http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015050301001372.html
特攻隊員の冥福祈る 鹿児島・知覧、遺族ら千人
太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった旧日本陸軍の特攻隊員1036人の慰霊祭が3日、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和観音堂前であり、遺族や関係者ら約千人が冥福を祈った。今年は戦後70年の節目にあたり、強い雨が降る中、関係者は平和の大切さをかみしめていた。
平和観音堂は、沖縄戦への出撃地の一つ、知覧基地の跡に立つ。遺族代表としてあいさつした和歌山県美浜町の小松雅也さん(84)は「戦争は家族を引き裂く。こんな悲劇を二度と起こしてはいけない」と訴えた。
小松さんは、七つ年上の兄中西伸一さんをわずか22歳で失った。
2015/05/03 18:52 【共同通信】