健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

降圧剤・無害 糖尿治療・悲劇

2014-06-12 09:53:35 | 夏井医師
  •  こんなメールをいただきました。
     ところで「ディオバン」について思うところがあり、メールいたしました。
     他の降圧剤よりも脳卒中を防ぐ効果が高いという触れ込みで1兆2千億円という巨額の売上があったようですが、この薬剤を使用して、重篤な副作用を起した患者がいるという話は聞きません。
     先般、日本人間ドック学会が発表した健康診断の新基準から言っても、自分で考えた意見を発表している医師のコメントを読んでも、血圧を薬で下げることのメリットはまったく感じませんでした。無駄な医療費をかけ、製薬会社の利益のために必要ない薬を飲んでいた・・・だけのようです。

     しかし、こと糖尿病となると話はまったく違います。同じように巨額の医療費がかかっていると思いますが「まじめに病院に通っている」のに、年々病状が悪化し、合併症に苦しみ、いずれ治らずにみなさんお亡くなりになります。
     
    江部先生も6月9日のブログで言及されていますが、日本人の死因トップ10のうち、6つに糖尿病が大きく関わっていると考えられます。この状態を問題と思わず、従来の効果があるとは言えない治療を漫然と続けている専門医の罪は重いです。
    (この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0612-10:00-2)

 若い方が降圧剤を飲んでも無害であるならば、ある意味それでもよい。将来の薬の副作用まではわからない。
が、糖尿病の治療は悲劇。だんだん悪くなる。将来合併症のおそれまであるとすれば。この方の投稿、あっていますね。

2型糖尿病と診断されるひとは、大きく2つに分類できます。
 1:糖尿病体質の人(インスリンの働きが悪い)
 2:非糖尿病体質の人(インスリンの働きはよい)

1:正しい治療を受けるか、医者にかからなければ、合併症は発症しない。
2:インスリンの働きを超えた糖質過剰摂取の人なので、体内インスリン濃度が高く、未治療でも合併症と言われる動脈硬化性の病気が見られることがある。

2:の場合は、原則、正しい治療を受けた上で、糖質制限をしなければ、
  救われませんでした。今後は、SGLT2阻害薬が、福音となるでしょう。
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