今年は山肌が萌葱色を帯びた頃はその色彩感を乏しくする空模様が続いた。今日は久しぶりに霞んでいるものの青空が見える天気になっている。
山城跡でのソメイヨシノの花は僅か数日間で散った。夏日とも言われた高い気温の影響を受けたためである。いま、新緑の濃さは例年ならば5月中旬以降でのそれになっている。
周囲の山並みでは、先週からヤマフジの彩りが加わっている。このものにとって、今年はいわゆる表年である。
サクラソウ「南京小桜」。芽生えや花茎の伸長は遅れていたので案じていたが....。このものは江戸時代につくりだされた最古の園芸種である。
ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)
デンドロビウム・ノビルタイプ
わたくしにとって、「キミ」は同じ部屋で冬の寒さに耐えた戦友(?)である。「キミ」のために、わたくしはエアコンを使わなかった。いま、「キミ」の優しい香りが部屋に漂っている。
24ー26日、自宅および周辺(山肌)にて。