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新京極通り

2006年01月19日 | 京都
京都では、街の中の意外な所に寺や神社があります。時には、ビルとビルの間、あるいはビルの中にあったりします。四条新京極にある「そめどのさん(染殿院)」などその最も驚くべきものでしょう。正面から行くには「林万昌堂」の店内を通らなければなりませんし、新京極通りからは怪しげな路地に入り込まなければなりません。

寺町・新京極通りの界隈は、夕食の行き帰りなどにぶらぶらします。目的は特にありませんが。



錦天満宮。錦市場の東のつきあたり、新京極通との交差点にあり、その名が示すように菅原道真を祀っています。3人の女子高生がお守りを品定め(?)していました。



錦天満宮にて。



錦天満宮にて。



矢田寺にて。矢田寺は三条寺町にあります。場所を表す京都風の表現の仕方は上手くできません。
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相国寺

2006年01月19日 | 京都
今日は拝観の間寒い思いをしてきましたが、最後に相国寺に寄りました。特別拝観をしていて法堂などを見てまわれるのですが、境内をぶらぶらしただけで引きあげました。



法堂。
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大徳寺 瑞峯院

2006年01月19日 | 京都
ここも方丈の庭が目当てで訪れました。受付は裁縫中の女性が手を休めてやってくれました。昔懐かしい感じでなんとなく嬉しくなります。最初は独り貸切状態でしたが、後から男性が一人やってきました。しかし、この男性私を避けるように方丈の反対側にまわって庭をみているので、互いに独り貸切の状態と同じです。拝観中は雪がずっと激しく舞っていました。



玄関へ。雪が激しく舞い始めました。



方丈前庭、独座庭。



方丈前庭、独座庭。



方丈前庭、独座庭。



茶室前の静かな入り海。方丈前の荒々しい様子と雰囲気が全く異なります。



方丈裏庭、閑眠庭。



方丈裏庭、閑眠庭。



方丈と庫裏の間の坪庭。雪が激しく舞い落ちているのがわかると思います。



同じく方丈と庫裏の間の坪庭。ここは今は寒いですが、夏は涼しそうな感じです。

帰り際、裁縫の女性に挨拶すると、にっこり微笑んで見送ってくれました。
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大徳寺 芳春院

2006年01月19日 | 京都
大仙院の次はすぐ近くの芳春院です。ここは普段は拝観できませんが、今は「冬の京の旅」の特別拝観で観ることができます。芳春院とは前田利家夫人松子の法号で、ここは前田家の菩提寺となっています。

訪れたタイミングがよかったのか、着いた時十数人の拝観者がいましたが出る時には数人だけという状態で静かに拝観できました。帰りの参道で数組の賑やかなグループとすれ違いました。運がよかったです。



芳春院への石畳道。



玄関の花頭窓の前には素敵な花器に生花が。遠目にも引き付けるその姿に素晴らしいセンスを感じます。



方丈南庭「花岸庭」。この時は雪が舞っていました。



方丈南庭「花岸庭」。



方丈南庭「花岸庭」。この時は薄日が射していました。



飽雲池、打月橋、呑湖閣。

芳春院の次は瑞峯院です。途中大徳寺仏殿に寄りましたが、その前で大仙院で一緒に説明を受けていた女の子にまた会いました。住職にサインをもらって今まで話を聴いていたそうです。大仙院の住職はある意味有名みたいです。この女の子のように若くて素直だと住職の話も有難いと思うかもしれませんが、私には有難迷惑です。それで、さっさと芳春院に向ったのです。

女の子は寒いしお腹が空いているといいます。私はいざという時の為にパン(志津屋の)を2個持っていました。近くに腰掛けられる場所があったので、パンを1個づつ二人で座って食べました。私はポットに暖かい飲み物も持っていたのですが、これはカップが一つしかないので、女の子には自分の冷たいペットボトルで我慢してもらいました。暖かい飲み物と厚手の靴下は冬の京都拝観の必需品です。

私と同じく青春18切符を使ってやってきたそうです。私は鈍行で京都まで10時間かかりますが、その子は広島からで7時間で来るそうです。パンを食べて一息ついて、私は瑞峯院へ、京都が二度目だという女の子は銀閣寺に向いました。
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大徳寺 大仙院

2006年01月19日 | 京都
「あぶり餅」の後は、大徳寺です。まずは大仙院です。



大仙院への道。真っ直ぐ行くと芳春院です。大仙院へは右へ曲がります。



右へ曲がると魅力的な路地が現れます。ここも真っ直ぐ行くと真珠庵で、今度は左へ曲がります。



これが大仙院への入り口です。

方丈を囲むように素晴らしい枯山水庭園があります。しかし、写真撮影禁止なので、それらを紹介することができません。私が訪れた時は昼時だったせいか、あるいは特別拝観中の芳春院へ人が流れるのか、ほとんど貸切の状態でじっくり庭を拝観できました。

蓬莱山の東北庭、舟石のある東庭、そして大海の南庭へ至る流れが有名ですが、私にはいささか具象的であるように思えました。それがこの庭の魅力と言われれば返す言葉はありません。蓬莱山からの水は西側にも流れるのですが、その流れにあたる方丈北西の庭が気に入りました。簡潔で、静謐な感じがします。他の庭が具象的なので、余計にこの庭の簡潔さが心にしみるのかもしれません。

寺の方の説明も受けずに庭を一通り見た後、独り広縁に座してのんびり南庭を眺めていました。南庭の南西に沙羅双樹の木が植わっていますが、これは方丈北西にある蓬莱山に対応しているのだと思います。蓬莱山から流れた出た水は方丈の東と西の二手に分かれてこの沙羅双樹に向って流れることになります。そして、東の流れは具象的に、西の流れは抽象的にそれを表現していると考えられます。そう考えると東の流れがあまりに具象的である理由が説明できると思います。

この庭は性格の相反する二つの流れが相補しあうことで出来上がっていて、方丈を中心にしてある意味対称的であるともいえます。また、どちらの流れであっても(道は違えど)、所詮沙羅双樹の木(釈迦を象徴している)に至るともいえます。これがこの庭に対する私の解釈です。

しばらく貸切状態で庭を見ていましたが、そろそろ帰ろうという頃二人の拝観者がやってきました。それで寺の方が説明をするのでよければ一緒にと声をかけてくれたので、もう庭に満足していましたが説明を受けることにしました。一通りの説明より独り庭を眺めて得たものの方が多かったです。
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