こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

朝焼けの光景(1)、2022年3月

2022-03-31 | 朝景

今日は3月31日、定職を離れているために年度との用語をあまり意識しなくなってから久しいが、先週から昨日まで藪用に追われて記事の更新をする余裕がなかった。ところで、今週は雲フアンにとって見逃すことができない光景で幕開けとなった。日曜日(27日)、前夜は上空が厚い雲で覆われたが、天候は次第に回復するとの予報が出されていた。もしかすると朝陽が昇る時間帯まで部分的に雲が残るのではと期待して、当方は夜明け前から近くの桐生川堤防を歩きはじめた。

 

午前6時頃にて。ひつじ雲や帯状の雲が朝日に染まった。

 

その美しさに魅せられて、ズームアップした光景である。

 

当方にとっては、見飽きない光景である。

 

朝陽による光芒が雲間から現れた瞬間である。山陰から顔を出しはじめた朝陽には花粉光環が伴っていた。

 

このときは自分の視野をカバーできるほどの広角レンズがあればと、年甲斐もなく無い物ねだりをしてみた。

 

 

 

3月27日早朝、桐生市にて。撮影でのホワイトバランスは太陽光

 

 

 

 


花粉光環(2022年3月)

2022-03-15 | 

昨日と今日、最高気温が4月下旬から5月上旬のそれに相当する暖かい外気に我が街は包まれた。その暖かさで、庭のミツマタやゲンカイツツジが急に花を開きはじめた。そして、杉花粉の飛散を知らせる現象が花粉アレルギーの持ち主である我が身に起こりはじめた。

 

今日午後、散策中にふと太陽そのものは建物や電柱で隠す位置で太陽の方向を見上げたとき、美しい虹色の光環が現れていることに気づいた。

 

 

光環は、二重、三重以上の多重の虹であった。

虹は杉花粉によって太陽光が回折されて生まれる。そして、花粉の大きさが揃っているために、虹の輪ははっきりとする。

 

花粉光環は花粉が飛散している量が多ければ多いほど、濃くなると言われている。

 

 

事実、風が強く吹き始めると、光環の色は幾分か薄くなった。

電線に虹が写っている。

 

ところで、乱暴なことながら、撮影条件を予め決めて、太陽の輝きにカメラを向けてみた

(シャッタスピード 1/4000秒、眼に対する危険を避けるため、ファインダーは使用していない。)

 

午後3時頃、桐生市にて、EF 70-200 F4L、ホワイトバランスは太陽光。

 

 

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太陽が近くの山林に沈むときに

 

 

 

午後5時頃、桐生市にて、EF 70-200 F4L、ホワイトバランスは太陽光。

 

ダイヤモンド浅間での花粉光環

2016年3月下旬、桐生市にて。

 

 


赤城山を眺める、渡良瀬川にて(2022年3月)

2022-03-13 | 山を眺める

午後のひととき、薄い絹地のような雲が青空を覆う雰囲気に誘われて市内を流れる渡良瀬川で、赤城山を眺めてみた。今回はノーナレのスタイルでその眺めをアップロードする。

 

 

 

 

 

 

 

 

右から、雪を被る黒檜山(赤城山の最高峰、1828 m、桐生市の最高地点)、駒ヶ岳、篭山、長七郎山、そして地蔵岳(1674 m)

 

河川敷きにて

 

当方が赤城山を撮っているとき、愛車の前後に数台の乗用車と撮影機材を積んできた大型車が並んだ。そして、十名以上の人々が赤城山を背景する格好の撮影スポットを探し始めた。

 

そのスポットに人々が到着する前にて

 

 

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撮影、3月上旬、午後4時頃、桐生市にて、ホワイトバランスは太陽光。


ある日の朝(2022年3月)

2022-03-12 | 朝景

今週後半から、最高気温が4月上旬から下旬に相当するほどの暖かい外気に囲まれるようになった。昨日も春霞を思わせる空模様のもとで、近くの山並みから朝日が昇るときを当方は待った。

朝日が昇る前に、幾筋かの雲の波が輝く。

 

常緑樹と落葉樹の樹高は十数メートルである。尾根筋には散策路が設けられている。

 

黙祷

カメラのディスプレイに太陽の映像が現れたことに安心感を覚える。あのとき(3月11日)前後では、しばらく間、太陽がはっきりと写らなかった。

 

朝日を浴びて、ミツマタの蕾。

 

 

 

尾根筋からの朝日を浴びて、風で揺れるクモの糸が金色に輝く。

 

朝日を浴びるヤツデの蕾(背景はツクシシャクナゲである)。樹勢をそぐかのような強い剪定を今年もおこなったことに、後ろめたさを感じながら。

 

朝のひとときのみに日差しを浴びる位置でも、毎年、寒い北風が止む頃から花茎を伸ばすクリスマスローズ(ニゲル種)。

風で飛んだタネがコンクリート壁のそばで芽を出し、小さな群れが生まれた。

 

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3月11日朝、EOS 6D、EF70-200 mm、ホワイトバランスは太陽光。