宗男日記から

２００５年６月３０日（木）
　札幌市内廻り、事務所でのお客さん対応で一日が過ぎる。今日も良い天気で夏真っ盛り。今年の冬は雪が多く春が遅くなり、５月は寒い日が多く、６月に入り好天が続く。雨が少なく農作物の成長が気になる。天気によって一次産業は左右されるので、季節にあった自然の恵みをお願いするものである。
　米同時テロで崩壊した世界貿易センターの跡地に建てる「フリーダムタワー（自由の塔）」の再設計案が発表されたが、５４１メートルのビルはまた、ニューヨークのシンボルとして大きな存在感を持つ事だろう。「テロには屈しない」強固な意志を発揮するモニュメントにもしてほしいものである。
　「悪徳リフォーム業者逮捕」と夕刊に出ているが、お年寄りを騙すやり口・やり方はとんでもない。被害は３４都府県で１１５億円と言われているが、もう少し早く手をつけられなかったのか、ちょっと不思議である。犯罪が多くなり警察も手が回らない点もあるだろうが、地域住民、隣近所、普段からのコミュニケーションが必要ではないか。こうした事件も、現代が抱える病気の一つと思えるのだが。ヒューマンリレーション、人間関係をもっともっと大事にする風潮をつくっていかなくてはと考えるものである。
　今夜も松山千春さんのコンサートに足を運ぶ。北海道４ヵ所、全て「おっかけ」が出来て良かった。松山さんの信念に燃えたメッセージを聞き、とっても勉強になる。同時に、透き通った松山さんの歌は２０年前、２９年前と少しも変わってない。彼の精進、努力、天性を考えると、やっぱり「凄い男」だと感心する。「凄い男」に巡り合えて、今生かされている事に感謝するものである。
鈴 木 宗 男