健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

日本の為政者、専門化これくらいの余裕もったコメントが欲しいですね。

2021-09-26 09:05:16 | 夏井医師
 関係筋によると,昨年1月に北京で世界中のコロナウイルスの代表者が集う「世界コロナウイルス会議」が開催されましたが,そこで「地球は確実に温暖化している。このままでは『冬の風邪ウイルス』である我々コロナウイルスの活動の場は狭まるばかりだ。我々も『夏に流行する風邪』に変身すべきであり,それが生き延びる道だ」との意見が大勢を占め,「2年以内に夏にも流行できるコロナウイルスを目指して変異する」という活動方針が採択されたという。
 その結果,「温暖な気候でも流行できる変異株」が2021年4月に出来上がって小流行し,これを改良したのが「猛暑に強いデルタ株」であり,今年,真夏の日本で猛威を奮ったのは記憶に新しい。
 しかし,8月中旬以降の日本は,コロナウイルスが予想した「40℃超え連発」の酷暑ではなく,9月に入って長雨と低温が続いたことからデルタ株は勢いを失って出番がなくなってしまい,かつての勢いは見られない。ウイルス側の報道官は「太平洋高気圧がこれほど根性なしとは予想していなかった。まさか9月に梅雨前線が生まれるとは!」と肩を落としていた。
 国際コロナウイルス会議では,再度,冬型風邪として巻き直すべきだとの声も上がっているが,「オレたちの努力を無にするのか!」というデルタ株からの反発もあり,予断を許さない状況だ。
 一方,「世界インフルエンザウイルス会議」では,「我々は2年間,新参者のコロナの野郎どもに牛耳られ,蹂躙されたが,2021年の冬は我々インフルエンザウイルスがウイルス界トップの座を取り戻す番だ」と意気軒昂だ。
 2年間,影を潜めていた「冬の王者」インフルエンザウイルスの政権復帰となるか,コロナ側が「夏冬ハイブリッド型」への変異に成功して年間流行のタイトルを取るか,予断を許さない状況といえる。
http://www.wound-treatment.jp/index.html#0926-2d