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【使命】これまでは、9条によって私たちは守られた。これからは私たちが9条を守る。/九条の会活動

2015-05-03 20:14:06 | 憲法

これまでは、9条によって私たちは守られた。これからは私たちが守る。

日本国憲法第9条は、私たち人類が神から与えられた宝物です。

 

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「九条の会」オフィシャルサイト

https://www.9-jo.jp/
 

 

English version of the “Article 9 Association” bulletin and news.
第203号(05月03日) 第30号PDFファイル

戦争法案阻止へ すべての会が立ち上がろう
   
九条の会事務局からの訴え提案

 2015・5・3

10 第203号

戦争法案阻止へ すべての会が立ち上がろう

 九条の会事務局からの訴え提案

   2015年5月1日 九条の会事務局

 

 いま憲法9条は存亡の岐路に立っている

 安倍政権は、自衛隊をいつでもどこへでも派兵しアメリカの戦争に加担できるようにする「戦争立法」を、この5月中旬にも国会に提出することを決めました。万一この戦争立法が通るようなことがあれば、憲法9条の下で戦後一貫して自民党政権といえども崩すことのできなかった外交の原則―海外でふたたび戦争しない国、という原則を覆す戦後日本の進路の根本的な転換となります。

 九条の会は、この戦争立法を全力で阻止するために、2月23日にアピール「憲法9条を根底からくつがえす『戦争立法』と改憲の暴走を止めよう―主権者の声を全国の草の根から」を発表し、戦争立法と明文改憲にNOの声をつきつける草の根からの行動を呼びかけました。3月15日には全国討

 

 《九条の会事務局緊急学習会》 

日米ガイドラインと戦争法案

日時 5月16日(土) 13時30分~16時30分

◇会場 東京しごとセンター講堂(JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線飯田橋駅徒歩7分、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線九段下駅徒歩10分/住所 千代田区飯田橋3-10-3)

◇講師 

*安倍政権の「改憲・壊憲」を批判する

(仮題) 名古屋大学教授 愛敬浩二

*戦争法案の問題点(仮題)

   東京慈恵医科大学教授 小澤隆一

◇参加費:1000円(学生500円)

申込は不要です。直接会場へ

論集会を行って、280の会、452人が集い

戦争立法阻止の運動を議論しました。

 すでに、戦争立法を阻止するための共同の取り組みも急速に具体化されています。安倍政権の暴走に反対してきた3つの団体が一つにまとまり「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が結成され、5月3日には、さらに広い人々の共同で集会が企画されているのもその一つです。

 九条の会事務局は、2・23アピールをふまえ、「戦争立法と改憲の暴走を止め」るために全国の会はどんな行動が求められているかを提案します。

 

 戦争立法を阻むにはどんな運動をすればよいか

 安倍政権の戦争する国づくりを阻むには、戦争立法を何としても阻止しなければなりません。安倍政権のもくろむ明文改憲も、戦争立法を阻むことで挫折に追い込むことができます。

 そのためには、法案強行を許さない草の根からの圧倒的世論と、法案の危険な中味を徹底して追及しその成立を阻止するための国会内外での行動の連携が不可欠です。

  戦争立法反対、改憲阻止の一点で、保革を越えて広範な人々が、全国各地で声をあげ可能な行動を起こすこと。

  国会議員一人一人への働きかけをさまざまな形で強め、「戦争立法には反対」の多数派をつくること。

  マスメディアが法案の本質、国民の声をきちんと報道するよう働きかけること。

 

 九条の会らしい行動を

 うえの課題を実行するために、九条の会は九条の会らしい行動を起こしましょう。

 一つは、戦争立法と9条の改憲に反対するすべての人々が加われるような幅広い共同の行動を追求することです。これまでの経験だけに頼った行動になっていないか、もう一度ふり返り、原点に立ち戻りましょう。

 もう一つは、7000以上のすべての九条の会が立ち上がり、文字通り全国、津津浦々、自分たちの地域、分野で共同の行動を実現することを追求することです。

 「共同」と「地域」、これが合い言葉です。以下に具体的な行動を提案します。

 

 戦争立法阻止のための具体的行動の提案

 ① 法案が国会に提出される5月から8月までを「山場月間」に設定し、会の全力をあげて、会独自あるいは共同して可能なあらゆる行動に、創意をこらして取り組みましょう。

 

 ② 世論調査をみても戦争立法には反対の人が多いように、戦争立法に対する漠然とした不安や懸念は広がっていますが、戦争立法の危険性はまだまだ、国民の中に届いていません。

 創意をこらした宣伝行動が何よりも急がれます。また、各地、分野の九条の会は、くり返し戦争立法の学習会を開き、学習しましょう。

 九条の会事務局も、5月16日に、戦争立法を批判的に検討する事務局学習会を開きます。

 

 ③ 改めて、戦争立法反対の署名をつくります。この署名を持って地域の中に入り、地域の人々と話しあいましょう。

 

 ④ 自分たちの地域・分野で、これまでの発想を大きく越えてさまざまな立場、分野の人々の名を連ねて、戦争立法反対、改憲反対の共同声明を出しましょう。それを地域・分野の人々にくまなく配り、署名と一緒に運動への参加を訴えましょう。

 

 ⑤ すべての国会議員に対し、地元の事務所を直接訪れて戦争立法の危険性を訴え、反対の意思表示をするよう働きかけましょう。

 戦争立法は、アメリカの戦争に地域を動員し巻き込みます。自治体首長、地方議会の議員を訪れて戦争立法に反対するよう働きかけましょう。

 各地域の地方紙、地方放送局に申し入れ、戦争立法の危険性を報道し少なくとも法案には慎重な審議をすることを訴えるよう、働きかけましょう。

 

 ⑥ いま全国では、戦争立法に反対するさまざまな共同が広がっています。これらの動きと連携を強めつつ自分の地域で共同の集会・共同の行動をつくるために、働きかけを強めましょう。

 地域で開かれる共同の集会や統一行動には、九条の会で議論し積極的に参加しましょう。

 

 ⑦ ブロックや都道府県、地域毎の交流を強めましょう。各地の九条の会は事務局に取り組みを知らせてください。

 

 これから夏にかけて、憲法の正念場です。全力をあげて戦争立法阻止のために頑張りましょう

 

《再録》<アピール>

憲法9条を根底からくつがえす「戦争立法」と改憲の暴走を止めよう―主権者の声を全国の草の根から 

 

2015年2月23日 九条の会

 安倍晋三内閣は、先の総選挙で与党が3分の2を確保したことで白紙委任を得たかのごとく、昨年7月の閣議決定を具体化する「安全保障法制の整備」に向け、暴走を加連させようとしています。

 その内容は、政府自らが60年以上にわたって違憲としてきた集団的自衛権の行使に踏み出すことをはじめとして、国連の集団安全保障措置や多国諸車の軍事行動などへの後方支援を、どこでもかつ迅速に行えるようにする自衛隊派兵恒久法の制定、「駆け付け警護」や「任務遂行のための武器使用」の解禁など、広範多岐にわたっており、自衛隊が海外で他国の軍隊と肩を並べて軍事行動ができるようにするための「戦争立法」に他なりません。これは、憲法9条を根底から破壊するものであり、テロなどとの暴力の応酬の連鎖にはまり込むことをも意味します。その先には、憲法に「国防軍」を明記するなどの明文改憲が控えています,

 安倍政権は、この野望実現のため、4月の統一地方選挙後に法案を上程して一括審議に持ち込もうとしています。しかし、総選挙後に行われたマスコミによる世論調査でも、「集団的自衛権行使容認に反対」の声が過半数を占めています(2014年12月15・16日共同通信で56%、2015年1月15・16日毎日新聞で50%)。政府・与党が「戦争立法」の全容の公表やi日米ガイドラインの再改定の日程を先送りし続けているのも、この国民の世論を恐れてのことにほかなりません。

 いま、こうした国民世論を受け、安倍内閣の暴走にストップをかけようとするさまざまな団体による取り組みが発展し、それらの団体間の共同が広がっています。これを、私たちは心から歓迎し、その成功を顛ってやみません。同時に、結成から10手を経過した私たち九粂の会にとっても、その真価が問われる正念場です。

 戦後70年の今こそ、日本国恩法9条の意義を再確認し、日本と世界に輝かすべき時です。それこそが、世界に広がる暴力の連鎖を断ち切る保障です,全国のすべての「九条の会」が、憲法9条を破壊する安倍内閣の戦争立法と明文改憲に「NO」の声をつきつけ、その暴走をストップさせるために、草の根での訴えと話し合いを創意をこらして展開しましょう。

 宣伝に、署名に、熱気こめ

 

 「会」ができてから最高の署名数

【東京葛飾区:さくらみち9条の会】 4月12日、JR金町駅で「集団的自衛権行使反対・戦争立法を許すな」の署名・宣伝行動に取り組みました。宣伝は毎月1回おこなっているもので、14人が参加し94人が署名しました。

 参加者は、「会ができて10年になるが、最高の署名数だ。戦争立法を許さないという関心が高まっている」と感想を述べています。

 

「県民アピール」配付運動に参加決める

 【岩手県盛岡市:平和憲法・9条をまもる都南の会】 4月12日、総会を開き、戦争立法を阻止するために▽学習や宣伝を強める、▽平和憲法・9条を守る岩手の会が呼びかけた「県民アピール」チラシ30万枚作成・配付に加わる―ことなどを確認しました。

 その後、10周年記念の講演会を開き、詩人のアーサー・ビナードさんが講演し、9条こそ数百年にわたる人類の英知だと強調ました。

 

青年九条の会が賛同の輪広げる

【宮城県:仙南地域九条の会】 4月4日、「平和憲法大講演会in仙南」を開き880人が集いました。この講演会に向けて新たに5町と青年の分野に九条の会が誕生、9市町全部に九条の会が出揃ってこの日を迎えました。憲法九条を守る首長の会の川井貞一会長があいさつ、小森陽一事務局長が講演しました。

 12の九条の会が活動報告し、昨年秋に結成された仙南青年9条の会の代表は、8人で始まった会が2週間後にはよびかけ人が95人に増え、この集会にも80人が参加していることを報告、大きな拍手につつまれました。

 

 「私の一言」募り全戸配布

 【千葉市美浜区・磯辺九条の会】 4月26日、「海外で戦争できる国にする『安全保障』法制」をテーマに会員交流会を開催。

 安倍内閣のねらう「安全保障法制」について学習したあと、当面の行動として会員から「私の一言」を募り、ビラにして域内に全戸配付することを確認しました。

 終了後、地域をパレードしました。

 

 


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