WOLK WOLK THINKING

出来ることと　出来ないことと
うつむき歩く人達の中で考える

様々な人たちが僕の横を通り抜け
どこへ向かうのか気力のない人混み

公園では煙草吹かしながら
遠くを見つめてる人達

電車では携帯をがむしゃらに見つめてる


出来ることはなに？出来ないことはなに？
もがいてる僕は街を見つめている

若者たちは夢があるのかな？
力のない人ほど大きな声で叫んでる

それでも交差点で交り合う人混みは
誰もが黙ったまんまで避け合ってる

ネオンは今日も消灯したまんま


声にならない声を少しだけ覗いて
なにも出来ない僕はただ街を歩いてる

勇気のある人たちの横をそれでも
黙ったまんま通り過ぎる人達

自分に必死で自分のためだけ
僕もいっしょ　何もできないもどかしさ

自分のできることを考える・・・


川の畔ではブルーシートに包まれて
駅の通路には段ボールが並べられ

幸せは何？ってまたふと考え込む
お金がすべてと言うならば悲しい

誰かのために　何かのためにとずっと
深く考え込んで　また街を歩いた

自分のできることを考える・・・・

無力な私なりに

何もできなくても　

それでも

何もできなくても　


少しでも

力になれたら　


ほんの些細なことでも


少しでも力になれたらと

無力な私だけど・・・


毎日の流れの中で　

それでも

いつもと違う暮らしの中で


人は変われる　

人はいつも

立ちあがっていく　


生きてる限り

無力は無力なりに・・・



枯れ果てた涙も　

いつかは

笑顔になれると信じて


そう　笑ってよ　笑ってよ


笑っていく　

私なりに