揺れる川沿いの水草
泳ぐ魚達を求めて
群がる小鳥達と水鳥
ぼんやり見てる僕は
優しい風に包まれて
子供達は何も思わない
遊ぶ 話す 誰かを呼ぶ声
雲はゆっくり流れて
優しい陽射しに見られて
君と同じ時間を過ごして
君と一緒に泣いて
君と一緒に笑った
そんな当たり前のことが
遠い記憶の中に
静かな街並みにひとり
ただ歩き 立ち止まると
カラスがこっちを見てた
背を向け 知らんぷりして
悲しげな視線を感じながら
また歩き続けた
子猫はいつものように
草むらに逃げ込んで
ひっそり咲く花に気付く
君と見たいつもの風景は
季節が変わるよ
去年もその前も
そんな当たり前のことが
遠い記憶の中に
泣いて 笑って 怒って
ケンカして 仲直りして
そんな普通のことが
また訪れますように