ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
元気になってくれたり、勇気をもってくれたら最高です。
ゆっくりご覧くださいね。

嘘じゃないので

2021-03-26 23:54:01 | ポエム
大和川に沈む夕日を二人見つめていた
川沿いを歩く僕は一生懸命夢を語った

大声で歌った歌は何か忘れちゃったけど
僕は確かに 君が好きだったんだよな

あのジャングルジムも帰り道も交差点も
色褪せない 色褪せさせない 黄色い自転車

嘘じゃないことが伝わらなくて恋は
なんて切なくて 悲しくて 悔しくて

あの頃に戻れたならば もう一度
あの頃に戻れるのかなー


寄り添う二人 君は何を思っていたんだろう
お互いに若すぎたのが それが青春という

嘘じゃないことを君はわからなくて夢は
現実と消え 僕も伝えきれなくてそれでも

一緒にいたことは事実で共に過ごした時間
青春という言葉で片付けられて終わってしまう

一生懸命伝えようとすればするほど
遠くに離れていくようで辛かったから

もう一度生まれ変われるのなら
もっと君を好きでいられるのになー


今でも大和川に夕日は沈む あの頃と違うかい?
離ればなれになったけれど 僕は今でもみてるよ

黄色い自転車 ジャングルジム 黄色い巾着
あかさたな 白いスープ コーヒーゼリー
そして広いグランド









自由と民主

2021-03-12 21:50:44 | ポエム
僕たちは自由を求めていたはずだった
だけど虚しく切なくだけど立ち上がる

時に強力なリーダーに促されていく
人は感情を失い 妥協しあい そして

誰も望んでいない暮らしが始まってしまう


群衆心理とは責任もなく 甘えて 流されて
思考が停止されて 情緒的な訴えに反応する

自らの暮らしと自由と夢を 誰かに託す
求めているのは大したことではなく

小さな幸せを受け継いだリーダーたちに


意思を持ちながら 協調 妥協 バランスで
自らの基準の幸せを達成するために

生まれた環境や暮らしと出会った人たち
運命とは本人だけの責任でもないらしい

だけど意思を持ち続けることが大事だ


お金だけが必要か 崩れてゆく人もいる
集団生活に馴染めない人もいるし

心から崩れ落ちて 誰にも話すことができない
助けてほしいの一言も言えない そんな

世の中を望んで生まれてきたのだろうか


多数決で決めることは怖さを含んでる
たった一人の主張も時に大きく変える

問題の解決をすべてリーダーに任せたり
小さな解決方法は足元に転がっている

平等と自分の基準の幸せを求めてく


すべての自由は人を孤独にする
すべての自由は人を不安にする

きっと人は一人で幸せはつかめない

仕組まれた自由の中で自分の存在を
仕組まれた自由の中で自分の価値観を
仕組まれた自由の中で自分を掴もう