伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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読み聞かせ

2010-11-25 23:38:02 | 教育・PTA・児童福祉
今日は久しぶりに小学校で
本の読み聞かせをしました。

木曜日の職員会議の時間に、保護者が教室で
児童に本を読んであげるのです。
一クラスあたり4名ほど読み手がいれば、
ひと月に1回の当番になります。

私は7年間小学校で読み聞かせをしました。
今年の下半期は、久しぶりに参加することにしました。

低学年の児童の場合は、
主に絵本を読みます。
紙芝居を読むこともあります。

私は、5年生、6年生にも
年齢にふさわしい本を選んで
読んであげたいと考えています。

しかし坂東小では、
親が本を読んであげるのは4年生まで。
5年生になると自分で読みます。

高学年になると
絵本を読んでいるわけにはいきません。
挿し絵程度の文字が主体の本になるべきです。

4年生では、まだまだ子どもたちは
絵本に未練があるようです。
しかし今後のことを考えると
文字主体の本も取り上げる必要があると考えています。

長男が4年生の時、
3学期の最後の読み聞かせでは
「ハリーポッター」を読みました。

朝の30分ほどの時間では、
ハリーは登場しないうちに
読み聞かせの時間が終わってしまいましたが、
子どもたちは興奮して聞いていました。

今日の4年2組では、
ミヒャエル・エンデ作「モモ」を読みました。
不思議な女の子と時間泥棒との戦いの
物語です。

何気ない人とのおしゃべりの時間、
一見ムダなようなその時間こそが
人生の本質-というお話です。

子どもたちのうち、10人くらいは
目を輝かせて最後まで聞いていました。
10人くらいはふつうに聞いていました。
10人くらいは、最後には少し集中力が落ちたようでした。

子どもたちには個人差があります。
いつも低学年のように、絵本だけでは
のびる余地のある子も、機会を失います。

また、いつも文字だけの本では、
つまらなくなってしまう子もいますので、
いろいろなレベルの本を読んであげたいと
思います。

坂東小PTAでは、
大型紙芝居の制作に取り組んでいます。
お隣の名和小学校には、いくつも大きな紙芝居があります。

以前それを借りてきて、上演したところ
大好評だったので、自前で作ることになりました。

私は制作部に入っていませんが、
もうじき完成しますので、上演する時には
男性の役で、読み手の一人として参加する予定です。

本の読み聞かせに来るのは、
ほとんどがお母さんです。
男性は私以外には、かつて一人しか見たことがありません。

以前の読み聞かせでは、
各クラスの朗読が終わると、
ボランティアは三々五々と帰っていました。
お互い顔を合わせる機会がありませんでした。

今年は、読み聞かせ終了後に
ボランティアの方は、図書室に集合し
記録カードに記入するスタイルに進化していました。

お茶を頂きながら
どんな本を読みましたか?
など、意見交換が出来ました。

私も8年目ですが、
読み聞かせに来てくれるお母さん方は
顔なじみの方が多いです。
本が好きで、子どもが好きなみなさんだと思います。

今年坂東小学校は、文部科学大臣表彰
「子どもの読書活動優秀実践校」に選ばれました。

子どもの読書活動に優秀な実践を行っている
学校や図書館を表彰するものです。

委員会活動やボランティアによる読み聞かせ活動、
図書館事務員による季節に合わせた本の展示や
環境整備などの工夫が評価されました。
坂東小の図書室に、表彰状が飾ってあります。






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