。
ニーナはニーナでナイスキャラだったんだけどなぁ。これでいなくなってしまうのが寂しい感じさえする。エドはニーナを超える強烈キャラに育ってくれるだろうか?なんとなくリネットがエドの無能ぶりに業を煮やし、一念発起で会社をのっとってしまうような、そんな未来は・・・ない?
リネットが切り盛りする会社で、イーディが営業して、ブリーの家事術をガブリエルのモデルとスーザンのイラストで売り出せば結構いい線行くと思うんだけどなぁ。
「愛されてる」「愛されてない」「愛されてる」「愛されてない」
ひぃぃぃ~~~~。
ジョージの睡眠薬占い見ただけで、ぞぞぞぞっとしてしまう。
独占欲を拒否されるとお決まりのようにストーカー化。彼はほんとに愛し方を知らない男なんだなー。比較的周囲とコミュニケーションも取れてる感じなのに、男女の仲に関しては間違いだらけという・・・。
ブリーがいきなりコマンドー化してライフルぶっぱなすのには美しさすら感じたが、あれはアメリカでは通報されないレベルなんですかね。ウィステリア通りおそろしや・・・。
ゴールドファイン先生無事でよかった~。先生にブリーが「趣味が合うんです」「一緒にオペラに行く相手が必要」と説明していたのを思うと、ブリーにとっては「ジョージに誤解されたこと」が諸悪の根源だったわけで、傷も深いような気がする。
ジョージは結局ブリーのことを何も理解していなかった。そのせいで、レックスがブリーのことを理解していないことまで知らされるはめになった。ブリー自身、愛していると思っていた男たちのことを何一つ理解していなかったということに気づいてしまったようなもので、ブリーの気持ちはこれからどの方向に向かっていくのだろうか。
・・・子供・・・かな?そこでダニエルのビッチ化が問題に?
しかしあれはブリーがまた疑われたりするのかなぁ。関わる男たちが次々に死んでいくという・・・
なんとなく全体的に面白さは変わらないけれど、ちょっと勢いが低調な感じがする2nd、それはとりもなおさずブリーのキャラがはじけていないことも大きな要因だと思う。
TV.comの数字を見てるとあと3話くらいは低調が続くようなので、しばらくはガマンの視聴が続きそうかな。
【 ト リ ビ ア 】
ジョージがブリーの家の外で熱唱していたのは、David Soulの「Don't Give Up On Us」(邦題「やすらぎの季節」)。タイトルや歌詞を見るだけでもジョージの怨念を感じて結構うんざりする感じ。
ちなみにこのDavid Soulは「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役でおなじみ。スタハチは最近映画化されて、その中に「元ハチ」として出ているらしいのだが、スタハチの顔ぶれが微妙すぎてあまり見る気がおきないしなぁ。
Best of David Soul
David Soul
![Best of David Soul](http://ec1.images-amazon.com/images/P/B0000082BT.01._SCMZZZZZZZ_V1115646608_.jpg)
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【 脇俳優チェック 】
◆レックスの件の担当刑事 .... Kurt Fuller
初登場は3話「仮面生活」。
「HOUSE」第1シーズン8話「医療不信」で、梅毒のせいでハウスに萌え萌えになってしまったおばあさん患者ジョージアの息子役で登場していた。今までまじめだった母親がいきなり頭の中がピンク色にお花が咲いてしまったので頭を抱えていたのだった。ちなみにその時母親のジョージア役を演じていたのは、レックス母フィリス役のShirley Knight。
「名探偵Mr.モンク」第1シーズン8話(NHK放送順による)「同居人に文句あり」では、秘密が掘り返されるのを妨害するため事件を起こした市長補佐役で登場していた。
「エイリアス」第3シーズンではNSC(国家安全保障会議)の上層部リンゼイ役、「ザ・ホワイトハウス3」ではシチュエーションルームでシャリーフ暗殺について話し合われているときのアドバイザーとして20、21話に登場している。
映画の出演作も多数で、「最終絶叫計画」のシェリフ役など様々な映画で脇を固めている。
◆リネットの上司エド・フェレーラ .... Currie Graham
初登場第は第1話で、バスケ好きの強いキャラでリネットを圧倒した。2シーズンは9エピに登場予定。「CSI:マイアミ2」17話「消えた320万ドル」では、現金輸送車から320万ドルを強奪された、デイド相互銀行の支店長ロバート・マッケンジー役で登場していた。被害者の立場かと思われたが、実は事件の黒幕・・・と見せかけて。色々と主犯にコケにされた男たちがかわいそうなエピ。
「CSI:2」7話「愛しすぎた男」では、司書の女性が不審死を遂げたアメリカ政府歴史図書館の館長スタンリー・ハンター役を演じていた。館長は司書の女性と深い関係だったため疑われた。CSIでは第6シーズンにまた別の役で再登場の予定。
「24」の第1シーズン10,11話に、テッド・コフェル役で登場。CTUの職員の裏切りにより浮上したゲインズの資金源で表向きは投資会社のCEOをしている。ジャックは妻子の居場所の手がかりをつかむために直接尋問しようとリムジンドライバーに成りすまして接触するが、コフェルは心臓発作を起こしてしまう。
「名探偵Mr.モンク2」4話(NHK放送順による)「おばあちゃんの身代金」では、おばあちゃんを椅子ごと誘拐した古美術商夫婦の夫ハロルド・マローニー役。
FOXで放送中の「HOUSE」では、第1シーズン終盤から第2シーズンにかけて登場予定。
◆シスターメアリー .... Melinda Page Hamilton
今シーズン中3エピに登場予定。
「コールドケース2」16話「お星さま」では、リリーのボスのスティルマンの娘ジェイニー役で登場していた。今は一児の母として幸せな生活を送るジェイニーだが、悪い男ブラッド・ウィザムに乱暴されたというくらい過去を持つ。
「CSI:マイアミ2」14話「骨に刻まれた凶器」で、エバグレーズ国立公園でデルコとアレックスが危うく火事に巻き込まれそうになった時に発見した女性遺体の被害者ジュリー・ブライアント役。
「CSI:NY2」8話、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医3」9話に登場予定。
◆リネットの会社の新しい受付パット .... Carol Mansell
「That's '70s show」第2シーズン6話「三角関係は蜜の味」では、キティの同僚のナース役で登場。無職になったレッドを元気付けようとキティが連れて行った職場(病院)のパーティで、昼メロオタクに成り下がったレッドが彼女に昼メロについてアツく語ってみせた上に、レッドから「あんたは昼メロを見る資格がない!」だの「ナースのクセに意識不明の男が愛せないのか!」と説教されてしまったのだった。
その他「となりのサインフェルド」など出演作多数。今シーズン内で5エピに登場予定。
◆ジョージに伝言を頼まれたホテルのベルボーイ .... Kamal Marayati
オフィシャルサイトあり。
来週放送の「インベイジョン」10話「神意」に登場予定。
◆プルーディの妻キャロル .... Joyce Van Patten
「FBI~失踪者を追え」のジャック・マローンの妻マリア役のTalia Balsamの母で、「ザ・ソプラノズ」「Sex and the City」などの演出を手がけているTimothy Van Pattenの姉という、芸能一家の一員。
40年代から映画やテレビに出演しているベテラン女優。「Oz」でリバドーの妻役で第5シーズン7話「善意」に登場。他に「ザ・ソプラノズ」など。
「FBI~失踪者を追え4」6話に登場予定。
カルロスの仮釈放が早まって突然帰宅、ガブリエルは大喜び!
ところが仮釈放を働きかけてくれたというカトリック教会のシスターメアリーとやりとりした手紙の束を発見。カルロスは服役中に彼女に出会ったことで心を入れ替え、「新しい道を!」と思うようになったのだという。
しかしカルロスは平日なのにシスターメアリーとミサに行くという。迎えに来たシスターメアリーを見てガブリエルはびっくり、若くてとても男がそそられそうなタイプだったのだ。問い詰めるが「信心とは無関係」とカルロスは断言する。
そこでガブリエルは先手を打ってシスターメアリーを自宅に招く。カルロスが車を慈善事業に寄付するというのでショックを受けたガブリエルは、シスターにカルロスといちゃついているところを見せつけ、「二人の生活を取り戻したいから引っ込んでて」と言い渡す。
おとなしいシスター相手ならすごめば引っ込むと思っていたが、ところが返ってきた返事は予想と違っていた。実はシスターメアリーは相当に性根が座ったタイプで、カルロスには真剣に入れ込んでいるのだった。これからカルロスを巡る女の闘いが始まろうとしていた・・・
【スーザン】
実の父アディソン・プルーディの営む農芸店が近くにあると知り、スーザンはどんな人物かが気になりこっそり覗きに行く。プルーディの景品のカウボーイハットをくれた優しい応対に、スーザンはすっかり舞い上がってしまう。店で働いてお近づきになり、娘のようだと思わせてから打ち明けるという甘すぎる「告白プラン」を計画、イーディの批判やブリーが心配するのも聞かず実行に移す。
ところがプルーディはスーザンのことを「女房に頼まれて浮気をひっかけにきたのか?」と疑い、追い出されそうになったのでつい勢いで「娘なんです」と打ち明けてしまう。するとプルーディはショックで心臓発作で倒れてしまう。
病院まで付き添っていったスーザンに、プルーディは感謝し「会えて嬉しかった」とは言うものの、妻への後ろめたさから帰らせようとする。しかしスーザンは「ただの過ちだった」と突き放されても食い下がって帰ろうとしない。
そこにプルーディの妻のキャロルがやってくるが、スーザンはプルーディの隠し子であることは伏せたのでプルーディはほっとしたのもつかの間、スーザンは「続きはまた今度」とほのめかして病院を後にするのだった・・・
【リネット】
上司ニーナの嫌がらせのような態度にリネットの我慢も限界、仕事仲間と決起を誓うが、いざとなるとみんな腰が引けて自分が孤立してしまう始末。
そんな時、受付のステューとニーナの密会を目撃してしまう。上司と部下の恋愛関係はご法度なので、リネットはニーナに「もっと丸い人間になってほしい」というのを条件に黙っていることを約束する。
ところがニーナはステューをクビにし、新しい受付のパットを雇う。抗議したリネットには、リストラがあるとちらつかせて脅しをかけてきた。そこでリネットはステューに「コレはセクハラだからエドに打ち明けるべき」とそそのかす。
しかしリネットが「訴えればがっぽりとれる」と言ったひとことを聞き逃さなかったステューが会社を訴える暴挙に出たため、ニーナはクビになりリネットはその後釜に。そして賠償金のために会社は大幅なリストラを余儀なくされることになる。
ニーナは「エドは超無能。あなたもこれから丸くなってるヒマはなくなる」と捨て台詞を残して去っていくのだった・・・
【ブリー】
ブリーが家でパーティを開いている最中、ジョージが外で大音響でカラオケで歌って恥をかかされたブリーは、ライフルを持ち出しカラオケの機械をぶっ飛ばす。
それでも懲りないジョージは自転車で自宅を回るなどブリーの周辺につきまとって困らせた。ブリーは事故から助かったゴールドファイン先生のお見舞いに行ったところ、彼を橋から投げ落としたのはジョージだということに気づき、通報。ジョージの自宅から警察が証拠品を押収、それに気づいたジョージは逃走する。
なんとかブリーを取り戻そうとしたジョージは、ブリーが慈善パーティをしているホテルに部屋を取り、薬を飲んでブリーを部屋に呼び寄せようとする。しかしブリーは彼の居場所を通報しようとするが、そこで刑事からレックス殺害の犯人がジョージだと聞かされてしまう。
ブリーがひとりジョージのいる部屋に向かったところ、意識朦朧となったジョージから救急車を呼んでくれと懇願されるが、「レックスに何をしたか、正直に話してくれたらあなたを許す」と言う。しかしジョージが「君が望んだから」と白状したので、ブリーは救急車を呼ばずジョージを置き去りにして立ち去る・・・
------------------------------------------------------------
なんだか初期のデス妻のような仕様。
4人+1で話がぴっちり終わってると結構すっきりですね。ベティたちの話とかはこういう「休み」の時に密かに進行しているのだな。
イーディがすっかりなじんで「5人でひと組」になっているのが嬉しい。リネットの初体験についてのツッコミに苦笑して「はぁ~い、ごもっとも」と言葉もアリマセンな顔をしてみせたのがとてもいい感じだった。
その後ちょっと映ったガブリエルの表情といい、もうすでにイーディは「無理やりねじ込んできたよそ者」ではないのだと感じる。
そのポーカーシーンでイーディがいなかったら、スーザンに「甘いよ!」ってつっこめる人がいなくて、スーザンは余計に暴走したのだろうか。っていうか、つっこまれてもプランを最悪MAXな形で実行してしまったわけだが。
スーザンって・・・アメリカ横断ウルトラクイズにある、○×クイズで誤答だと飛び込んだ先が泥、っていうので
100%泥のほうを選ぶような人生って気がする。
しかも答えを教えてもらってても必ず泥。さらに半分くらいはまわりにいるひとを巻き込んで泥まみれになるような。
自分だけ泥かぶっとけやと思うのだが、そうはいかないからスーザンなんだろう。
そりゃ自分のルーツだし、長年求めた父親だし、気持ちはわからないでもないが・・・
営業スマイルを本気にとるなよ!べっぴんさん相手ににっこり笑ってタダの販促用のカウボーイハットくれたからって、いい人だぁとか舞い上がるなよー・・・
よく彼女が今まで宗教とか詐欺にあわずに(あ、編集さんには横領されたか)ここまでやってきたもんだと不思議に思ってしまう。カールがスーザンのことが忘れられない理由がなんとなくわかったような気がする。イーディだと最後は一人でやっていけそうだもんね。スーザンもおバカだし、カールもおバカだとつくづく思ってしまった。
早めに引き下がっておけば、父親から「君に興味はない、家族が居るんだ」まで言わせずにすんだだろうに。それでも引き下がらないスーザンが何を求めてるのか激しく疑問。
もしやアレですか、
「ネェマイクぅ~
あなたがザックと親子の絆を深めたいって思う気持ちってのカナ、
それがわかったような気がする(棒読み)」
とかまた気持ちを押し付ける?とか予想してしまうわけだが・・・
新キャラのシスターメアリー・・・スゴものですな。
あんな純真そうな感じなのに。先週までガブリエルがかわいい~とか思っていたのでいきなり方向転換するのもなんだが、シスターのキャラ、嫌いじゃないっす。
最後に指でろうそく消してるとこなんか、ひぇぇぇぇぇぇと軽く恐怖を感じてしまった。
タイトルは「天使と悪魔」だけど、というよりは白い魔女と黒い魔女の闘いですか。どっちにしろカルロスは地獄行きって感じが。・・・おかしいなー、片方は妻で片方はシスターなのに、どちらにも落とし穴が掘られてるって・・・カルロスって実は服役してる間が一番幸せだったんじゃ?
リネットは毎回何かしら策を弄しているが、成功打率3割くらいかな。
「人を呪わば穴二つ」というのを地で行く感じだ。
そもそもニーナが色ボケになったのもリネットが火をつけたせいだし、丸くない人間相手に捨てやすい切り札で勝負かけるところが間違ってたし、そして仕上げが「裁判でがっぽり」という失言だ。ワンプレイではなく完全にトリプルプレーのひとり芝居で、穴は3倍返しに自分に返ってくることになる。
ニーナはニーナでナイスキャラだったんだけどなぁ。これでいなくなってしまうのが寂しい感じさえする。エドはニーナを超える強烈キャラに育ってくれるだろうか?なんとなくリネットがエドの無能ぶりに業を煮やし、一念発起で会社をのっとってしまうような、そんな未来は・・・ない?
リネットが切り盛りする会社で、イーディが営業して、ブリーの家事術をガブリエルのモデルとスーザンのイラストで売り出せば結構いい線行くと思うんだけどなぁ。
「愛されてる」「愛されてない」「愛されてる」「愛されてない」
ひぃぃぃ~~~~。
ジョージの睡眠薬占い見ただけで、ぞぞぞぞっとしてしまう。
独占欲を拒否されるとお決まりのようにストーカー化。彼はほんとに愛し方を知らない男なんだなー。比較的周囲とコミュニケーションも取れてる感じなのに、男女の仲に関しては間違いだらけという・・・。
ブリーがいきなりコマンドー化してライフルぶっぱなすのには美しさすら感じたが、あれはアメリカでは通報されないレベルなんですかね。ウィステリア通りおそろしや・・・。
ゴールドファイン先生無事でよかった~。先生にブリーが「趣味が合うんです」「一緒にオペラに行く相手が必要」と説明していたのを思うと、ブリーにとっては「ジョージに誤解されたこと」が諸悪の根源だったわけで、傷も深いような気がする。
ジョージは結局ブリーのことを何も理解していなかった。そのせいで、レックスがブリーのことを理解していないことまで知らされるはめになった。ブリー自身、愛していると思っていた男たちのことを何一つ理解していなかったということに気づいてしまったようなもので、ブリーの気持ちはこれからどの方向に向かっていくのだろうか。
・・・子供・・・かな?そこでダニエルのビッチ化が問題に?
しかしあれはブリーがまた疑われたりするのかなぁ。関わる男たちが次々に死んでいくという・・・
なんとなく全体的に面白さは変わらないけれど、ちょっと勢いが低調な感じがする2nd、それはとりもなおさずブリーのキャラがはじけていないことも大きな要因だと思う。
TV.comの数字を見てるとあと3話くらいは低調が続くようなので、しばらくはガマンの視聴が続きそうかな。
【 ト リ ビ ア 】
ジョージがブリーの家の外で熱唱していたのは、David Soulの「Don't Give Up On Us」(邦題「やすらぎの季節」)。タイトルや歌詞を見るだけでもジョージの怨念を感じて結構うんざりする感じ。
ちなみにこのDavid Soulは「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役でおなじみ。スタハチは最近映画化されて、その中に「元ハチ」として出ているらしいのだが、スタハチの顔ぶれが微妙すぎてあまり見る気がおきないしなぁ。
Best of David Soul
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![刑事スタスキー & ハッチ 1stシーズン完全版 DVD-BOX](http://images.amazon.com/images/P/B0007IA5QY.09._SCTHUMBZZZ_.jpg)
![Starsky & Hutch](http://images.amazon.com/images/P/B0001IXSW8.09._SCTHUMBZZZ_.jpg)
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【 脇俳優チェック 】
◆レックスの件の担当刑事 .... Kurt Fuller
初登場は3話「仮面生活」。
「HOUSE」第1シーズン8話「医療不信」で、梅毒のせいでハウスに萌え萌えになってしまったおばあさん患者ジョージアの息子役で登場していた。今までまじめだった母親がいきなり頭の中がピンク色にお花が咲いてしまったので頭を抱えていたのだった。ちなみにその時母親のジョージア役を演じていたのは、レックス母フィリス役のShirley Knight。
「名探偵Mr.モンク」第1シーズン8話(NHK放送順による)「同居人に文句あり」では、秘密が掘り返されるのを妨害するため事件を起こした市長補佐役で登場していた。
「エイリアス」第3シーズンではNSC(国家安全保障会議)の上層部リンゼイ役、「ザ・ホワイトハウス3」ではシチュエーションルームでシャリーフ暗殺について話し合われているときのアドバイザーとして20、21話に登場している。
映画の出演作も多数で、「最終絶叫計画」のシェリフ役など様々な映画で脇を固めている。
◆リネットの上司エド・フェレーラ .... Currie Graham
初登場第は第1話で、バスケ好きの強いキャラでリネットを圧倒した。2シーズンは9エピに登場予定。「CSI:マイアミ2」17話「消えた320万ドル」では、現金輸送車から320万ドルを強奪された、デイド相互銀行の支店長ロバート・マッケンジー役で登場していた。被害者の立場かと思われたが、実は事件の黒幕・・・と見せかけて。色々と主犯にコケにされた男たちがかわいそうなエピ。
「CSI:2」7話「愛しすぎた男」では、司書の女性が不審死を遂げたアメリカ政府歴史図書館の館長スタンリー・ハンター役を演じていた。館長は司書の女性と深い関係だったため疑われた。CSIでは第6シーズンにまた別の役で再登場の予定。
「24」の第1シーズン10,11話に、テッド・コフェル役で登場。CTUの職員の裏切りにより浮上したゲインズの資金源で表向きは投資会社のCEOをしている。ジャックは妻子の居場所の手がかりをつかむために直接尋問しようとリムジンドライバーに成りすまして接触するが、コフェルは心臓発作を起こしてしまう。
「名探偵Mr.モンク2」4話(NHK放送順による)「おばあちゃんの身代金」では、おばあちゃんを椅子ごと誘拐した古美術商夫婦の夫ハロルド・マローニー役。
FOXで放送中の「HOUSE」では、第1シーズン終盤から第2シーズンにかけて登場予定。
◆シスターメアリー .... Melinda Page Hamilton
今シーズン中3エピに登場予定。
「コールドケース2」16話「お星さま」では、リリーのボスのスティルマンの娘ジェイニー役で登場していた。今は一児の母として幸せな生活を送るジェイニーだが、悪い男ブラッド・ウィザムに乱暴されたというくらい過去を持つ。
「CSI:マイアミ2」14話「骨に刻まれた凶器」で、エバグレーズ国立公園でデルコとアレックスが危うく火事に巻き込まれそうになった時に発見した女性遺体の被害者ジュリー・ブライアント役。
「CSI:NY2」8話、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医3」9話に登場予定。
◆リネットの会社の新しい受付パット .... Carol Mansell
「That's '70s show」第2シーズン6話「三角関係は蜜の味」では、キティの同僚のナース役で登場。無職になったレッドを元気付けようとキティが連れて行った職場(病院)のパーティで、昼メロオタクに成り下がったレッドが彼女に昼メロについてアツく語ってみせた上に、レッドから「あんたは昼メロを見る資格がない!」だの「ナースのクセに意識不明の男が愛せないのか!」と説教されてしまったのだった。
その他「となりのサインフェルド」など出演作多数。今シーズン内で5エピに登場予定。
◆ジョージに伝言を頼まれたホテルのベルボーイ .... Kamal Marayati
オフィシャルサイトあり。
来週放送の「インベイジョン」10話「神意」に登場予定。
◆プルーディの妻キャロル .... Joyce Van Patten
「FBI~失踪者を追え」のジャック・マローンの妻マリア役のTalia Balsamの母で、「ザ・ソプラノズ」「Sex and the City」などの演出を手がけているTimothy Van Pattenの姉という、芸能一家の一員。
40年代から映画やテレビに出演しているベテラン女優。「Oz」でリバドーの妻役で第5シーズン7話「善意」に登場。他に「ザ・ソプラノズ」など。
「FBI~失踪者を追え4」6話に登場予定。