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けんちくブツブツだいありー(新館)

ネタを探して徒歩通勤中です(^^;)
★寝坊した朝、パソコンが家族に占拠された日は休刊★

フェルマーの最終定理★★★★★

2015-03-14 20:47:58 | 通勤図書室
とっつきにくい、数学のしかも世紀の難問が、いかにしてイギリス人に解かれ、その影響はどこにあるのかを、分かりやすく、しかも数学界全体の肝を俯瞰して解説して進むノンフィクション。
フェルマーとはどんな人物で、いちアマチュアの彼のメモが、なぜ世界中の数学者を悩ませてづけたのかが、少なくとも理解できます。
著者のサイモン・シンによって、最終定理に3世紀もの間正解が出なかったのは、科学的な解と数学的な解の厳密さレベルが違うこと、正解を導くためには、二人の日本人の予測が不可欠だったことが、もっと評価されていいことを痛烈に感じました。
本には、映画化されたドイツの暗号を解く数学者や、教科書に出てくるガロア、アインシュタインに、フォン・ノイマンなど次々に登場して僕らを飽きさせませんでした。

同じ作者の暗号解読も、次に取り掛かるのが楽しみです(^o^)

金色機械

2015-03-13 23:10:18 | 通勤図書室
先入観なしで、どんどん読んでいき、著者のミステリーワールドに嵌まり込みました。
登場する人物の関係が、前後するものの、丁寧に繋いであり、混乱することはありません。

読み進むうちに、敵討ちが繰り返され、一体何が正しいのか分かりにくくなっていきます。
同時に、江戸時代には教科書通りに身分制が堅持され、検地された田畑からの年貢がキチンと納められていたのか、なんだか怪しいなあという、気がしてきたのは、収穫でした。

読書週間

2010-10-28 08:09:06 | 通勤図書室
暑くもなく寒くもなく、夜も少しづつ長くなって読書週間が始まりました。で、ボクの書斎コーナー(と勝手に命名)には、推薦図書ばかり5冊が集まってます。

まず新聞の「これは」と思う書評で予約しておいた
井上ひさし「一週間」と、シンガー「ロボット兵士の戦争」。どちらも戦争の話ですが、たった60年の間にこんなにも形が違ってしまうのですね・・・といっても、昨日借りてきたばっかりなので、扉を見ただけ。

次に「未来スケッチ」を読んで参考図書になっていたので借りた「猿橋勝子という生き方」。ノーベル賞級の研究者はどんな人だったのか、興味津々。

もちろん軽い読み物として「映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか」も選択。行きつけ図書館の推薦本になっていました。面白そう。

最後に、事業仕分けの常連でバリバリのキャリアウーマン=川本祐子早大教授が推薦していた「HOOT(ホー)」。いま電車で読んでいますが、展開が急で目が離せません。

という具合に、推薦本がその場ですぐ借りられる長崎に住んでてよかった・・・、というお話でした。2週間で読み切れるやろか????



レアものは県立図書館

2009-10-21 07:58:19 | 通勤図書室

新聞やネット、雑誌の書評で面白そうなタイトルを見つけると、ところ構わず携帯に電子メモ。たまーに立ち読みしていて、内容が面白かった本もその場で買わず、先ずはメモしてしまいます。

そしてネットで長崎市にある2つの公立図書館=市立と県立の蔵書検索機能を使い、予約するのが習慣化。基本的にはサービスも、本も奇麗で、立ち寄りやすい市立図書館をベースに探すのですが、少し危なそうな(アウトロー、アングラ、タブー 例えば”と銀行”)ジャンルや、金儲け(今予約している 西原理恵子のFXの本)系、それにイデオロギー関係は、断然県立が揃っていることをつくづく感じます。

選択するセンス、市立と県立役割分担など事情はあるでしょうが、市立はPFI方式なので安全運転なのかもしません。

ただどちらも「脱税できるかな」はありませんでした。やっぱりなあ。


武士の株

2009-01-23 06:49:50 | 通勤図書室

ズーッとマイブームで、図書館で見つけては読み足している「宮本常一」著作集。年末には、文庫サイズになった”ちくま日本文学 宮本常一”を見つけ、読んでいると、先入観を打ち砕く一説を発見しました。

それは「ご一新のあとさき」という、明治維新前後の変化に関して、宮本氏の出身地 周防大島(山口県)で起こった出来事を中心に触れられているエッセイに出てきます。お百姓の子孫が奉公に出た問屋から大金を着服し、その金をもてあましたので「武士」の身分を買ったというくだり。相撲の年寄りと同じく「株」によって 権利を取得するのだそうです。

この人はその後、浦賀にペリーが黒船で来航したとき「武士だから」招集されることになったのですが、文盲で刀も使ったことが無く あわてふためく様子が書いてあり、かなり面白い展開になっています。

偶然ですが正月に実家で、下級武士だったという先祖の給料表みたいなモノが発見され、現物を見たばかりだったので、江戸時代がかなり身近になると同時に、今も昔も変革期にはいろんなことがあるもんだと 納得したのでした。

オバマ大統領が登場して世界が変わるといわれていますが、何事にも変化を恐れずサッサと行動したいものだと 身近な出来事から 自戒にするのでした。


予想外に 早かった

2008-08-19 06:45:35 | 通勤図書室

予約待ち数からいって、早くても9月にしか順番が回ってこないと思っていた「東京島」。ところが 地元の図書館からメールでお知らせが届いたので、サッサと受け取りに行きました(これを逃すと、次に読めるのはいつか不明のため)。

ただ よくしたもので、わが家は来週 遊びに出かける予定があるため、1週間でこの2冊(「7つのフレームワーク」も人気があり、見逃せない)に加え、県立で借りている「磯崎新の都庁」もあと50ページ残っていて 大変です。旅立ちの準備も、週末のお祭り@保育園のことも気になるし、カミさんは”ハリポタ中毒”で動きが鈍いので、全てが上手く行くのか 不安ですが、それでもページをめくっているこの頃です。

 


夏の読書週間

2008-08-03 08:10:43 | 通勤図書室

8月に入り 博多からチビのいとこが来るので、しばらくはジジババ保育園へ預かって貰えることになりました。

その間に、カミさんは「ハリポタ」の復習、ボクは三つ図書館から借りている本を急いで読まなくては!と 意気込んでいます(たった5日間だけど・・・)。

ということで メディアマーカーのバインダーも少しだけ更新しましたので、遊びに来て下さい。


日本語練習帳

2008-07-15 06:31:29 | 通勤図書室
昨日 日本語学者の 大野 晋さんが 亡くなられました。実物にお会いしたわけでもなく、もちろん知り合いでもないのですが、いろいろお世話になったので 書きとめておこうと思います。

 最初に名前を知ったのは、中学校の国語:副読本。勉強が好きでもないのに、読んでいくうち 国語の成り立ち、文法、漢字について かなり分かりやすく しかも 理路整然と書かれていて、感動したほどです。数ある教科書の中で、唯一 著者名を探し、いまでも覚えているほどですから、相当強烈な体験だったのです。


次はベストセラーの「日本語練習帳」。このころは社会人になっていましたが、あの 大野先生が出す一般向けの本ですから、すぐさま買って読みました。相変わらず 丁寧 かつ分かりやすい内容で、中学時代の認識を新たにしました。そのおかげ?ではないにしろ、文章を書くのは苦になりません(内容は棚に上げて)。


今日の朝刊に「本居 宣長より偉い、国語学者」という追悼文が載っています。その本居さんの著書は、研究者にしか読まれないことを考えると、つくづく大野さんと同じ時期に生きて、本人の著書で日本語を学べたのは幸せだなー と思うのでした。ご冥福をお祈りします。

31番目と41番目

2008-06-09 06:24:13 | 通勤図書室

週末の空き時間に掛け持ちしている公立図書館。桐野夏生さんの最新刊『東京島』ないのかなー?とネットで検索していると、長崎市立では40人が、諌早市立では30人が予約中とのこと。ベストセラー作家の本は、出足が速いのですね・・・。驚きました。

で、もちろんボクも 41番目と31番目にダブル登録して 気長に連絡を待つことにします。宮部みゆきさんの『楽園』なんかは、昨年9月に予約して読んだのは4月ですから 約半年待ちでした。独自の計算では、諌早図書館が同時に4冊購入しているので、9月頃には順番が来るのでしょう。しばらくおあづけです。


メディア・マーカー 凄いです

2008-05-20 06:27:32 | 通勤図書室

世の中 どんどん便利になって、評判になっている本や雑誌(DVDなんかも)を探すのが 極めてお手軽になってしまいました。しかも・・・・購入意欲のある人はアマゾンを、そうでないプアーな?ヒト(ボクのような)は図書館の蔵書を 同じ画面で検索できるようになってしまったのです。

 

最近その機能を利用しているのが、メディアマーカー。タダ開いてみただけでは、アマゾンの支店のようですが、本のタイトルの下にある”ソーシャル”というアイコン(ボタンのような)か”□△users”をクリックすると、詳細画面に切り替わり「価格・在庫」の欄の”図書館”を再度クリックすれば・・・・。そう僕の住んでいる長崎県内の図書館に蔵書があるのか 一発で判明します。買うもよし、借りるもよし、しかも他人の評価が参考に出来るという、夢のようなサイトですね(と勝手に賞賛しています)。

 

ちなみに、もともと自分の記録簿として活用するのが、まっとうなやり方のようですので、恥ずかしながら ボクもまだ3冊分(しかも読書中あり)ですが チビット公開しています(こちらです)。今後の希望・・・ということで、出来れば映画情報もここに登録できれば、完璧だなーと思うのでした(すでにDVDになっている作品は、今でも登録できますけど)。

 

 


使い分けています

2008-04-21 06:38:12 | 通勤図書室

4月から チビ関係の役員が2つになり、サッカー教室に加え チビ向けアート教室に応募していたら当選したので 来月から更に週末のスケジュールがてんこ盛りです

そんな中 ボクにとってほとんど唯一の娯楽施設?となっている3つの図書館(県立、諌早それに長崎)を 2週間ごとにハシゴしていると、微妙な違いが分かって 使い分けしています。

まず高額なものや、専門書に古典の充実度では 県立です。ただし本の保存状態が余りよくないので、電車で読むのにはちょっとね・・・・。諌早長崎は 新刊旧刊文庫本のラインアップは 問題なく、ちまたで噂の本も、ネットで探せば必ずどちらかにあります。ただし、専門書や高額な本は少ない。通勤のお供に持ってこいです。

 

というわけで、相変わらず読んでいる宮本常一本ですが、県立の閉架で探して貰いました。これを読むと、たった50年前の話なのに、五島もずいぶんかわったなーと思うのでした。

 


真夏の課題図書

2007-08-14 06:51:23 | 通勤図書室

唯一蔵書がある 県立図書館で借りた 高橋和巳「邪宗門」をやっと読み終えました。たまたまお盆で、 チビ達が”ジジババ保育園(実家ともいいますが)”にお世話になっているスキに 一気読み出来ました。

 

文庫本でさえ 出版からかなり時間が経つので、写真の通り 表紙もボロボロ。しかし 描かれている背景やテーマは、古くて新しい”新宗教””農村の自立””人心の掌握”など 多岐に渡り、いろんな読み方が出来る(また学べる)好著だと思います。(未だに大学生向け推薦本の常連タイトルだというのも、頷けます)

 

また 実在の宗教団体をモデルにしている・・・といわれるので、全てが創作ではないものの、登場人物や時代背景が細かく記されていて、若くして亡くなった作家の投入したエネルギーの凄さに、舌を巻いてしまいました。またまだ 夏の課題図書?は山積みしているので、読みかけのあれこれに取りかかることにします。

 

 

 

 


不機嫌なクルマの解読本

2007-06-07 06:32:55 | 通勤図書室

読んだ本を なかなか収納できない”ブツブツらいぶらりー”。web上の問題ではなく、単に ボクが怠惰なだけですが・・・。せめて今年の分だけでも、本棚に収めたいと努力中です。

 

ところで最近 いろいろ登場する「格差」本の中で、かなり面白かったのが下流志向です(もちろん 市立図書館で貸してもらいました)。特に”不機嫌””不愉快”という、人が発するネガティブサインを 他人よりも優位に立つときのマストアイテムだと 理解(誤解?)している若者が多いのは なぜか・・・・という論証は 凄く面白く読めました。

 

ナールほど、道路を走っている車で、わざと睨んでいるような形のヘッドライトが増えているのも、これが遠因かも と 内心笑ってしまいます。同じ著者が、養老先生と共著している最新刊も、早く入庫しないかなあ 図書館に。


『くうねるところすむところ』

2007-04-16 06:43:38 | 通勤図書室

インデックスコミュニケーションズ という出版社からシリーズ化されている、子ども向け建築シリーズのタイトルです。例によって 諫早図書館で検索すると、たらみに半分以上揃っていることが判明したので、チビッココーナーで発見しました。

 

今回借りたもののうち、前評判の高い『ドラゴンリリーさんの家の調査』は、かなり面白い内容です。押しも押されぬ建築家 山本理顕さんが調査しているのですが、全編寸法入りのスケッチで、こういう本によくある建築写真は全然出てきません。また”家主がどうしたこうした・・・”という書き方で、11の部屋を紹介し、最後は、部屋と部屋や 隣のうちとの隙間も測って、街の面白い使い方が提案?されています。

 

ハッキリ言って子ども向けでとしては、かなりもったいないシリーズですので、しばらくはまろうと思います。

※4/17追記1 ライブラリーにも紹介しました。

※4/17追記2 平 安寿子著「くうねるところすむところ」も、相当面白い本です。