ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
元気になってくれたり、勇気をもってくれたら最高です。
ゆっくりご覧くださいね。

このまんまで

2015-12-08 00:01:34 | ポエム
小細工すればするほど 人は離れていき
嘘をつけば 隠そうとしてしまうから 
やっぱり疲れるだけで 誰かにいつも
見られてるような気がして落ち着かない

それでも 嘘をつきたくなったら 僕は
大袈裟だけど 離れる覚悟でいつも
真実を話してきたつもりだ

街歩く人達はいつもなぜか忙しそうで
何がこの先にあるのか?わからないけど
とにかく早く 歩く 信号もかわらぬ前に
電車では誰もが無口で画面に夢中で

感情は記号かスタンプで言葉は人差し指
リアルかバーチャルか 争うことから逃げて
目の前で倒れている人にすらカメラを向ける



上手くいかないときは落ち込んだりするけど
とにかく 出来ること 簡単なことから始めた
波に乗れば何をやっても上手くいくもので
それでも何かを壊したくて 音をたてて崩れ落ちた

心のガラスは修復不可能で悔しくて涙を流し
誰かの為に何かをすればするほど裏切られて
新しい人達に出会えて また新しい道を歩く


わがままで 愛想もなく 自分のことばかり考えて
ケンカもしたし 恋もしたし 何もできない大人を
不甲斐なく思ったりもしたから 僕は僕で
僕の力で生きてやろうと誓った15の春

夢の実現の為に汗を流し 涙を流し ガムシャラに
真っ直ぐに ただ真っ直ぐに 真っ直ぐに
情熱をかたむけた20の夜

大人になってわかったこと まだわからないことも
沢山あるけれど まだまだ 捨てたもんじゃない
いつからでもスタートラインに立てばいい
いつもここから 信じた道を歩けばいいと思う

100%なんて答えはどこにもないのだから
人にどう思われても 負けない気持ちがあればいい
そうあの頃と同じ思いを誓った40の夜