健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

『心臓疾患に対する塩分制限は危険!』

2016-01-09 11:41:40 | 崎谷医者

 

『心臓疾患に対する塩分制限は危険!』

今年のパレオ協会総会でも取り上げました「塩分制限の危険」。

なんと心臓血管疾患に対しても塩分制限はまずいのではないかという研究結果が報告されました( January 2016, Journal of the American College of Cardiology: Heart Failure)。

研究対象は260名の中等度の心臓疾患患者。

半数を塩分制限。半数を塩分制限なしで平均3年間フォロー。

その結果は。。。。

塩分制限したグループは、死亡あるいは心臓疾患の悪化のため入院を余儀なくされた割合が1.85倍であったというもの。

塩分制限という作り話は。。。

血管に塩を入れると水を引き込むため、循環血液量が多くなるため高血圧になるというもの。

これ本当でしょうか?

塩分濃度は実際には体内で一定になるように微調整が繰り返されています。

塩を食べたからといって、血液中の塩分が上昇するわけではありません。

むしろ塩分制限するとストレスホルモンが上昇して高血圧になります。。。

このように医学・栄養学・薬理学などのサイエンスの末端(まだ学問の領域に達していない)といわれるものは(サイエンスの大元の物理学よりも)特に常識を疑ってかかる必要がありますね)^o^(。

 
崎谷博征さんの写真
 
 

~インスリン、その悪の正体を暴く!~
嫌気的解糖作用と
脂肪酸合成を亢進させるインスリン

我々が糖質を摂取したら、
血糖値が上昇します。

血糖値(グルコース)の上昇は、
我々のまずは、
血管内で、浸透圧を著しく高め、
我々の全身の細胞から重要な水分を
軒並み奪ってゆきます。

その結果、
血液量の増加、
それによる血圧の著しい上昇。
血管内では、
血液量の上昇ですが、
血管内以外では、
反対に、
単純に言えば脱水という危機的状況がうまれます。

だから、糖質食ったら、
糖尿病じゃなくても
狂ったように喉が渇いて、
水が飲みたくなる。
さらに、塩分濃度が下がるから
塩分も欲しくなる。

塩分と言えば、
横道にそれますが、

人間、
塩分は、
過剰に摂取できない運命にあります。
なぜなら、
そう、しょっぱさへの、
味覚としてのストッパーが
人間にはありますからね。

だから、
塩分を過剰に摂取する人は、
本当はいないのですね。
さらに、
糖質は甘くない糖質ってのが
いっぱいあるけど、
塩分に関して、
しょっぱくない塩分というものがないのですね。
※糖質の場合、種類が豊富で、
甘くない糖質があります

塩分は一種類ですが、
糖質は数多くの種類に満ちています。

 

 

本物の塩と、ニセモノの塩

高血圧に関する基準の嘘と、降圧薬の嘘と危険性についてこれまで述べてきたが、そもそもその前に嘘が流布しているということを、人々はどれくらい把握しているのだろうか。その嘘こそ「塩の嘘」であり、つまり「高血圧=塩の取り過ぎ」という大嘘のことだ。
 
現在、販売されている塩の大半は化学的に精製された「精製塩」であり、かなりヤバい加工がされた塩であるということをほとんどの人が知らない。精製塩のほぼすべてが塩化ナトリウムで構成されていて、天然の塩が持つさまざまな価値を残していないと言える。これが日本人の血圧を狂わせてしまっている元凶の一つと呼べるものだ。
 
精製塩は人間にとって必須なミネラル分(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)がほとんど取り除かれており、その結果、体内のミネラルバランスを狂わせる。逆に天然の塩は人体に必要なミネラルが多数含まれており、体に有益なだけでなく、血圧もコントロールする作用を持つ。いわゆる生体恒常性が保たれやすい。
 
日本では古くから血圧が高めの人が多く、塩も良質のものが多かったが、第二次世界大戦後にその塩の販売を規制してしまった。