ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
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ゆっくりご覧くださいね。

君の残した時計0723

2023-11-05 13:16:10 | ポエム

暑い夏の日 君が突然いなくなって
長い夏に終わりを告げようとしている

朝晩は少し肌寒くて そして陽射しが
降りそそぐ太陽の光にまみれている

君の残した時計は時を刻んでいる

工場の隙間を走り抜く 君の仕事を
僕は今 引き継いで アラームが鳴り響く


そこを抜けると広い広い海がある
潮の香りと工場の煙と埃っぽい風がある

朝焼けは早起きした特権なんだろうか
やけに綺麗すぎて 赤になるのを望む

それでも君は時を刻む時計を残した

埃っぽい町の隙間を走り抜ける 仕事を
僕は今 引き継いで アラームが鳴り響く

君が残した時計は時を刻み 
決まった時間にアラームが鳴る
君がそばにいるようで
君の残した言葉が蘇る

友よ永遠に。。。