健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

がんばらない だけどあきらめない

2014-08-17 16:43:48 | 屁理屈医師

先生は何を?

 

「で、先生は、何をがんばっておられますか?」

不意にそう聞かれました。更年期にさしかかろうとしている妙齢の女性の健診結果を説明していたときでした。「これから、人生が別物になりますもんね。今までの自分の姿は単なる思い出です。これから自分の本来持っている体質が出てきますから、どうぞ新しい自分磨きにがんばってください」といつもの調子で総括したら、「はい、がんばります。で、先生は・・・」と、こう来た。

「わたし?わたしは運動も食事もそれなりにがんばっていますよ」・・・突然の攻撃に面喰って陳腐な返事しかできませんでしたが、「そうですか。がんばってください」と笑いながら彼女は診察室を後にしました。別に悪い気はしませんでしたが、「くそ、負けた」と内心思いました(笑)

「基本的にはがんばってはダメ。がんばらない日常が、生活習慣病の生活の基本である」をポリシーにしている自分としては、ついムキになって答えてしまったことが心残りです。まだまだ修行が足りません。

 題字は鎌田實先生

糖質制限と朝の自転車1時間。ゴルフのスコア維持のため。スコアが伸びることはやはりうれしい。。結果としていつまでも健康であれば良い。変な屁理屈で雨の中のゴルフでした。