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こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

浅間山・山頂への落日を撮り続けて、2011-2015年

2015-04-08 | 夕景

2011年3月19日

 

 

2012年3月21日

 

2013年3月19日

 

2014年3月22日

 

2015年3月23日

 

落日を撮った位置は、自分が住んでいる街の2箇所(尾根)である。今年(2015年)は、気象条件などのために、山頂への落日の瞬間を撮ることができなかった。また、2011年では、3月11日から撮影条件を変えても落日での太陽の形を捉えることができなかった。そのときは、太陽の高度が低くなると形が不明瞭になった。しかし、4月になると、夕日は撮れるようになった。

2011年4月上旬

 

継続は力なりとの諺がある。これからも山頂への落日を撮り続けようかと思う。ただし、3月でのときは寒い風に曝されることが、自分にとっては難点である。

 


ウコンバナ(ダンコウバイ)の古木、桐生川にて、2015年

2015-04-06 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウコンバナ(鬱金花)はダンコウバイ(壇紅梅)とも言われる。このものはクスノキ科の落葉小高木である(3-4 m)。花は葉が出る前に咲く。ウコンバナは渓流沿いに自生するが、桐生川の上流にはこのものの古木がある。幹や枝には、古木であることを証明するかのように、ノキシノブやコケが生えている。

枯れかけている枝は少なくないが、古木は今年も美しい花を開いた。渓流の音を聞きながら、古木の佇まいに惹かれて、私達は深みと透明感のある色の世界にしばし浸っていた。

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3月末、群馬県桐生市梅田町石鴨にて。

 

 


山桜点描、2015年4月

2015-04-04 | 

近所の山で、山桜の花が目立つようになった。冬の面影としての枯木色がまだ残っている尾根や山腹での桜は、春を告げる花木として実に魅力的な存在である。


山桜には大木が多いので、木の近くに寄ると花は見上げることになる。

 

 青空を背景として。

 

 開放の条件で花を撮ろうとしていたとき、この場面がファインダーの視野に入ってきた。

咄嗟にフォーカスを飛行機に合わせた。

 

 飛行機が消え去った後に。

 

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一作年は、山火事の消火中の自衛隊ヘリコプターがファインダーに入ってきた。2013年4月

 

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山桜には大木が多いが、対面で撮れる株が道沿いに生えている。

奥の山(西方向)は市民の山と言われている吾妻山(480 m)である。

落日の時間帯に撮ってみたいと思うが、空模様が今日を含めて良くない。ちなみに、今夜は月が雲に隠れている。

 
花と葉の優しさに惹かれて

 

大木での花が斜めからの日差しを受けているときに。

 

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ミヤマウグイスカグラあるいはヤマウグイスカグラ(スイカズラ科スカズラ属の落葉性低木)の花も見られるようになった。


桐生自然観察の森(桐生市)ではミヤマウグイスカグラが咲くと案内されている。同園で鑑定していただくつもりである。


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撮影、4月2日午後


山で咲く花を見ながらの散策、2015年4月

2015-04-03 | 

家の周りの山々で、山桜などの花が目立つようになった。この時季、私達は通常の2倍程度の時間をかけて山道を歩く。春霞で浅間山などが遠望できなくても、拡大鏡、双眼鏡、そして望遠レンズを持って、あれこれ言いながらの歩きは楽しい。


数株のヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属の多年草)が花を開き始めた。

昨年と同じ場所で、この花が咲くとほっとする。私達の願いは花の数が年々増えることである。


この場所に生えているカタクリの花と葉は大きい。


まだ数は少ないが、ヤマツツジの花が午後の日差しを受けていた。


花の色は鮮やかであった。昨年はヤマツツジの花が例年よりも多く咲いた。今年はどうなるであろうか。



ミツバツツジにおいても、一部の蕾が開いていた。


別の場所で咲いていた花から(1)




別の場所で咲いていた花から(2)

 

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4月2日、午後2-5時、晴れ。


ミツマタの群生、桐生川散策、2015年3月

2015-04-02 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 あるとき、雪が残っている杉の伐採地でミツマタが群生していることに気づいた。それ以来、私達はここでのミツマタが花を開く時季を待つようになった。


残雪の伐採地には何かの低木が植えられているぞ(?)。2月上旬


その低木はミツマタであった。個々の木には蕾が多数ついている。

 

先月下旬になると、ミツマタが花を開いた。


 桐生川沿いには和紙(桐生和紙)の工房がある。この群生は、植栽によるものだろうが、春の風物となりそうだ。


 ダンコウバイの花の色と群生のそれとの対比


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さて、花を逆光条件で撮れる場所が群生の近くにあった。

 杉林と青空を背景とするミツマタの花

 

クローズアップ(花の美しさに魅入られて)

 

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2015年2月上旬(雪景色)、3月下旬。

 

 


ミツマタの花、桐生川散策にて、2015年3月

2015-04-01 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日からは卯月、花の季節が始まった。さて、桐生川の岸辺では、ミツマタなどの花が先週から咲きだした。間もなく、渓流と新緑の組み合わせが、散策する人々にとって心和む景色となるだろう。ちなみに、桐生川の森林は桐生川源流林として森林浴の百選に選ばれている。


渓流での春の装い

 

 

渓流とミツマタの花

 

 

 木漏れ日を浴びて(細い枝に大きな花、そして新芽)


この時季、花は蝶や蜂にとって魅力的なのだろう。




吸蜜しているアカタテハ(タテハチョウ科)

この個体は成虫で越冬したのであろう。翅の形が冬の風雨に耐えたことを物語る。


 

山側の杉林で花を開いているミツマタ。かつて栽培されていたのものが野生化したのであろうか。

ところで、ミツマタ(ジンチョウゲ科)は中国から渡来したと言われている。

 

 

ミツマタはジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉性低木である。花は葉が出る前に咲く。

 



山側の藪の中で花を開いているミツマタ

 

 

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3月30、31日。桐生川にて(群馬県桐生市梅田町)