ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
元気になってくれたり、勇気をもってくれたら最高です。
ゆっくりご覧くださいね。

あの夜の決意

2010-12-23 02:03:00 | ポエム
いろんな人が僕の前を通り抜け
また久しぶりに会うと思いだす

寒くて震えたあの夜も
蒸し暑くて苦しかったあの夜も

アスファルトに転がる落ち葉の匂い
名も知らぬ小さな花さえも

歯を食いしばってやっとここまで来た
手の届く場所までやっと来れた

諦めないで もうひと踏ん張りしよ
みんなのために もうひと踏ん張りしよ


「もう一度一緒にやりたいね」って
「今なら絶対上手くいくはずさ」って

あの頃は何も分からなかったけれど
あれから随分大人になったはずだから

僕たちはあれからいろんな経験をした
裏切られても恨み切れずに泣いた

奥歯が割れるくらいに噛みしめて
悔しくて眠れない夜もあった

諦めないで もうひと踏ん張りしよ
僕たちのために もうひと踏ん張りしよ


まだまだ 逃げちゃだめさ 諦めないで
まだまだ あの頃の魂は死んじゃいない


いろんな人が僕の心の中にいる
いろんな人の思いが心にある・・・











真っすぐな「夢」

2010-12-20 18:41:00 | ポエム
冷たい風が僕の心を突き刺す
見慣れた景色を抜けて車を走らせる

人影まばらな神聖な場所に立ち
真っすぐに伸びた木々たちが笑ってる

誰もが「夢」を忘れ行く中で
絶対譲れないものがある

何のためにここまで来たのか?
誰のためにここまで来たのか?

矛盾だらけの都会の真ん中で
今広げた夢をもう一度まとめていく


何が待ってるのかはわからない
真っすぐに伸びた木々たちが笑ってる

いろんな人たちとの出会いがある
いろんな人たちとの別れがある

泣いて泣き明かした夜もある
必死に踏ん張ってきた汗もある

幾つになってもあの時掲げた「夢」
馬鹿にされても追いかけた「夢」


もう一度この場所から歩いていく
広げた夢をもう一度追いかけて

真っすぐに伸びた木々たちが笑ってる
それでもなお 笑っている・・・

振り出しに戻る

2010-12-13 14:18:00 | ポエム
何かが音を立てて崩れたとき
力の一つも出てこないとき

「いつもそう」とあきらめるより
何でも人のせいにしようとしても

知らぬ間にふっとため息をついてる
悲しくて 寂しくて 悔しくて

涙ボロボロ溢れてきても
誰にも見せられない顔になっても

スタートラインで準備する
今からの新しい出会いのために

知らぬ間に君の笑顔を思い出す
楽しくて 嬉しくて 会いたくて

まだまだお山の上までは登っていない
まだまだお山の上までは登っていない

崩れ落ちた岩たちをよけながら・・・

また振り出しに戻るだけ・・・

CORE

2010-12-02 01:40:00 | ポエム
初冬の日差しに包まれながら僕は将来(みらい)を想う
池には疲れた鳥たちが羽を休めるかのようにゆっくりと

川面に描きながらまた明日へ向かうために浮かぶ
側に見つめる子供たちもこれからいろんな困難があるだろう

歴史はずっと繰り返しているから きっと繰り返すんだろう
でも少しだけほんの少しだけ前に進んでまた涙流すんだろう

犠牲に散って逝った人たちのためにきっと生きていく
出会った人たちとこれから出会う人たちのために生きる

僕は静寂な空気の中で優しい日差しの中でゼロに戻り
出会った人たちの顔 声 雰囲気を身体に浴びている

心は少しだけ落ち着いて僕は将来(みらい)を想う
群衆の中での僕とは違う心の中の僕に出会った

初冬の日差しに包まれながら僕は将来(みらい)を想う
僕は何処へ行くのか?何処へ向かっているんだろうか