くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

ミディアム5 第10話「タイムスリップ」

2010年06月30日 | ミディアム
ジョーは黙ってスキー旅行に行ったアリエルを連れ戻してきた。無理やり連れ戻されたことでアリエルは不機嫌に黙りこみ、マリーの5歳の誕生日だというのに家庭内は険悪なムードに。
アリソンはデヴァロスの自宅に仕事で呼び出されていたが、そこには銃を持った男がいて、デヴァロスとアリソンは撃ち殺されてしまう・・・
ところが目を覚ますとそこはマリーの出産前に交通事故に遭った現場だった。つまり5年前にタイムスリップしていたのだ。そしてそこではアリソンとデヴァロスを撃った男のネイサン・ハンセッカーが妻殺しで逮捕され、デヴァロスによって起訴されていた。
ハンセッカーはその件でデヴァロスを恨みに思って5年後に出所した時に復讐を果たしていたのだ。そしてアリソンはハンセッカーは無実であり、真犯人が遺体を埋めている場所を夢で知る。
しかしデヴァロスもスキャンロンも5年前当時はアリソンのことを知らないため、話を信じてもらえない。それどころか、アリソンの言った場所から遺体が出たことから、関与を疑われて逮捕されてしまう・・・

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5年前でマリーたんがまだ生まれていないということは・・・5thだけど5年はたってないらしい(難)。
1stがミッドシーズンで2ndから格上げになったことで、1と2で1年分とカウントしてるという計算だろうか?
マリーたんは確かに1stが始まる頃はよちよちな赤ん坊だったから、ミディアムの歴史がまんまマリーたんの成長日記という感じになっているわけだ。今シーズンに入ってからはすっかり台詞も増えて、マリーたんの成長には眼を見張るものがある。最初の頃なんて台詞らしい台詞もなかったし。
アリソンはマリー妊娠中は、弁護士目指してロースクールに通っていた時期だったのだっけ。そして、ジョーがアリソンの能力についていまひとつピントのあってないことを言っていたのだが、当時はまだよくわかっていなかったのだったっけ?1stのスタート地点では、アリソン的には自分の力については自覚はあったはずで、ジョーは面白いなと思って書きとめていた程度だったんだっけ?
そういえばこの間の「ジョーは仕事の関係書類を全部とってある」っていう彼の性格の細かさがすごいなーという話だったが、アリソンの夢を書き留めておいたというのもその細かさに起因していたのだな。おおざっぱなアリソンに超細かいジョーの取り合わせが霊能捜査官となるきっかけを作ったということになるのだから面白い。
おおざっぱといえば、「マリーはあと3週間は生まれないわ」という不用意なひとことで「また女の子?」と知らされてしまうところが泣き笑いだった。そりゃージョーは男の子が欲しかったんだよね・・・
アリソンみたいな性格のひとはタイムスリップすると、ことごとく過去を書き換えてしまうことになりかねない。その辺ブリジーはアリソン似なのかも。

デヴァロスは当時から検事だったけど、スキャンロンはまだ巡査だった、という設定が笑えてしまった。スキャンロンなんて生まれた時から刑事やってそうな感じなのに。まだ5年目だなんてペーペーだったのだな。
しかもお客様係みたいなことやらされてたし!窓際だったのか?
でもスキャンロンは昔潜入捜査してたとかそんな話がなかったっけ?それにアリソンと会った頃はかなりすさんでたような記憶が・・・アリソンに協力してくれた、当時幽霊になっていたスキャンロンの妹さんの死はどこら辺に配置されるのだろう。
あの窓際状態の「スキャンロン巡査」のところに行って、「あなたは5年後、刑事になって副市長を妊娠させ、霊能者と事件を捜査してるんですよ」と言ったらどんな顔するやら。

アリエルの本音としては、アリソンの夢のなかで激しく言い争っていたアリエルの言葉そのままだったろう。友達みんながいる前でパパが登場して「娘を連れて帰ります」なんてやられた日には、もう二度と学校に行きたくない気持ちになってしまうことだろう。それは痛いほどわかる。
自分だったら、一生のうちに何度か思い出したくないけど思い出してしまいそうな屈辱のシーンだと思う。そのことだけで親を許せなくなりそうだが・・・アリソンはそこをきちんとアリエルに説明して理解させる。日常の絆あってこそ、そこで信頼の糸が切れることはない。
アメリカのドラマに出てくる親子関係は壊れていることが多いけど、子供に対してきちんと言葉で説明して理解させようとするところはいつも感心する。アリソンとジョーも、たとえ相手がブリジーやマリーであっても説明をおろそかにしない。
普段からそうやって親の軸がブレないところを見せていくのは大事なんだなと感じさせられる深さが、ミディアムの良さなんだなと思う・・・


【 脇俳優チェック 】

◆妻殺しで5年前に捕まったネイサン・ハンセッカー .... David Barry Gray
オフィシャルサイトあり。
「弁護士イーライの不思議な日常」第1シーズン10話「命のリスト」では、「出会い系で出会った相手が妻だった」という件で妻を訴えた夫役。
「バーン・ノーティス」第2シーズン10話「善意の任務」では、マイケルが爆破でボロボロの状態なのに自殺しようとしていたのを助けたケニー役。ケニーは心臓病の息子を抱えていたが、偽の新薬を売りつける詐欺に騙されたことでマイケルに助けを依頼する。
「クリミナル・マインド」第2シーズン9話「2人のシリアル・キラー」では、ミルクリークキラーに妻をさらわれたトム・キャロル役。事件に気づくことができなかったことで自分を責めていた。
妻は女優のShanelle Workman(「グレイズ・アナトミー」第4シーズン9、10話「命の現場 PartⅠ、II」で、夫を亡くした直後に別の男性の覚醒を見守ることになったサラ役など)。

◆ネイサンの弁護士ギルピン .... Scott Holroyd
「NCIS」第5シーズン16話「軍人の妻連続殺人事件」では、四件目の被害者の夫マッセイ役。しかし彼の妻だけはマッセイが連続殺人の様式だけを真似た模倣であった。
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン14話「丁か半か」では、失踪者の整備工アンディ・レイノルズ役。元海兵隊員で、日本駐留時に強姦で服役した経歴があったことから、ジャックが日本に飛ぶことになる。
「ゴースト」第2シーズン7話「負の連鎖」では、母の霊アンナが行く末を案じる娘レイニーの婚約者トッド役。レイニーの父がそうだったようにトッドもDVの傾向があって、アンナはメリンダを通じて考えなおすように伝えようとする。
「コールドケース」第4シーズン13話「停電」では、大富豪スタンの息子タッド役。当時スタンの元妻で被害者のローレンから誘惑されていたことから容疑をかけられた。
「CSI:マイアミ」第5シーズン17話「マイウェイ」では、ハンティングで仲間が熊に襲われたアンディ役。しかしその後の捜査で事件性が発覚し、さらに部屋に呼んだストリッパー殺害へと事件は発展していくことになる。
「ダーティセクシーマネー」第2シーズン、「Chuck」第3シーズンなどに登場予定。

◆アリソンの事故の相手の配管屋クロッグキング .... Kevin Brief
「弁護士イーライの不思議な日常」第1シーズン3話「父と子」では、イーライの奇行を怪しんだ事務所から、「健康診断と薬物検査を受けろ」という命令の通達を持ってきた男の役。
「コールドケース」第3シーズン22話「ポーカー」では、被害者グラントの息子のGFの父役。冒頭、裕福なはずがカードが切れていたグラントに代わって食事代を支払った。
「Dr.HOUSE」第1シーズン18話「自己犠牲」では、ベジタリアンの夫婦が赤ん坊に動物性の食物を与えなかったために発育が伸びなかったことで、カディが虐待容疑で呼んだ警察官役で登場。

◆アリソンを診察した黒人医師 .... Jeremiah Birkett
「コールドケース」第4シーズン14話「8時3分」では、高級住宅街チェスナットヒルと荒廃地区ノースフィリーで同時に起こった少年少女殺人事件で、ノースフィリーの被害者スキルの売人仲間で、現在は情報屋をやっているトゥーミー役。スキルが売人をやめて足を洗おうとしていたことに腹を立てて悲劇の引き金を引く。
「FBI~失踪者を追え」第3シーズン17話「孤独な闘い」では、失踪者で潜入捜査中の刑事だったランス・ハミルトンの同僚のナッソー警察の刑事役で登場。
「CSI:マイアミ4」の6話と10話に、麻薬の売人ジョニー・ニクソン役で登場していた。ジョニーは事件現場に落下して現場を汚染してしまったが、デルコに麻薬を売っていたことをネタに取引をしようと図る。

◆アリソンを診察した女医 .... Lina Patel
「CSI:5」18話「生かされて」では、悲惨な状況が重なって焼身自殺をはかるが全身やけどを負った状態で生き延びてしまったタラ・マシューズ役。エピ内では全身包帯でほとんど顔は出てこない演技だった。

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