
だらだらしてると見逃してしまいそうだったので、先週土曜日の深夜上映さへ出かけました『レヴェナント』。言わずと知れた、デカプリオがオスカーをもぎ取った作品です。
西部開拓時代、インディアンと資源(毛皮)を争っていた白人が、あちこちで反発に遭いながら、なんとか全てを手に入れようとする様子に、ショックを受けます。
その集団で、インディアンとの間にできた息子を、一人前にしようと帯同するデカプリオに、グリズリーが襲いかかり半死半生となった彼の扱いをめくって最愛の息子は殺され、その復讐を果たそうとするストーリーです。
この作品は、冬場のアルゼンチンやカナダを舞台に野外撮影がされ、かなり忍耐を要する現場だし、さらにデカプリオはグリズリーや仲間にボロボロにされ、ヒーローとは言い難い演技になりましたが、かえって現実感があって、目が離せない場面が連続しました。
白人はインディアンをどう扱ったのか、その逆はどうか、人としての信義はどういう形で守られるのかなど、テーマはいろいろあるはずですが、背景に拡がる、美しくて恐ろしい自然を眺めていたら登場人物と一緒に旅へ出た気になり、終わる頃は爽快でした。デカプリオさま、おめでとう(^。^)
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