鳩と鯉そして水鳥達

ずっと流れる川を見ている
喉を鳴らしながら鳩が近づく

空はこんなにも透き通っている

上手くいかない時はこんなもの
ついてないやと自分が嫌になり
どうしていいのか
ますますわからない



穏やかに時は流れ 鯉がゆっくり泳ぐ
プカプカ浮いてる水鳥達がいっせいに飛び立つ

騒ぎだす子供達 餌をやる老人

みんなひとりじゃないと言うけど やっぱり一人で涙する
年を重ねると窮屈になるみたいだ



鳩が僕の指をつついてく 見つめながら喉を鳴らして離れていく

考え込むサラリーマン 母親達はお喋りに夢中で

必死に頑張って廻りが見えなくなって 気付いた時には遅すぎて涙が止まらない


後悔してないか？これでよかったか？あの時 あの一瞬 あの場所 あの一言

孤独

時々強烈な孤独感に襲われる
穏やかな時間が流れてるのに

何を見ても何を聞いても上の空で
今までもそう　これからもそう

何がいけないのか？この気持ち
4月なのにやけに寒い

一人ぼっち　一人ぼっち
誰かの胸で眠りたい


時々強烈な恐怖に襲われる
空はこんなにも透き通って

何をしても悲劇のヒロインみたいに
孤独を演じる偽善者か？

飲みに行こうか？遠回りするか
やけに今日は身体がだるい

やっぱり一人おいてけぼり
誰かの温もりがほしい



話を聞いてよ　お願いだから
そっと僕に寄り添って
話を聞いてよ　君の胸で眠りたい