
全国各地で発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が
河川などから検出され問題となっています。
水道水におけるPFOS及びPFOAについては、
法的な規制値を設定している国はなく、
日本では「水質管理目標設定項目」として位置づけられています。
京都府福知山市では水道水から国の暫定目標値を超える
「PFAS(ピーファス)」が検出されました。
岐阜県各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、
発がん性が指摘されているPFASの値が、
住民の血液検査の結果、問題の水源地近くの住民の血中濃度が、
他の地域と比べて約3倍でした。
アメリカの学術機関が健康への影響が出るとしている数値を
超えている人は約7割いたということです。
この物質は消火薬剤に含まれており、
米軍や自衛隊基地の周辺、あるいは
化学工場の近くなどに限定された問題と思っていましたが、
調べてみないと実態は分かりません。
もっと広範囲の問題かもしれません。
今後市議会の中でこの問題を取り上げようと思います。