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こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

桐生川での紅葉 2017年(その9)、渦への映り込みでの三原色(RGB)

2017-12-05 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川での紅葉の特徴は渓流への映り込みであろうか。前記事で、水面に見られる渦での豊かな色彩の映り込みを紹介した。ここでは、映り込みにおいて、赤(R)、緑(G)、そして青色(B)のそれぞれが目立つ画像をアップしてみた。

 

モミジの大木による映り込み。


青葉の映り込み。スポットの近くには常緑樹そして竹が生えている。


青空の映り込み。 紅葉に日差しが当たらないときに現れる。

 

渦を県道(旧道)で眺める。このときは、空が雲で覆われていた。地元の長老によると、この地にはかつて自家発電所が設けられていたとのことである。

 



撮影、11月25-12月4日。撮影と現像(RAWで撮影)でのホワイトバランスは太陽光、コントラストを強めに設定。現像ソフトはキャノンのDPP4。

 


桐生川での紅葉 2017年(その8)、水面に見られる渦への映り込み

2017-11-29 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川での紅葉は終盤に近づいているが、渓流への映り込みはもう少し楽しめるだろう。ダム湖下流のスポットでは、被写体として実に魅力的な映り込みが現れている。とくに、水面に見られる渦においては、紅葉、黄葉、緑葉、そして青空などが、このシーズンならではの豊かな色彩の映り込みを生み出している。

今週での映り込みから

25日

緑葉の映り込みが加わっている。


青空の映り込みによって、瑠璃色の輪が現れる。

青空の映り込みがもっとも美しかった瞬間に(ブレているが)。

小さな宇宙を連想しながら。

 

モミジの紅葉が進んでいる(29日)。

太陽の高度が変わったときに現れた突然の輝き。

 

ところで、日差しが雲で遮られると、映り込みは薄くなる(25日)。 

 

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このスポットでのモミジの大木である。

 

撮影日、25日と29日。

EOS 6D、50D、EF 70-200 mm F4L、ホワイトバランスは太陽光、RAWで撮影、現像ソフト DPP 4(キャノン)。

 


桐生川での紅葉 2017年(その7)、桐生川ダム下流での紅葉

2017-11-23 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川ダムの下流でもモミジの彩りが目立つようになった。今日は午後から天候が回復したが、冷たい風が吹いた。

 

 

23日午後4時頃に撮影。

 

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紅葉が進むと、青空と紅葉の映り込みによる相乗効果(シナジー効果)が現れるだろうか。

 

21日昼頃に撮影。


桐生川での紅葉 2017年(その6)、早瀬での青空の映り込み

2017-11-21 | 桐生川・紅葉{桐生川)

ダム湖下流でのスポットにて

この彩りに気づいたとき、わたくしはこの場をしばらく離れることができなかった。青空の映り込みが刻々と変化したからだ。

 

日差し(木漏れ日)の位置によって、彩りはかなり変化した。

 

別の位置では、渦巻き状の彩りが見える。

 

ここでの紅葉はこれからだ(見頃は今週末頃からであろう)。

 

撮影、11月21日午前、望遠、ホワイトバランスは昼光。

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このスポットでは、かつてこのような映り込みを撮ったことがある(2013年11月下旬)。


桐生川での紅葉 2017年(その3)、古木での彩り

2017-11-13 | 桐生川・紅葉{桐生川)

昨日は秋晴れの日曜日、川沿いのスポットでは多くの人々が紅葉と映り込みにレンズを向けていた。紅葉に取り憑かれた者として、わたくしはダム湖の上流に向かった。最初の目当ては支流の皆沢川に生えている古木である。川を覆うかのようにせり出した太い枝の一部が折れたり、先日の強風で部分的に葉が散ったりしているが、古木の紅葉は落ち着いた色に染めあがっていた。

日差しの方向が変わるにつれて、レンズを向けたくなる場面が現れる。

 

 

 

発色を抑えて撮る。古木に鮮やかさは似合わないかもしれない

 

枝先の葉が逆光で撮れるまで待って。

 

幹が浮き出るときに。幹を覆うシダなどの黄葉が始まっている。しかし、小さな枝先での紅葉は散っている。今年は自然現象(大雨と強風)によるダメージが小さくないようである。

 

11月12日午前、桐生市梅田町にて。ホワイトバランスは太陽光。望遠(EF 70-200 mm F4L)、開放絞り。


桐生川での紅葉 2017年(その1)

2017-11-10 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

このところの朝夕の冷え込みで、紅葉前線は低山地帯に下りてきたようである。地元の桐生川では、ヤマモミジなどの紅葉が目を引くようになった。秋晴れでの日差しを浴びる紅葉は、彩りが鮮やかであった。

皆沢川(桐生川に流れ込む支流)にて。逆光で見る古木での紅葉は魅力に満ちている。

 

 

 

 


梅田ふるさとセンターの上流にて。

 

 


 

このスポットでの清流への映り込み。今回は高速シャッタースピードで撮ってみた。

 

 


川岸には一株のミツマタが生えている。ここでミツマタにレンズを向ける人を自分以外にいないかもしれない。

 

 ふるさとセンター付近にて。

 

なお、紅葉には葉がめくり上がり枯れかかっているものが見受けられる。先日の強風と台風のよる影響が現れているのであろうか。とくに、広葉樹では黄葉がかなり散り始めている。

撮影、11月10日午前、桐生川ダムの上流にて。ピクチャースタイルは景色、色温度は昼光色(一部、日陰)。

 


ほんりゅう(奔流)、桐生川上流にて 2017年11月

2017-11-04 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川の上流では、いつもより勢いを増した流れが大きな音を立てている。その有様はまさに奔流そのものである。台風21号と22号が接近したときの大雨で山側から流されてきた枯れ葉が道路に散らばっている。このようなとき、わたくしは落ち葉を踏みしめながら激しくも清らかな流れにレンズを向けてみたくなる。

ここでのモミジでは、色付きがこれからだ。

対岸の山からの木漏れ日で浮き出るミツマタの小さな群生地。


流れを望遠で切り取る(シャッタースピード、1/900-1/4000 秒)。

流れは岩で砕ける。


川岸ではモミジの色付きが始まったばかりである(低速なシャッタースピードにて)。


再び高速なシャッタースピードで。

川が狭い岩の間を流れるスポット(危険な箇所)で。

 

身の安全を確保してから、奔流にレンズを向ける。

 

 


11月3日午前、桐生市梅田地区(桐生川ダムの上流部)にて、EOS 6D、EF 70-200 mm F4L。

 


昨日は日差しを浴びていたが、桐生川上流での桜。2017年4月

2017-04-17 | 桐生川・紅葉{桐生川)

昨日は市内を流れる川の上流で、咲きそろった桜の花が暖かな日差しを浴びていた。ここでは、市街地にくらべて一週間以上遅れて花が見頃になる。渓流の水のためであろうか、花には瑞々しい質感が保たれていた。


 

 

 

 

 

夕日が対岸の山に沈む直前にて。

 

 

今夜はやや強い雨が降っている。花は明日まで悪天候に耐えることができるであろうか(耐えてほしい)。


撮影、4月16日午後4-5時頃、桐生市梅田町にて。


追記

昨夜から今朝にかけて風雨が強くなるとの予想は外れた。しかし、日中の最高気温は29℃であった(18日)。


 


桐生川での紅葉 2016年 (その6)、続・ダム下流での紅葉と映り込み

2016-11-26 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川の紅葉について、落葉との紅葉情報がTVなどで出されるようになった。ところで、桐生川ダム下流のスポットでは、紅葉が依然として見頃になっている。今日は午後3時頃、上空を覆っていた厚い雲が突然切れて、日差しが紅葉に当たるようになった。


ここでは、流れが緩やかでにあるために、静かな映り込みが見られる。


 

 

 

 

逆光にて(川岸での紅葉)



 順光にて(スポット下流の橋から)

 

 上空が雲で覆われていたときに。今日の水量は少なめであった。

 

11月26日午後2時半ー3時半頃、桐生市梅田町4丁目。崖下の川に下りる経路はぬかるんでいる。