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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「名探偵モンク4」 第7話「クローガー先生 引退」

2007年05月18日 | 名探偵モンク
ハロルド久し振り!
モンク一人だけでも手に余りそうなのに、クローガー先生ったらハロルドも抱えてるんだもんなぁ。それでも辞めずに頑張ってきたのは、お仕事が好きだからなのかしら。

今回はクローガー先生の家庭事情が垣間見られたけれど、まるで「HUFF」のように立派に壊れていた。まだ奥さんがまともで夫婦関係が壊れてないのが救い?
精神分析医は、ひとの深淵を覗いてるうちに自分の家庭がガタガタになってしまうものなのだろうか。

息子のトロイは初出かな?第1シーズンとか見てないエピがあったりするので不安なのだけど。
3回も親子鑑定をしてるのにまだ親子関係を否定したい息子で名前がトロイって、それは「NIP/TUCK」入ってる?イヤまさか。
普段は冷静なクローガー先生が珍しく声を荒げるシーンが何度も出てきて、クローガー先生萌えなひと(いるのか?)は変化があって楽しかったことだろう。でも息子相手に家庭内不和ってのはよくないか。
仕事に熱中するあまり、家庭を顧みなくて息子がグレてしまったということなら、その責任の半分くらいは確実にモンクとハロルドにあるような気がするな。

ハロルドとモンクは同じようなタイプに見えるのだけど、クローガー先生からしてみたら対処方法が違うようで・・・
二人がクローガー先生の寵愛を競ってぐちゃぐちゃ争い始めると、先生は必ず「ハーロールード!」とハロルドを怒鳴ってやめさせるのだ。どっちもどっちだと思うのに。
それは、ハロルドなら怒鳴っても大丈夫ってことなのだろうか?モンクだったら・・・萎縮してしまって後々治療に悪影響が出てくるから・・・?
その辺はさすが扱い方を心得てるというべきか。

クローガー先生の息子トロイを演じていたのはCody McMainsオフィシャルサイトあり)

「コールドケース2」3話「ダニエラ」で、被害者のダニエラを射殺するように見せたフィルムを撮影していた、猟奇フィルムマニアの青年ジョンの79年版、という地味な役柄で先に見ていたのだが、最近見るようになった「エバーウッド」で、エフラムにからむお節介くんウェンデル役で登場してる彼だとわかった。
この先いっぱい出てくるのかな?と思ったが、とりあえず現在は先の出演予定はなさげ。非常に気になる出演ではあった。
(でも「モンク」の場合、脇俳優を差し替えることにためらいもへったくれもないからなぁ。今までトゥルーディ何回代わったことか。だから、この俳優さんでないからといって油断は禁物)

ハロルド役のTim Bagleyは、そういえば「ジョーイ2」5話「ボビーの怒り抑制セラピー」に出演していたのだなぁ。

しかもその時の役はセラピストだったわけで、ギャグですか。そらギャグですね。
ボビーがアレックスの紹介でかかった「怒り抑制セラピー」のセラピストだったのだけど、あまりにずけずけぶっちゃけるので、ボビーだけでなくアレックスも図星さされてかえってイライラがたまってしまったという、へんてこなセラピスト役だった。
うーむ、ギャグですね。

ジョセフ・ウィーラー役はKevin Fry

このひとはCSIのベガス、マイアミ、NYと三本ともに出演している俳優さんだ。
「CSI:5」8話「第三の性」では、冒頭でスピード違反を取り締まっていたマン巡査役で登場。トランスジェンダーのウェンディをスピード違反で止めるが、その直後ウェンディは殺害されたのだった。
「CSI:マイアミ2」24話「CSIの汚名」では、容疑者の弁護士に頼まれてラボに薬品をこぼして証拠を汚染させ、録音テープを破損させた模範囚マーサーを演じていた。デルコがそのせいで危機に陥ったのだった。
「CSI:NY2」5話「ダンス&フィッシュ」では、メカジキに刺されて亡くなった被害者フレッドと魚の仕入れのことでもめた漁師役。フレッドが魚臭い遺体だった経緯から疑いをかけられてしまったのだった。
三つとも「見た目が怖いので怪しまれるが、本ボシではない、という役柄。今回モンクではそういうひねりがなく晴れて犯人役だった。
このひとも「24」とか「ER」とかいっぱい出てるんだよなぁ。

怒り→駆け引き→抑うつ・・・とかパターンが急激に変遷してさらにループ、とか、考えてみると病気ネタで結構ブラックなんだけど、モンクがやるとお茶の間のほのぼのとした笑いになるのはなぜだろう。
毎回そのモンクテイストのうまい繰り広げ方に感心させられる。
血みどろの遺体が出てきてるのに、全然そういう感じがなくて、家族そろって安心して見られる殺人事件、みたいな。
それもこれもモンクの人徳ってことだろうか?
コメント (4)
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「名探偵モンク4」 第5話「85セントの名刺」

2007年05月04日 | 名探偵モンク
今回のモンクは、非常に話運びがうまかった。
探偵事務所の話からはじまって当て逃げ事件へ。そして一向に殺人事件にモンクが絡まないのに、いつしかちゃんと捜査してることになってて、そしてそこに警部の恋愛話もちゃんと並行させて。
脚本陣がうまいんだろうなぁ。熟練の技を感じる。
本国で放送してる分も含めると6シーズンくらいなので、CSIより後発だし、ERの半分くらいしか放送していないはずなのに、モンクっていい意味でも悪い意味でも、もう20年くらい続いてるシリーズのような雰囲気が漂っているように思える。
刺激的な展開を追求するわけでもなく、まったりと長続き。
コロンボもこんな風に続いていけばよかったのに・・・

そういえばモンクって探偵事務所を構えてるわけじゃないのだから、普段はどうしていたのだろう。家でお掃除のルーティンががっちり決まっていて。それをしないと家から出られない、みたいな感じかと思っていたのだが。
事務所に出勤するようになって、仕事が来ないからといって「何もすることがない」っていうのはアリだろうか?新しい環境に落ち着かなくてごしごし掃除しまくってそうなものなのに。
細かいところのこだわりの感覚が常人と違うモンクなので、規格外のパンをポイポイ捨てられるのに、1枚85セントの名刺はバラまけないというところに笑ってしまった。常識的にどっちが無駄かというより、「自分で決めたきまり」が最優先なんだな。
どっちかというと、パンの方がもったいない・・・せめて小鳥にでも撒いてやって・・・ってだめか。散らかしたことが気になるもんなぁ。

ベタだけど、「当て逃げの件を聞きにきたモンク」と「殺人犯」の意識の違いで、「金払っちゃえば解決ですよ」「えっ?」みたいなズレが生み出す笑いとか、せっかく隠したモニターから上着を取ってしまってディッシャーに突っ込まれる警部とか・・・
ほんとにベタなんだけど、ベタだとわかってるんだけど、それが楽しい。
行きつけの定食屋のような安心感、かな。

殺されてしまったギバード船長はGraham Beckel

この人は、この間「グレイズアナトミー2」24話「致命的ダメージ」で、交通事故で妊婦の娘メラニーが死に至ってしまった父のビッグジム役で登場していた。
南部の陽気でアクの強いおっさんを好演していて、最後に加害者と対峙した時のどうしようもない気持ちのやり場が「許し」に向かわざるをえなかった演技が実にすばらしかった。
他に「アリーmyラブ5」15話「とらわれの魂」で、娘に心臓をあげようとする終身刑の囚人フェルドマン役など、色んなオッサン役ができる俳優さんだ。

警部が夢中になってしまった、モンク初のクライアントでやり手の不動産屋リンダ・フスコ役はSharon Lawrenceだけど・・・

警部!逃げて逃げて~!!
その女は、PTAのドンとして仕切りまくったり、自宅で売春したりする悪い女だよー!!
・・・というのは、「デスパレートな妻たち」第1シーズンに出てきたメイシー・ギボンズをやっていたのが彼女。リネットがPTAで困らされたり、ブリーの夫レックスが彼女との売春SMプレイの最中に心臓発作を起こしたりと、何かとトラブルメーカーだったのだ。
今回のリンダの役も危険な香りがぷんぷんしていたが、いいのか悪いのか、今回だけの出演のようなので、警部にとってはちょっと残念・・・かな?
それにしても、モンクは映像が古っぽい印象があったのだが、今回のこの役を見て10年くらい前のメイクっぽいとか思ってしまった。デス妻のメイシーはもうちょっと自然な感じのするアイメイクだったのだが、リンダは「ザ・目張り!」といった趣だった。
別にナタリーは古いメイクをしてるとも思えないのに・・・。

リンダがもっと長く出てくると思ったのになぁ。
でも来週以降恋愛模様が引き伸ばされることを考えると、やっぱり今回限りでいいや。
警部には短い春でかわいそうだけど・・・
コメント (2)
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「名探偵モンク4」 第2話「悪夢のゴミ戦争」

2007年04月11日 | 名探偵モンク
結局モンクも毎週書くんですか、自分を追い詰めてどうする・・・とかつぶやきつつも。
こそっとカテゴリを作ってみたりしたりなんかして。

だってぇ、校長先生出てたんだもの~(涙)
モンク・・・ゲストレベル確実にこのシーズン上がってる気がする。
毎週は無理。多分。でも毎週いいゲストが出てくるんだきっと・・・

サンフランシスコがゴミだらけ・・・段階を踏まずにいきなりゴミだらけになってるので強烈!
モンクがサンフランシスコに住んでる設定、というのは、全米でもまだ比較的きれいな街っていうことなのだろうか。でもロンバード・ストリートが曲がりくねってるのも気になっていたとは、モンクの潔癖もさすがとしか言いようがない。
モンクが焦土化して再建したサンフランシスコは、平安京みたいに碁盤の目になるのかなぁ。
クリーンルームに「このまま住みたい!」って言ったら、警部はどうするつもりだったんだろう。かえってああいう部屋の方がくつろげない自分・・・

街をゴミにうずもれさせてしまったサンフランシスコ市長さんはもちろん、「ボストン・パブリック」の校長先生役でおなじみのChi McBride!
最近では「HOUSE」で病院に多額の寄付をして理事長になった、ハウスの天敵ヴォグラー役を演じていた。
FOXの「HOUSE」の番宣に出てくる、ドクターハウスが気分よく「Baba O'Riley」のイントロをエアWhoしている場面で、音楽をブチッと切ってしまって「いいとこだったのに・・・」とハウスにボヤかせる張本人が彼。
にっこりした時の笑顔ににじみ出る人柄の良さがあるのに、「いや、実はこの人超ワルなのでは?」と裏を感じさせてしまう役の幅広さがステキ。

副市長ラリー・カトラー役のDavid DeLuiseは、「CSI:2」5話「破壊捜査 壁の向こう側」で、C型肝炎で鼻血を部屋中にまき散らした鼻血マンを演じてた人。あの壁が血だらけってのはなかなか猟奇だった・・・

ドラッグストアの店員さんで、モンクと「市長だ!」「市長じゃない!」と言い争った男性はSilas Weir Mitchell。
最近だと「プリズンブレイク」でマイケルと同室になって刺青に秘密があることに気付いたマッドな囚人ヘイワイヤ役でおなじみだろうか。
「コールドケース」では、恋人シェリーのために祖母を殺して地下室に埋めた男ジェームズ役で、現在はリリーとペンパル(微違)。「24」では殺し屋のイーライだし、「マイネームイズアール」ではアールの代わりに服役したドニーだし、やる役ほとんどが「頭の回路の設計ミスでかえって性能が向上してるけどヤバさも倍増」、みたいな感じなのだな。
今回珍しく普通の役だったのでむしろびっくり。

ゴミ収集係のモリスは・・・第2シーズン5話(NHK放送順)「警部愛妻物語」にゴミ収集係で出てきたのでご記憶でしょうか。それを念頭に置くと、今回のがさらにおかしいという。
モリスたちの苦悩はずっとずっと続いてたのだな・・・気の毒に。
ラストにモンクが花吹雪をまいた瞬間、「あれ?散らかしてる」と思ったら、やっぱりオチが。ナタリーも、モンクがアレを用意した段階で気づいてやってほしかった。
でも、最大のゴミの被害者は・・・クルーガー先生だったわけで。
あれはさすがの先生も怒ってた。かなり怒ってたなぁ。静かに怒るタイプなんだな。

でもってアリス・クーパーは・・・
そっくりさんがやってるんだと思ったら、ご本人らしい。
いやー・・・還暦をお迎えになったはずだが、あんまり変わりなくお元気で。びっくりした~。

問題は、だ。
このエピの放送録画を・・・間違って消してしまったということで(涙)
NHK様~~~!!深夜でも早朝でもいいから再放送してくださいお願い~~~!!
コメント (2)
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「名探偵モンク4」 第1話「もうひとりのモンク」

2007年04月04日 | 名探偵モンク
今週から4月になって、春のNHKの海外ドラマの新シーズンがスタート!
今日の「FBI~失踪者を追え」が非常に楽しみで今からワクワクですが・・・

それに先立って月曜日の「ER」と火曜日の「名探偵モンク」もなかなかオツなスタートです。
ERの場合はああ、正常に運行されてますねという感じですかね。
・・・そこにカーターはいないけど(涙)
目をつぶって、ほーらERにホークス先生がいるよぉ、とやってみたのですが・・・うむむ、楠大典さん演じ分け完璧。ホークス先生に聞こえない・・・

でも、さらにパワーアップしたなぁと感じたのはモンクの方。
ナタリーもすっかりモンクの風景になじんで、まるで最初からそこにいるかのようです。
NHKでは「名探偵モンク4」ですが、実際は第5シーズン。このねじれ現象ったら。

しっかしこのモンクのシーズンオープニング、なかなかの充実ぶりでした。
モンクの状態が次のステップに進んだと見せかけて、なりきりモンクの俳優デヴィッドに心の傷をさんざんほじくり返されてしまって、無理やり蓋をしていたところまで傷が開いてしまうという状況が・・・こんなに笑えるなんて。
モンクが一人でも十分ややこしいのに、二人いるとさらにハチャメチャ。
最後のほうのデヴィッドとモンクがステッカー貼りなおしてるシーンには笑いがしばらく止まりませんでした。
モンク~!銃!銃!・・・みたいな。
ステッカーは気をそらすための作戦だったはずなのに、しっかりモンク捕りがモンクになってるところがたまりませんでした。

で、犯人役は「フェリシティの青春」のショーンことGreg Grunberg

「エイリアス」のエリック・ワイスでおなじみの方も多いでしょうか。でも自分的にはショーン。いつまでもショーン。フェリシティ組のひとが活躍してくれてると何となくうれしいっす。
かなり間抜けな犯人でしたが、「女房に買ってもらったシャツ」が妙に派手だったので、ミーガンはいつまでも悪趣味だなーはっはっは、とか思ってしまった自分。

なりきりモンクな俳優デヴィッド・ラスキン役はStanley Tucci

こうして見ると、地顔がモンクに似てるんですね。
「プラダを着た悪魔」のファッションディレクターのナイジェル役とか、ハリウッド版「Shall we Dance ?」では竹中直人のポジションで怪演を炸裂させてた彼なので、役にのめりこむ北島マヤな俳優デヴィッドの役はハマってましたね。
ほんとにモンクが二人に見えたというか、途中からシャルーブが逆らって同じ動きをしないように必死になってるように見えたり。

それで・・・なりきり警部をやってた俳優の役は、誰だかお気づきになりましたか?
↓このひとでした。

ロボコップ~!Peter Wellerですよー!
うひゃぁ、あんなちょっぴりだったのに。警部風の口ヒゲつけてたからわからなかったです。すぐにキスシーンになっちゃったしね。
「オデッセイ5」はもうAXNではやってくれないのでしょうか。
「24」の第5シーズン中盤から終盤にかけていっぱい登場してるらしいのですが、そこまでまだ行きついてない自分。

イヤー、サービス満点な第1話。満喫しました。
これから毎回エントリーはしないと思いますが、これは!というゲストがいたら食いついていきたいです。
そうやって私もモンク捕りがモンクになる、かもしれないですが。

しかし・・・モンクのDVDはいつ出るんですかね・・・
コメント (7)
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