灯台下暗しのとおり、地元に住んでいる割になかなか門をくぐったことがなかった「出島」へ出かけてきました。完全にかつての扇形に戻っているわけではありませんが、復元された建物の内部が展示物で埋め尽くされ、かなり見応えのある青空博物館?になっています。
この日はまだ春一番も吹かない寒くて曇った2月だったので、見物客はまばら。早速体験好きのボクラは、出島で使われていたであろう「羽ペン」
で文字を書いてみることにしました。チビッコはもちろん乗り物、大人は試行錯誤したのですが
鯨の絵にしました。
館内には出入りしていた外国人が何を持ち帰ったのか?というコーナーもあり、絶滅したニホンオオカミの姿も模写されていました。シーボルトさんありがとうございます。
カピタン(商館長)の部屋には豪華な食卓が再現されており、和室にシャンデリアという珍しいコラボが楽しめます。当時の壁紙も再現されており
売店で売り出し中でした。
先月桃カステラを作ったときにも教えて貰った「シュガーロード」の期間限定展示コーナーもあり、特別に砂糖菓子で作り上げたという龍
の頭も・・。写真→
の職人さんたち、桃カステラも教えて頂いた皆さんでした。
屋外では東インド会社のマークがある大砲をチビが気に入ったのか丹念に眺め、かつての水門付近では輸入品の重さを量る天秤の体験も。
市内の小学生は1度かならず社会の学習で出島に来ることになっているらしいので、無事予習を済ませて、大人もいろんな知識を補充でき、満足して日本に戻ったのでした。