議会での多数派を占める共和党執行部との予算交渉は、バートレットがハフリー下院議長の提案を拒否したために、連邦政府は機能停止に追い込まれる。
公務員は特別職を除いて自宅待機を命じられ、ドナをはじめとする下級職員も家に帰されることに。
ハフリーはメディアを使ったバートレット政権の無策ぶりを着々とアピールし、次第にバートレット政権は追い詰められる。そこでレオもバートレットを説得しようと試みるが頑として聞き入れようとしない。
困り果てたレオは奥の手を使おうと考える・・・
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ちょうどアメリカで金融安定化策が否決されるという騒ぎ(「騒ぎ」どころじゃないんだけどね)があり、関連記事を読んでいるとまさに5年前のドラマからアメリカの現在が透けて見える感じだ。
ドラマの中でハフリーのポジションの下院議長は現在はナンシー・ペロシ(民主)だが、財務長官は安定化策を通すためにペロシに拝み倒し、超党派で法案をまとめて挙国一致をアピールしようとしたのだという。なのにペロシは直前で党派色バリバリな演説を行ったために、共和党側が「割れた」と・・・
下院議長ってイケズでないと務まらない稼業なのだろうか。そんな意地の突っ張りあいで世界恐慌が引き起こされたのではたまったものではないが。
アメリカだけじゃなくて、日本の現在にもまたこのストーリーが投影できてしまうところがすごい。ねじれ国会で議会運営に苦しむ政権と、それをいいことにわざと空転を誘う野党。
政治はいつでもどこでも似たようなパワーゲームを繰り返しているだけなのかもしれない。
しかし予算案が通らないと公務員が自宅待機!ってすごいなぁ。
そんな時でも休めないシークレットサービスはほんとに大変。国賓が来るというのに、ホワイトハウスの厨房まで休みになってしまうなんて!ケータリングでも頼めというのだろうか?
ホワイトハウスだけじゃなくて、国立○○は全部職員が休みになってしまうという。確かにこれはオオゴトだ。給与の支給が危ぶまれる公務員だけじゃなくて、公的サービスを受けられない国民全員にダメージが広がっていく。
それを政権叩きに利用してメディア戦略をするハフリーは、一見「国民の生活が一番」と言ってるように見えて、実際は自分のアピールとタフネゴシエーションを楽しんでいるだけのような。
結局それでサシのタイマンに持ち込まれて、経験の差でねじ込まれて押し出しの決まり手を食らってしまったのは、いかにもドラマという気がしないでもない。
実際のところはタイマン張ったとしても、ハフリーの立場の人はそんなに簡単に押し込まれはしないだろうし、大統領自身突っ張り続けられないだろうから。
アビーが戻って、ジョシュが戦列復帰して、バートレットが復活!
最後が「次は何だ!」で締めくくられたのが本当にうれしい。やっとゾーイの事件からここまで復活したかぁという感じだ。ジョシュの復活も、エイミー抜きでバートレットに「必要とされて」のことだったのがイイ。
実際、アビーの気持ちとしては、レオに拝み倒されたとしてもそんなに簡単に帰ってくる気にはなれなかっただろうに、「ワタシを呼び戻すために政府を止めるなんて」なんてジョークを飛ばして・・・心の広い人だ。やはりバートレットにはアビーが必要だったのだな。
どうしても慣れなかった吹き替えだが、「私は合衆国大統領だ!」に思わず拍手したくなるくらいちゃんと大統領になっていたのでびっくり。新しいバートレットにやっと慣れたかな。
CJはすっかり慣れたかも。やっぱりしゃべり続けるシーンが多いから、必然的になれるわな。
しかし、「ドラマを中断して大統領の議会行きをライブで放送」とかやっていたが、昼間だったから多分デイタイムソープとかなのだろうけど、ヘタするとそれがかえって「ドラマをつぶすなんて」って支持率低下につながったりするかも。
お気に入りのドラマが大統領のとっぴな行動のため中止・・・確かにうらむかも。
【 脇俳優チェック 】
◆TVのインタビューで文句を言う夫婦の夫 .... Michael P. Byrne
「グレイズアナトミー」第3シーズン13話「大いなる期待」では、若くして子宮ガンが発覚した脱アーミッシュの少女ジリーの父親ミラー役。ジリー親友のレイチェルと共にアーミッシュの村を飛び出したが、余命を自覚して両親に会いたいと連絡するのだった。
「CSI:5」19話「冷たい街」では、モーターショーの抽選会でハマーを引き当てたショー夫妻の夫役で登場。二人は当選直後に強盗に襲われてハマーを奪われてしまうが、妻と夫で目撃情報が食い違って捜査を混乱させてしまう。
◆レポーターのシャーリーン .... Joyce Guy
ドレッドヘアでホワイトハウス前でCJに質問していたレポーター。
「グレイズアナトミー」では、第1~3シーズンにメレディスの母エリスが入所している施設の担当者役で登場。メレディスがエリスに会いに来ないことをたびたび気遣っている。
「コールドケース2」13話「マシンガン」では、不倫相手に会うためにいた夜の公園で、マシンガンの乱射の流れ弾に当たって娘ケイラを失った母親の現在版を演じていた。
「FBI~失踪者を追え」第2シーズン18話「父と母と子」に、ダニーの兄ラフィエルの代理人役で登場。ラフィエルの仮釈放審査にダニーの力添えをと依頼しにやってくる。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン9話「疑心」では、ホワニータ担当のナース役で登場していた。ガブリエルは彼女の様子を見てナース不足解消チャリティファッションショーを思い立つ。
「フレンズ 7」13話「愛されてるのはどっち?」で、フィービーがやることになったテレマーケティングのバイトで、あらかじめ練習台になってくれた上司の人役で出ていた。
「シカゴホープ」では第1~5シーズンにちょこちょことナース役で出演している。さらに「あなたにムチュー」など他のドラマでもナース役が多く、ナース女優らしい。
「ボストンリーガル」第3シーズン15話、「NIP/TUCK」第5シーズン14話に登場予定。
◆特別研修生リーナ .... Melissa Marsala
「シックスフィートアンダー」では、ヴァネッサの妹アンジェリカ役で第2シーズン以降に出演している。エキセントリックな性格で、ヴァネッサの看病という建前でフェデリコ宅に転がり込んでいる。
「CSI:3」13話「グリッソムとの対立」では、密室状態で殺害されたIT企業の部長の事件で、部下の3人のうちセクハラ問題を抱えていたセリーナ役で登場。
「Dr.HOUSE」第1シーズン4話「院内感染」では、メインの患者とは別にもう一件発症した赤ん坊の母親で、レズビアンカップルのジュディ・ルピーノ役。ハウスは二人の赤ん坊に違った治療法を施すという賭けに出るが、ジュディの赤ん坊は回復しなかった。
公務員は特別職を除いて自宅待機を命じられ、ドナをはじめとする下級職員も家に帰されることに。
ハフリーはメディアを使ったバートレット政権の無策ぶりを着々とアピールし、次第にバートレット政権は追い詰められる。そこでレオもバートレットを説得しようと試みるが頑として聞き入れようとしない。
困り果てたレオは奥の手を使おうと考える・・・
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ちょうどアメリカで金融安定化策が否決されるという騒ぎ(「騒ぎ」どころじゃないんだけどね)があり、関連記事を読んでいるとまさに5年前のドラマからアメリカの現在が透けて見える感じだ。
ドラマの中でハフリーのポジションの下院議長は現在はナンシー・ペロシ(民主)だが、財務長官は安定化策を通すためにペロシに拝み倒し、超党派で法案をまとめて挙国一致をアピールしようとしたのだという。なのにペロシは直前で党派色バリバリな演説を行ったために、共和党側が「割れた」と・・・
下院議長ってイケズでないと務まらない稼業なのだろうか。そんな意地の突っ張りあいで世界恐慌が引き起こされたのではたまったものではないが。
アメリカだけじゃなくて、日本の現在にもまたこのストーリーが投影できてしまうところがすごい。ねじれ国会で議会運営に苦しむ政権と、それをいいことにわざと空転を誘う野党。
政治はいつでもどこでも似たようなパワーゲームを繰り返しているだけなのかもしれない。
しかし予算案が通らないと公務員が自宅待機!ってすごいなぁ。
そんな時でも休めないシークレットサービスはほんとに大変。国賓が来るというのに、ホワイトハウスの厨房まで休みになってしまうなんて!ケータリングでも頼めというのだろうか?
ホワイトハウスだけじゃなくて、国立○○は全部職員が休みになってしまうという。確かにこれはオオゴトだ。給与の支給が危ぶまれる公務員だけじゃなくて、公的サービスを受けられない国民全員にダメージが広がっていく。
それを政権叩きに利用してメディア戦略をするハフリーは、一見「国民の生活が一番」と言ってるように見えて、実際は自分のアピールとタフネゴシエーションを楽しんでいるだけのような。
結局それでサシのタイマンに持ち込まれて、経験の差でねじ込まれて押し出しの決まり手を食らってしまったのは、いかにもドラマという気がしないでもない。
実際のところはタイマン張ったとしても、ハフリーの立場の人はそんなに簡単に押し込まれはしないだろうし、大統領自身突っ張り続けられないだろうから。
アビーが戻って、ジョシュが戦列復帰して、バートレットが復活!
最後が「次は何だ!」で締めくくられたのが本当にうれしい。やっとゾーイの事件からここまで復活したかぁという感じだ。ジョシュの復活も、エイミー抜きでバートレットに「必要とされて」のことだったのがイイ。
実際、アビーの気持ちとしては、レオに拝み倒されたとしてもそんなに簡単に帰ってくる気にはなれなかっただろうに、「ワタシを呼び戻すために政府を止めるなんて」なんてジョークを飛ばして・・・心の広い人だ。やはりバートレットにはアビーが必要だったのだな。
どうしても慣れなかった吹き替えだが、「私は合衆国大統領だ!」に思わず拍手したくなるくらいちゃんと大統領になっていたのでびっくり。新しいバートレットにやっと慣れたかな。
CJはすっかり慣れたかも。やっぱりしゃべり続けるシーンが多いから、必然的になれるわな。
しかし、「ドラマを中断して大統領の議会行きをライブで放送」とかやっていたが、昼間だったから多分デイタイムソープとかなのだろうけど、ヘタするとそれがかえって「ドラマをつぶすなんて」って支持率低下につながったりするかも。
お気に入りのドラマが大統領のとっぴな行動のため中止・・・確かにうらむかも。
【 脇俳優チェック 】
◆TVのインタビューで文句を言う夫婦の夫 .... Michael P. Byrne
「グレイズアナトミー」第3シーズン13話「大いなる期待」では、若くして子宮ガンが発覚した脱アーミッシュの少女ジリーの父親ミラー役。ジリー親友のレイチェルと共にアーミッシュの村を飛び出したが、余命を自覚して両親に会いたいと連絡するのだった。
「CSI:5」19話「冷たい街」では、モーターショーの抽選会でハマーを引き当てたショー夫妻の夫役で登場。二人は当選直後に強盗に襲われてハマーを奪われてしまうが、妻と夫で目撃情報が食い違って捜査を混乱させてしまう。
◆レポーターのシャーリーン .... Joyce Guy
ドレッドヘアでホワイトハウス前でCJに質問していたレポーター。
「グレイズアナトミー」では、第1~3シーズンにメレディスの母エリスが入所している施設の担当者役で登場。メレディスがエリスに会いに来ないことをたびたび気遣っている。
「コールドケース2」13話「マシンガン」では、不倫相手に会うためにいた夜の公園で、マシンガンの乱射の流れ弾に当たって娘ケイラを失った母親の現在版を演じていた。
「FBI~失踪者を追え」第2シーズン18話「父と母と子」に、ダニーの兄ラフィエルの代理人役で登場。ラフィエルの仮釈放審査にダニーの力添えをと依頼しにやってくる。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン9話「疑心」では、ホワニータ担当のナース役で登場していた。ガブリエルは彼女の様子を見てナース不足解消チャリティファッションショーを思い立つ。
「フレンズ 7」13話「愛されてるのはどっち?」で、フィービーがやることになったテレマーケティングのバイトで、あらかじめ練習台になってくれた上司の人役で出ていた。
「シカゴホープ」では第1~5シーズンにちょこちょことナース役で出演している。さらに「あなたにムチュー」など他のドラマでもナース役が多く、ナース女優らしい。
「ボストンリーガル」第3シーズン15話、「NIP/TUCK」第5シーズン14話に登場予定。
◆特別研修生リーナ .... Melissa Marsala
「シックスフィートアンダー」では、ヴァネッサの妹アンジェリカ役で第2シーズン以降に出演している。エキセントリックな性格で、ヴァネッサの看病という建前でフェデリコ宅に転がり込んでいる。
「CSI:3」13話「グリッソムとの対立」では、密室状態で殺害されたIT企業の部長の事件で、部下の3人のうちセクハラ問題を抱えていたセリーナ役で登場。
「Dr.HOUSE」第1シーズン4話「院内感染」では、メインの患者とは別にもう一件発症した赤ん坊の母親で、レズビアンカップルのジュディ・ルピーノ役。ハウスは二人の赤ん坊に違った治療法を施すという賭けに出るが、ジュディの赤ん坊は回復しなかった。