健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

医者も悩んでおられます

2015-03-03 07:15:15 | 森園先生
2015年03月03日 07時00分24秒

動脈瘤 パート1

テーマ:病気

胸部の大動脈は 2~2.5cm以内が正常

腹部大動脈は 3cm以内が 正常

ですが。



 大動脈が 膨らんじゃう 大動脈瘤って病気があります。


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写真の 患者さんは 高齢女性 5cm程度の 動脈瘤があります。


5~6cmを 超えると 破裂して 即死のリスクがあります。

それで 手術したりするんだけど、手術もリスクあるし、難しいですね。


だいたい 高齢の患者さんが多いので

手術するか そのまま経過観察するか。どっちがいいか いつも 症例事に悩みます
 
 
本日の夏井医師への投稿欄から
 
  • (この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0303-06:00-4)

  •  「医師の仕事は何か?」についてのメールです。
     小児科医です。
     医者の仕事は、本当は患者さんを安心させること、治療は手段、とありましたが、それは逆だと思います。患者さんに安心してもらうのは、こちらの治療や、高次に繋げるなどのこちらの判断に納得していただくためです。もちろん、話し合える余地があれば(そんな余裕があまりない時もあるでしょう)、お互いの意見の擦り合わせもありだと思います。お互いが納得出来なければ、夏井先生のところに来られる患者さんのように、転院もありです。

     治らない病気や怪我に対して医者は確かに無力ですが、仕方ないと思いつつ、皆、歯噛みをしているはずです。なにか出来ることはないかと模索し、ダメかと諦める。でも、その悔しさが次の治療に結びつくはずです。それがないと医学は進歩しないと思います。
 治らない怪我があるのかな。治らない病気はあると思いますが。次の良い治療は、次の患者さんで目の前の患者さんとは違う。
医学が進歩するのもいいが、今してほしい治療は違うのでは。当然転医。
医師の仕事とは、医者の仕事とは。質問と答えの言葉の使いよう。お二人に基本的な違いがあります。私のものさしでは。