俳優の永瀬正敏(49)がこのほどスポーツ報知のインタビューに応じ、11日に後編が公開された映画「64―ロクヨン―」(瀬々敬久監督)の撮影中に14・2キロもの減量を行ったことを明かした。
【写真】昭和64年の“14年後”を演じる永瀬。別人のように痩せている
「64」は横山秀夫氏のベストセラー小説の映画化で、昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件と、その14年後に起こる模倣事件を軸に物語が展開する。
永瀬が演じたのは昭和64年に起きた事件の被害者・雨宮芳男役。事件当時までは裕福で幸せだった雨宮と、娘を殺害された事件の14年後、台本に書かれた「髪は白くなり、頬はこけ、シワが増えてまるで老人のようになった雨宮」を演じ分けるため、撮影開始時に体重を3・8キロ増やし、その後わずか2週間で14・2キロ減らした。
過去の作品で減量の経験はあり「今回はどんどん痩せました」と何事もなかったように振り返るが、減量中、一日に食べる量は1食の半分。それを一日6~8回に分けて食べるのだから壮絶極まりない。
役者魂ですか。壮絶ですね。カロリーとらなければ、2週間でこれだけ痩せることができる。決して死に至らない。糖尿病、生活習慣病、2週間の専門医の入院で数値は良くなるはず。結論は、本人の覚悟次第ですか。