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こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

春の訪れを感じて(その2)、山城跡での桜(4月)

2025-04-10 | 雑感

毎日眺めている城山(366m、桐生城跡が残されている)でソメイヨシノの開花が進みはじめた。

昨日は、朝のひととき久しぶりに春霞から解放されたような空模様になった。透明感に富んだ白雲と青空を背景とするソメイヨシノでは、その彩りがレンズを向けたくなるほどが顕著になった。山頂及び山腹での彩りは市内の各所から見えるはずである。

 

 

今日は朝から日差しのない空模様が続いた。明日午前中は青空が見えるだろうとの予報が出されている。ソメイヨシノ、点在するヤマザクラ、芽吹きがはじまった山肌、そして青空、これらの対比が春の訪れをさらに感じさせることを、当方は期待している。

 


春の訪れを感じて、桐生川上流にて (4月)

2025-04-09 | 雑感

周囲の山並みにおいて芽吹きがはじまった。日中と夜間での気温差はまだ大きいが、山肌の彩りは日毎に変化している。今回は数日目に桐生川の上流に設けられているダム湖周辺で撮った画像をアップする。

湖岸にはミツマタが移植されている。数年前に移植されたときに比べて花の広がりはかなり増えている。ミツマタの成長は早い。

今年はミツマタに加えてハナモモが花を開いている。

湖岸では、サクラの花も満開に近くなっていた。

  

 

  

来週、湖岸の道路は花吹き街道になるだろう。

 

ダム湖から離れた場所であるが、アカヤシオがの優しい色と質感をもつ花を開いていた。アカヤシオ(赤八潮)はゲンカイツツジなどと同様に葉が展開する前に花が開く。

 

 

近くの鳴神山(980 m)の山頂付近にはアカヤシオロードが出現する。今年の変則的な天気の影響を受けなければである。かつてはアカヤシオを目指して、この山に週に2回以上は登っていた(標高差500 m)。

 

先々週、クリニックでの血液検査において、ある項目が複数回ほど許容値未満になったので、クリニック紹介のもとにある病院で専門医の診察を受けた。しかし、その疾患に特異的なマーカーに関する血液検査や画像検査おいて異常がみられないので心配はないとの診断を、専門医から受けた。診断結果を受ける前に覚悟していたことは杞憂であったが、気が抜けたような気分になり、記事を更新する気持ちはトーンダウンした。余談まで。

 


この二、三日において、朝日が昇りはじめると (3月)

2025-03-27 | 雑感
この二、三にはスギ花粉と黄砂の影響で、靄がかかっているような雰囲気の空模様になっている。今日も晴れているが、青空はくすんでいる。そして、6時過ぎにフィルターを通したような輝きで、朝日が近くの山から昇っている。
 
太陽の周りに光環が現れている(花粉と黄砂によって)
 
 
 
しかし、このことを当方はマイナスの現象であると思わないことにしている、陽射しによる花びらでの白飛びを気にすることなく、花々にレンズを向けられるからだ。
 
花の盛りを迎えているゲンカイツツジ(光源氏)
 
 
雄しべは白い花弁に変化している。そして、花に遅れて新葉が展開している。
 
 
リュウキンカ(立金花、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草)。開くと花びらが金色に輝く(鮮黄色)。
 
 
ユキノシタ(一昔前、長野県戸隠地区でお年寄りから分けていただいた)。
 
 
デンドロビウム・キンギアナムタイプ
 
 
ナタリーアンジェ(相原真理子訳)「嫌われものほど美しい」草思社 から
ランには「虚栄心に訴える何か」があるらしい。見えっぱりは、他に二つとない、最後の、そしてもっとも美しいランを手に入れることに喜びを感じるのだ。
 
*****
今日の最高気温は23℃であったが、明日のそれは26℃(雨天)、そして来週火曜日(4月1日)では10℃(雨天)と異例の値が予報されている。我が希望は予報が的中しないことである。
 
27、25日他、庭にて。
 

今冬での終雪(?) (3月)

2025-03-06 | 雑感

当地は、一昨日(4日)夕刻から雪で覆われた。今冬2度目の降雪において、積雪は約15センチであった。アップした画像は記録として19時ごろに撮ったものである。

散策コースでの交差点にて、シグナル光が雪で散乱されていた。

シャクナゲ(ツクシシャクナゲ)は葉が大きいにもかかわらず、雪の重みにに負けなかった。

 

雪に対する備えを怠っている者としては、今回のものが終雪であってほしいと思っている。かつて、富士重工(現、スバル、群馬県太田市)の代表的車種であった「レオーネ 4WD」に乗っていたときは、待ってましたとばかりに降雪を歓迎したが。 

桐生市にて、1/40秒、解放絞り、ISO感度 6000、フラッシュ(本体付属)、ホワイトバランスはフラッシュ使用時。

 


ある日の朝に、ゆるい光景(1月)

2025-01-28 | 雑感

先週末から、下弦のときを過ぎた細い月が明るくなった青空に溶け込むように消えた後に、山並みから朝日が昇っている。東側の山並みが日の出直後での陽射しを遮っているからだ。

29日に新月のときを迎える細い月(月齢25)

 

 

目を転じると、山並み方向で雲が輝きはじめた。しかし、その彩りは数分後に消えた。

 

そして、朝日が昇った後に、ひと塊りの雲が太陽の位置まで流れたきた。雲は彩雲に変化し、太陽は眩しくない状態になった。

 

特別の減光フィルターを用いなくても、太陽の形が見える。このゆるい光景に、わたくしは感動を覚えた。

 

雲が去った後に(サザンカ)

 

15日、桐生市にて。

 

 


何気なくレンズを向けて、今朝の月などに(12月)

2024-12-22 | 雑感

今朝は明朝に下弦となる月にレンズを向けた。月は赤城山方向から流れてきた白雲に見え隠れていた。当地では、今月になってからほとんど雨が降らない天気が続いている。そのためか、市内を流れる川(一級河川)での水量も減っている。節水との呼びかけが始まることを、内心わたくしは恐れているが.....

9時頃にて

 

赤城山は雪雲で包まれている。今朝は雲の流れがはやかった。

庭では、シャクナゲ(ツクシシャクナゲ、筑紫石楠花)のツボミが膨らみはじめている。これから迎える本格的な寒さに耐えほしい。

 

*****

昨日は市のホール(桐生文化会館)で「狂言(大蔵流山本会)」を楽しんだ。狂言の演目が終わってから、山本東次郎氏(人間国宝、文化功労者顕彰)と葛西聖司氏(アナウンサー、古典芸能解説者、NHKを経て)による対談に耳を傾けた。山本氏は演目「重喜(じゅうき)」でシテを演じ、僅かの時間で着替えをされて対談をはじめた。同氏は古典芸能「狂言」と「能」とのつながり、対比、狂言の面白さなどについて、狂言師ならでのユーモアを交えて分かりやすく語った。対談(30分間)では、見せる方向に応じて輝きが変化する扇をご自身でデザインされたなど、80歳台後半とは思えない様子での語りに、わたくしは時を忘れて引き込まれた。

 

演目と対談の余韻に浸りながら会場付近で眺めた、空模様と赤城山のシルエット(16時頃)

文化会館と雲が切れている部分での夕焼け

 

12月21日、22日、桐生市にて。

 


ときには、ぶらりと撮ってみて

2024-06-02 | 雑感

先日、隣街(足利市、栃木県)での会合に参加するために、久し振りにJR両毛線を利用した。その際、ぶらりとした気分でスナップ写真を撮ってみた。

両毛線は桐生市内においても高架化されている。駅構内を出て速度を上げはじめる電車は、突然視界が開けるかのように、目抜き通り上の高架橋を通過する。しかし、高架橋からの眺めは数秒間の車窓限定版である。そのため、何気なく車外を眺めていると、この場面はほとんど印象に残らない。

直線状の道路は高架橋から2キロメートルほど北方向に伸びている。

「500メートルさきに「桐生伝統的建造物群」」との案内板が写っている。 

最奥の山並みは1000メートル峰の連なりである。その奥は日本海側の平野まで山岳地帯になっている。

 

到着した「211型6両編成」

桐生駅ホームにて(北方向)

 

 

足利駅までの途中で、赤城山の大きさを実感する。

 

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会合が終わった後、足利駅に近い史跡「足利学校跡」を撮ってみた。

 

文化庁指定「日本遺産 足利学校

宣教師フランシスコ・ザビエルは、日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学として、足利学校を世界に紹介した。

足利学校の創建については諸説あるが、15世紀、上杉憲実(のりざね)は学規を定め、現在「国宝となっている漢籍(かんせき)」を寄進するなどして足利学校を再興した。戦乱の時代においても全国から多くの学徒が集まった。その教えは、儒学を中心としながらも、易学・兵学・医学など多岐にわたり、日本最古の総合大学と呼ぶにふさわしいものであった。

江戸時代になると、足利学校は貴重な書籍の宝庫として幕府から保護された。足利学校の自由で開放的な学びと自学自習の精神は、近世の学校の原点と言える。明治5年に廃校。

足利市ホームページ文化遺産ホームページ「近世の教育遺産群 ...」から抜粋引用)

 

 

 

足利駅前にて

往年、このものは直流型電気機関車として、両毛線や高崎・上越・東北本線で活躍した。かつては、パンタグラフが残っている状態で保存されていた。

「現在でも完全形で静態保存されている貴重な存在です。」との説明文には似合いそうもない画像として、手持ちのカメラは機関車をディスプレイに映し出す。当方のカメラは非情である(苦笑)。

 

ー5月下旬ー

 

JR両毛線は「高崎駅(群馬県、北陸新幹線、上越新幹線、高崎線・上越線、信越線、吾妻線、八高線、上信電鉄)」と「小山駅(栃木県、東北・北海道新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、東北本線(宇都宮線)、水戸線)」をターミナルとするローカル線である。しかし、同線は高崎市、前橋市、伊勢崎市、桐生市、足利市、佐野市、栃木市、小山市(合計人口は100万人以上)を結んでいる(一部、複線化)。足利駅の隣には「足利フラワーパーク駅」が新設されている。桐生駅は「わたらせ渓谷鐵道(旧JR足尾線、旧足尾銅山)」のターミナルである。

 


清明 (2024年4月4日)

2024-04-05 | 雑感

今日は日差しが全くない状態が朝から続いています。ところで、昨日は朝夕での空模様、朝日を浴びるレンゲショウマの新葉やツバキの花などが「清明」に相応しい景物として、わたくしには印象的でした。

 

午前7時過ぎ、雲が切れて澄み渡った青空が現れるとともに、前夜での雨に由来する白い霧が山並みから立ちのぼりました。また、ところどころで、山桜が目立つようになりました。

 

そして、近くの山林では、幾分か萌葱色が目立ちはじめました。間もなく、林は新緑で覆われるでしょう。

 

朝日が雲で隠されたとき、淡い彩雲が青空に彩りを添えました。そして、彩雲を横切るように一筋の飛行機雲が伸びました。飛行機雲も彩雲に仲間入りして微かに虹色を帯びています。

 

朝日を浴びるレンゲショウマ(蓮華升麻)です。寒さで発芽が遅れていましたが、このところの暖かさで、新芽は僅か一週間でここまで成長しました。今春での成長の早さにいささか驚くとともに、日差しによる葉焼けを防ぐ準備を早めなければと思っています。

 

ツバキ(玉之浦・グリターズ)の花も朝日で輝きました。先月中旬までの異例の寒さでダメージを受けましたが。

 

午後6時頃のことですが、山並みの上に流れてきたレンズ状の雲が夕日に染まりました。夕焼けでの穏やかな色合いは暫く残って欲しいと思いましたが。

この時間帯での変化は早く進みます。

 

画像は別方向での夕焼けです(午後6時過ぎ)。

 

 

ー  桐生市にて ー

 

 


朝霧ではじまった今年の弥生(3月)

2024-03-01 | 雑感
午前8時頃、雨が止み街並みが日差しを浴びはじめると、周囲の山並みが濃い霧で包まれた。そして、日差しが強くなるにつれて、山頂に桐生城址がある城山(381 m)を覆っていた朝霧は消えた。ともかく、春の到来を想わせる空模様で(最高気温 14.5℃(午後2時)、最低気温 2.5℃(午前5時))、3月がスタートした。










昨夜からツボミの一部が膨らみ、今日午前7時頃に花が開いたデンドロビウム(洋ラン、ノビルタイプ)



撮影:2024年3月1日



秋景、11月上旬も明日まで、2023年

2023-11-09 | 雑感
11月に入ってから、この時季とは思えないような天気が続きましたが、当地では昨日から秋の深まりを感じさせる空模様になりました。

今朝は、午前7時過ぎから上空を覆っていた雲が切れて、この時季らしい色の青空が現れました。さらに、遅れていた山肌での黄葉・紅葉化もはじまりました。



間もなく、山頂付近の大樹も黄葉で覆われるはずです。黄葉の背後から月が昇る場面を、当方は期待しています。



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さて、昨日は早朝から全くといってもよいほど雲が浮かんでいなかった空模様が夕刻まで続きました。画像は、山並みが朝日を浴びたときに撮ったものです。東側にも山並みがありますので、この山並みは市街地に先がけて日差しで浮き出ます。


黄葉・紅葉で覆われた山肌が朝日で浮き出る場面を、当方は待っています。山腹右側でのソメイヨシノの群れが他の樹木の群れに先がけて色付いています。






奥の山並みで標高は 1,000〜1,100 m です。ときには、右奥の山頂やそれにかかる雲が選択的に朝日や夕日に染まります。



自分自身も朝日を浴びながら、山並みから朝日が昇る場面にレンズを向けてみました。


庭のゲンカイツツジ(玄海つつじ)においても紅葉化がはじまりました。あまりにも変則的であった今年の夏と初秋を過ごした葉が、枯れずにどこまで紅葉化するか、バロメーターとして色付きの変化を追いたいと思っています。



落日直後、いわゆるマジックアワーでの彩りです。落日の方向ではありませんが、前々日に雨が降りましたので、あまり低くない湿度を反映して、山並みの上空が夕焼け色を帯びました。



南西方向での彩りです。これからはマジックアワーでの彩りが濃くなります。落日直後での散策を寒くなるまで楽しむつもりです。



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先月末から、野暮用で記事の更新をストップしていました。

撮影: 8、9日