●安倍的な人々とは? 曖昧な環境に耐えられない幼児的な人々
安倍政権や日本会議的人々の多くの考えは、以下の内山氏が指摘しているように、曖昧な環境が非常に不安定なものであり、今よりもっと確かなものにして、安堵の気分に浸りたいと云う欲求から、その行動原理が生まれているようだ。つまり、考えることと云うか、欲求している事柄に、情緒的に幼児性が見られるということだ。何ごとにも、根拠がないと心許ないと不安になると云うことだ。
今回の今上天皇の生前退位問題においても、憲法において人間宣言させておいて、天皇個人を人間扱いしたくない、天皇の属人性を認めない、そう云う傾向の強いことを言う自称保守主義者がいるが、天皇と云う立場の人間を必要とするが、そこにおける天皇は、存在そのものが重要であって、その天皇が、憲法でいうところの象徴天皇として、象徴行為をする必要はなく、国事行為だけで良い。国民の心の拠りどころなどは、余計な配慮だとまで言い募る不敬な右翼学者もいたようだ。
同意