健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

水を治めてこそ、国を治める事が出来る。

2020-07-09 07:15:47 | 新井医師
新井 圭輔
20時間前 · プライバシー設定: 公開
『国土交通省のエリートよ、目を覚ませ!』
地球の温暖化は、海水温度の上昇となって顕在化している。
それは、降水量の増加をもたらす。
陸地に降り注いだ雨水は、単純に海へ戻る。
その流路が言うまでもなく河川である。
雨水とともに移動する土砂の堆積により、河川は時間の経過とともに、その流水容量は減少していく。
降水量は同じでも、洪水量は時間の経過とともに増加するものであることを知っていなければならない。
『今』は、温暖化により、降水量は増加するものであることを知らなければならない。
治水には、河川の流水容量の増加対策は必須である。
日本には、世界に誇るトンネル掘削技術がある。
今こそ、それを河川に応用すべきであることに早く気づかなければならない。
今年を無為に過ごせば、来年はもっと大規模な洪水災害に見舞われる。
気がつけば国力は衰退し、デジタル化の遅れどころの話では済まない。
少子高齢化問題もあり、世界の最貧国への道を歩みだすのかもしれないのである。



「水をおさめる者は国をおさめる」とはどういうこと?



 中国古代、春秋時代(紀元前770年~前476年)を構成する五覇の一つである、斉国の宰相(日本でいう総理大臣)の管中は、斉の覇者である桓公とともに、国を治める方策を論議していたとき、「善く国を治める者は、必ずまず水を治める」と熱弁し、水を治めるということは、国を治める上で根本的な国家の大計であると強調しています。
 つまり、水害や干ばつによる被害は、経済発展と社会秩序の安定にとって重要な影響を及ぼす自然災害である、これらを克服してはじめて、農業収益の確保、国民生活の安定、天下太平、国家繁栄をもたらすことができるというものです。