2014年10月01日 14時25分31秒
肺炎球菌ワクチン 公費補助
テーマ:ワクチン肺炎球菌ワクチン 公費補助が始まりました。
急速な高齢化を背景に、高齢者の肺炎による死亡率は年々増加している。高齢者肺炎の原因菌として最も多いのが肺炎球菌であるが、予防に有用とされる肺炎球菌ワクチンの接種率は伸び悩んでいるのが現状だ。そうした中、2014年10月から高齢者への肺炎球菌ワクチンが定期接種化されることになった。そこで、高齢者肺炎の現状を踏まえ、ワクチンを含めた予防戦略について、感染症専門医および呼吸器内科専門医であるお二人の先生方にご対談いただいた。
私が今年該当しますが、確率論からすれば受ける必要はないが。
疫学は確率論
試験勉強はなかなか思うように進みませんが、地道にがんばっております。
そんな勉強をしていて悩ましいのは疫学。基本的にわたしは数字を覚えるのが苦手、というかむかしからその意義を感じないので、ほとんど覚える気がありません。病気になる確率が何万に1人だとか、病気が見つかる確率が何パーセントだとか、あるいは高血圧の人が何千万人いるとか・・・どうでもよくないですか?病気を確率論で語って意味があるのでしょうか。その数値が高い病気を持っているなら生活の見直しをしたり早期治療をすべきというのは分からないでもないけれど、低ければ節制はしないでいいというものでもなさそうに思います。そもそも、その数字が「高い」のか「低い」のか、それは何を持っていうのか、そういうところから理解していません。
その病気が珍しいものでもポピュラーなものでも、その病気にかかっている人には100パーセントの存在だからどうでもいい確率論だし、その病気になると起こりうる合併症があるとしても、実際に起きない人には0パーセントで、起きた人には100パーセントなわけです。疫学的な確率論は、結局は医療者の学問的な興味でしかなく、患者さんにとってはどうでもいいことなのではありますまいか。
そんなことを考えていると、一応問題集にはたくさんの線が引かれてはいますが、きっと一項目も覚えられないことでしょう。そんな問題があまり出ないことを祈るばかりです。