こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

朝のキンモクセイとミズヒキ、2017年9月

2017-09-26 | 

我が家での日の出は公表されている時刻よりも30分ほど遅れる。東側に標高250-350 mの山並みが視界を遮っているからだ。そして、季節に応じて日の出の位置が移動すると、尾根から射してくる木漏れ日の位置や角度が変わる。だから、木漏れ日が射してくる時間帯はわたくしにとってマジックアワーである。木漏れ日で目覚める花や蕾が、これらに対する光の効果を活かしてみたいとのような遊び心を撮る者に持たせる。

今週から香りを放ちはじめたキモモクセイの花。

 

 


ミズヒキ(水引)、小さな花の列(花序)が水引に似ている。

 

 

撮影: 9月下旬7時頃、マクロレンズにて。

 

 


浅間山を久し振りに遠望する 2017年9月

2017-09-22 | 山を眺める

明日は秋分の日、天候が回復してほしいものである。さて、昨日は久し振りに浅間山を自分達が住む街で遠望してみた。今週は、同山の頂とその周辺に日が沈む。

小高いスポットで眺める浅間山など。左から、浅間山(2569 m、その左は剣ヶ峰)、浅間隠山(双耳峰)、榛名山(鋭峰は相馬山)。


剣ヶ峰、浅間山、そして浅間隠山(1757 m)。

 

浅間山のクローズアップ(望遠、320 mm)。浅間山は街から約80 km遠方、真西の方向に位置する。火口から噴煙が北方向にたなびいている。

 

このとき、太陽が左上から山頂方向に向かって沈みはじめた。しかし、夕刻からの用事はキャンセルできそうもなかった。落日に向かうときの光景に後ろ髪を引かれる思いで、わたくしは撮影を止めた(余談、あいつに引っ張れるほどの後ろ髪?と言われるかもしれないが(苦笑))。

撮影、9月21日、午後4時頃、群馬県桐生市にて(日の入りの時刻は午後6時頃)。


ブックマークとしてリンクしている写師センさんのブログ(星山花、大自然を撮る)には、この日の見事なダイヤモンド浅間が記事になっている。秋分点 ダイヤモンド浅間 https://blogs.yahoo.co.jp/sen3yma3/18224105.html

 

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2015年9月に、同じスポットで撮影した画像から。

このときは、巻雲が夕日に染まる光景が印象的であった。落日の前に鮮やかな彩雲が現れた。

 

ダイヤモンド浅間と夕日に染まって輝く巻雲

 

落日後での空を覆う巻雲の色彩と躍動感。

 

 


上空の雲の夕焼け、美しさと凄さに魅せられて、2017年9月

2017-09-14 | 

日が短くなりはじめて、夕焼けが美しい時期になってきた。一作日(12日)、空模様は劇的に変化した。早朝は周辺の山々に霧と層雲がただよっていた。午後後半になると、突然にも強い日差しがあたりを照らし出した。上空には秋を訪れを思わせるような雲が浮かんでいたが、日没の頃になるとその雲が夕焼けに染まった。


上空にレンズを向けているとき、そばを通る人々が立ち止まりレンズの方向を見上げた。

 

 

 

雲は部分的に蜂の巣状に見える。蜂の巣状雲は、低気圧が通過して後にゆるやかな下降気流が発生するとき現れると言われている。日差しがなくなると、地上が冷えるようになったのであろう。ともかく、われは物好きだと自嘲しながらも、めったにない夕焼けに出会ったkotsunagiはその美しさと凄さに圧倒されたのであった。

9月12日6時頃、群馬県桐生市にて。


霧と層雲がただよう山城跡(桐生城)、午前7時頃。


シュウメイギク、久し振りの朝日を浴びて、2017年9月

2017-09-03 | 

何日振りであろうか。青空のもとで尾根越しに朝日が差してきた。キレンゲショウマやレンゲショウマの花は終わってしまったが、シュウメイギク(秋明菊)が日差しを浴びはじめた。逆光で見る花の姿はあたたかも陽光を集めるパラボラ反射鏡のようであった。

 

 尾根越しからの陽光を浴びて。


透明な空気を通過してきた日差しが、花びらの純白さを強調する。

 

 


この花では、雄しべが部分的に花びらに変化している。

 

きのうきょう、朝夕の気温が半袖では肌寒く感じるほど低くなっている。先月、当地では真夏らしい暑さを数日しか味わうことができなかった。そして、夏の暑さで全国的に知られている街の名(群馬県)もあまりマスコミに登場しなかったようである。まさかと思いたいが、このまま季節は秋に移行するのだろうか。今月の天候が気になる。


ところで、レンゲショウマの花のあとも朝日を受けていた

 

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9月3日午前7時頃、EOS 6D、EF 100mm F 2.8L、ピクチャースタイル;スタンダード。