鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2005年07月07日 | Weblog
2005年7月6日(水)
 テレビ・新聞は、郵政民営化法案5票差のきわどかった採決結果を伝えている。朝日新聞1面では編集委員の星浩氏が「小泉政治の限界見えた」との見出しで「小泉政権は確実に坂を下り始めた」と書いている。日本経済新聞も1面で編集委員の西田睦美氏が「政権基盤一気に揺らぐ」、毎日新聞も社説で「薄氷の上を歩き出す小泉首相」となっている。ポスト小泉に向けての総裁レースが始まったとの論調が目立つ。参議院の審議を見守りながら、政局のアンテナをしっかり張っていこうと思う。
 造反者には厳しい対応をするといっていた自民党執行部は、どんな処分をするのだろうか。大変な圧力をかけておきながら、今回のこの数字をどう考えるのだろうか。「責任ある立場にいる者としての判断違い、思い上がり、大きな手続きミスがあったと反省するのが先決ではないか」と多くの人が私のところに指摘してくる。全く同感である。「心の準備を持たずしてその地位についてしまった、基礎体力の無さを証明した今回の結果ではないか」と言ってくる人もいる。見ている人は見ていると、私も教えられるものである。いずれにしろ、これからの政治に一石を投じた昨日の本会議採決であった。
 朝7時に留萌を出発し、留萌管内羽幌町に向かいフェリーで天売島に入る。昨年の選挙後、島の皆さんにご挨拶回りをした際、「選挙が終わっても島に足を運んでくれるのは鈴木さんだけだ」と多くの人から声をかけられ、「来年も必ず来ますから」と約束したので、有言実行する為である。一軒一軒ご挨拶させていただきながら、「やっぱり来てくれたの」「約束を守ってくれたね」「鈴木さんに感心した」と、温かい返事・言葉をかけられ、嬉しくなる。
 政治家にとっての基本と思うが、「約束は守る」、この事をしっかりやっていく事が重要であると、当然の事ながらしみじみ感じる。半日かけて島を一回りして、気持ちよく床につく。明日は焼尻島を訪問する。
鈴 木 宗 男