メールマガジン「Nutrition News」 Vol.77
第13回ダノン健康・栄養フォーラムより
時間栄養学から健康を科学する
県立広島大学人間文化学部健康科学科 教授 加藤秀夫先生
からだのリズムには、5つの種類があります。その内「サーカディアンリズム」は1日のリズムです。サーカディアンリズムによる1日のリズムは約25時間ですが、これがなぜなのかは分かっていません。また、20代くらいの若い方では25時間ですが、60代くらいになると24時間のリズムになってきます。これは60年間ほどかかって、24時間の社会のリズムにコントロールされているものと考えられています。
1週間のリズムもあります。活動のリズムを調べると、最もよく動くのは水曜日で、最も動かないのは月曜日です。水曜日によく動くということを考えると、例えば学校給食でも、どの曜日でも同じエネルギー量にするのは間違っているように思います。食育を実践するにしても、色々な視点で考えていかないといけません.
という事です。月曜日に切れが無いのは、当然かな?
夜食と肥満